石川県は、2025年大阪・関西万博において、県の魅力である「祭り」と「食文化」をテーマとした特別イベント「石川の日」を、8月27日(水)から31日(日)まで開催します。「石川の日」は、8月27日(水)に開催される「祭り」イベントと、同日から5日間にわたり実施される「食文化」イベントの2本柱で構成されており、地震や豪雨へのご支援に感謝を込めて、石川県の「祭り」や「食文化」をはじめとする多彩な魅力を国内外に紹介します。

併せて、本日7月18日(金)より、「石川の日」特設サイト(https://expo2025-ishikawa.jp/)を公開します。特設サイトでは、イベントの詳細や予約情報をご案内しています。

「石川の日」は、「祭り」イベントと「食文化」イベントの2つのイベントを通じて、石川県の豊かな「祭り」や「食文化」をはじめとする多彩な文化の魅力を国内外に紹介するとともに、国際文化交流を通じての平和へのメッセージ発信や地震や豪雨からの復興に向けた取り組みについても広く紹介し、実際に石川県にお越しいただくきっかけになるようなイベントを目指しています。

※8月31日(日)は10:00~12:00の開催となります。

「祭り」イベントのテーマは、「いしかわの祭り~未来へつなぐ伝統と能登復興の響き~」。

「祭り」は、石川県の魅力を形作る伝統文化で、特に能登の祭りは、能登の方々にとって魂の拠り所ともいうべき重要なものであり、力強い復興のシンボルともいえます。 震災を乗り越え、通常開催に向け取り組む、能登町の「あばれ祭り」や珠洲市の「飯田燈籠山祭り」など、20団体、総勢1,000人以上の出演者による石川県内の様々な祭り披露、伝統芸能や踊りのステージパフォーマンスに加え、19市町の魅力を紹介するPRブース、石川県の特産品を販売する出張輪島朝市、復興の歩みを伝える展示など、多彩な祭りや文化の魅力あふれるイベントを開催し、地震や豪雨から、徐々に元気を取り戻し、前を向いて取り組んでいる能登の「今」を発信いたします。来場いただいた方には、能登、石川の応援団として想いを寄せ続けていただけますとありがたく思います。

加賀鳶梯子登り(金沢市・加賀鳶梯子登り保存会)御陣乗太鼓(輪島市・御陣乗太鼓保存会)

加賀鳶梯子登り(金沢市・加賀鳶梯子登り保存会)

イベントのオープニングセレモニーには、馳浩知事が登壇し、石川県の魅力を力強くアピールするとともに、地震や豪雨への支援に対する感謝の気持ちを来場者に伝えます。また、イベント後半には、パリオリンピック新種目「ブレイキン」の日本代表選手、「Hiro10(ヒロテン)」の名でも知られる大能寛飛選手と子ども達によるパフォーマンスステージを開催します。

「食文化」イベントのテーマは、「石川の美食を世界へ~食文化の魅力を丸ごと体験~」。石川県を代表する3人の若手料理人による万博限定の特別料理(※事前予約制)を、輪島塗や九谷焼などの伝統工芸品と共に味わっていただく「特別なレストランパフォーマンス」を提供し、石川県の食文化を発信します。

池端 隼也氏輪島「ラトリエ・ドゥ・ノト」オーナーシェフ川嶋 亨氏七尾「一本杉 川嶋」オーナーシェフ大友 佐悟氏金沢「大友楼」八代目当主

池端 隼也氏輪島「ラトリエ・ドゥ・ノト」オーナーシェフ

輪島「ラトリエ・ドゥ・ノト」オーナーシェフ

また、県内蔵元らが登場する「石川の地酒セミナー・飲み比べ体験」(参加無料)や、金沢の老舗菓舗の職人から直接教わることのできる「和菓子づくり体験」(金沢市と連携・参加無料)などの体験イベントも実施するほか、県内老舗料亭が所蔵する工芸品の特別展示や、地震や豪雨からの復旧・復興に取り組む事業者の姿を紹介する映像も上映し、来場者の皆さまに石川県の食と伝統、そしてそこに込められた想いを広く感じていただける内容となっています。

万博限定特別料理は予約制でのご提供となります。7月22日(火)19時より予約サイトにて受付開始します。

商工労働部産業政策課 基幹産業・食文化推進グループ