| 「収入を増やしたい」でも「制度が複雑」、複雑化する"年収の壁"にどう向き合う? |
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| 調査背景 | ||||||||||||||
| 2025年から、所得税の支払い義務が発生するボーダーラインである『103万円の壁』が最大160万円まで引き上げられることが決まっています。この引き上げにより、現在年収103万円以下の方の働き方などは変わるのでしょうか? | ||||||||||||||
| そこで労務SEARCH編集部では、103万円の壁の引き上げに関する影響を把握するため、年収103万円以下の男女300名を対象にアンケート調査を実施しました。これからも労務SEARCHでは、管理部門の悩みを解決できるようなアンケート調査を実施し、バックオフィス業務に役に立つ、価値のある情報を発信してまいります。 | ||||||||||||||
| ■■当調査の引用・転載に関するお願い■■ | ||||||||||||||
| 当調査のデータを引用・転載する場合には、必ず「出典:労務SEARCH(https://romsearch.officestation.jp/report/50789)」と表記いただきますようお願いいたします。 | ||||||||||||||
| 主な調査結果 | ||||||||||||||
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| ●半数以上が103万円の壁を意識して働いている | ||||||||||||||
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| ●160万円までの引き上げを「知っていた」のは74.3% | ||||||||||||||
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| ●引き上げによる影響は「なんとなく理解している」方が56.7% | ||||||||||||||
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| ●103万円の壁引き上げで「制度が複雑になったと思う」方は25.7% | ||||||||||||||
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| ●今後の働き方は「まだわからない/決めていない」方が19.7% | ||||||||||||||
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| ●今後の年収は「具体的な目標はないができる範囲で増やしたい」方が24.4% | ||||||||||||||
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| 調査結果まとめ | ||||||||||||||
| 今回のアンケート調査で、年収103万円以下で働く多くの人が『103万円の壁』を意識して働き方を調整していることがわかりました。2025年からの最大160万円への引き上げについては、7割以上の人が知っているものの、具体的な内容や自分への影響を「十分に理解している」人は1割未満でした。 | ||||||||||||||
| 制度変更への感じ方はさまざまで、収入アップや働きやすさへの期待がある一方、制度が複雑になることや将来への不安を感じている人も多くいます。今後の働き方については、労働時間を増やして収入を上げたい人が多い反面、社会保険への加入義務など他の『年収の壁』を気にして慎重になる人も一定数います。 | ||||||||||||||
| 複数の年収の壁が複雑に関わり合う現在の制度では、個人が自分に合った最適な働き方を選ぶために、正確でわかりやすい情報が欠かせません。企業は、従業員が年収の壁について正しく理解し、安心して働き方を検討できるよう、制度に関する情報を積極的に提供しましょう。労務SEARCHではこれからも、こうしたアンケート調査を通じて、人事・労務管理に関する課題を解決する手助けとなる情報を発信してまいります。 | ||||||||||||||
| <調査の実施概要> | ||||||||||||||
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| ■労務SEARCHについて | ||||||||||||||
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| ■エフアンドエムネット株式会社 概要 | ||||||||||||||
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エフアンドエムネット株式会社(本社所在地:大阪府吹田市、代表取締役社長:上枝康弘)は、管理部門向けのビジネスメディア「労務SEARCH(労務サーチ)」にて、年収103万円以下の男女300名を対象に、103万円の壁の引き上げに関するアンケート調査をおこないました。