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クレジット:Julia Kivela,Visit Finland |
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Visit Finland(フィンランド政府観光局)は、日本市場に向けた観光ワークショップを本日開催し、フィンランドから過去最大規模となる35社が来日しました。これはヨーロッパ各国が実施するツーリズムワークショップの中でも最大規模であり、日本市場への期待の高まりを示しています。あわせてVisit Finlandは、2025年におけるフィンランドへの日本人旅行者の動向を発表しました。 |
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2025年、フィンランドにおける日本人の宿泊数は205,900泊を記録し、前年比で46%増加しました。この数値はコロナ禍前の2019年水準の91%に達しており、他の多くのヨーロッパ主要国における日本人旅行者の回復率が80%以下にとどまる中、フィンランドはそれを大きく上回る力強い回復を示しています。 |
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さらに、2025年11月から2026年2月までの3ヶ月連続で、日本人宿泊数は2019年同月比を上回りました。これにより、フィンランドにおけるインバウンドは、コロナ禍からの回復フェーズを超え、成長フェーズへと移行しつつあることが明らかになっています。 |
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■データが示す日本人旅行者の変化とフィンランドの強み |
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2025年、北欧諸国における日本人宿泊数のうち、フィンランドは52%と最も高い割合を占め、過去最大のシェアを記録しました。 |
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また、日本人旅行者の動向を見ると、従来の団体旅行から個人旅行(FIT)へのシフトが進んでおり、現地のライフスタイルや自然、文化といった体験価値を重視する傾向が強まっています。特に、25~44歳を中心とした層が過半を占めており、自然や文化、現地のライフスタイルといった体験価値への関心の高さがうかがえます。こうした傾向は、心身の充足や現地体験を重視する旅行ニーズとも親和性があると考えられます。 |
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さらに、2025年の日本人旅行者による総消費額は前年比61%増と大きく伸長しており、旅行需要の質的な向上も示されています。こうした背景には、コロナ禍を経て変化した海外旅行のニーズがあります。従来の観光中心の旅行から、心身のリフレッシュや現地のライフスタイルを体験するなど、より体験価値を重視する傾向が高まっています。実際に、日本人旅行者の動向を見ると、ショッピング(82%)が最も高い一方で、自然(43%)や文化(39%)といった体験型のアクティビティへの関心も高いことが分かっています。
こうした中、フィンランドはサウナや豊かな自然、北欧デザインに代表されるライフスタイルを通じて、ウェルビーイングを体現できる旅行先として注目されており、日本人旅行者のニーズと高い親和性を持っています。 |
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■航空戦略と産業連携が需要拡大を後押し |
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日本市場からの需要拡大の背景には、航空アクセスの強化も挙げられます。特に、フィンランドのフラッグシップキャリアである Finnair は、北ヨーロッパ路線への重点投資を進めており、日本路線の拡充を通じて、フィンランドへのアクセス向上に寄与しています。 |
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実際に、2025 年夏期スケジュールでは、週20便から増便して週25便となり、夏期シーズンにおいて日本への運航便数ベースで、ヨーロッパと日本を結ぶ航空会社として最多の運航便数を誇っています。 |
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さらに、フィンランドの観光産業は、エアライン、観光事業者、観光局が一体となった強固なパートナーシップを構築している点も特徴です。こうした連携により、需要喚起から受け入れ体制の整備まで一貫した取り組みが可能となり、回復を超えた持続的な成長を支えています。 |
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■ 日本市場への期待を示す過去最大規模のワークショップ |
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今回のワークショップは、日本の旅行業界関係者とフィンランドの観光事業者との関係構築およびビジネス機会の創出を目的として開催されました。過去最大規模となる35社が参加したことは、日本市場に対する高い関心と今後の成長への期待を象徴しています。今後もVisit Finlandは、日本市場におけるさらなる需要拡大に向けて、パートナーとの連携を強化しながら、フィンランドの多様な魅力を発信していきます。 |
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<調査概要> |
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調査名・データ出典: |
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・宿泊統計: Statistics Finland(フィンランド統計局)、およびスウェーデン、ノルウェー、アイスランド、デンマーク各国の統計局 |
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・国境調査(Border survey Japanese trips to Finland Year 2025): Visit Finland および Statistics Finland |
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・Visit Finland 統計サービス「Rudolf」 |
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調査・集計期間: 2025年1月1日~2025年12月31日 |
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調査対象: フィンランドおよび北欧諸国における宿泊統計、ならびに同地域を訪問した日本人旅行者 |
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調査方法:本リリースのデータは、主に以下の2つの調査に基づいています。 |
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1. 宿泊統計(Accommodation Statistics) |
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日本人宿泊数に関するデータは、フィンランド統計局(Statistics Finland)が国内の宿泊施設から直接収集した統計に基づいています。 |
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(参照: https://stat.fi/en/statistics/matk ) |
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2. 国境調査(Border Survey) |
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日本人旅行者の消費額、属性、旅行動機、満足度等に関するデータは、Visit Finlandとフィンランド統計局が共同で実施している月次統計調査に基づいています。本調査は、空港や港などの主要な出国地点において、フィンランド国外に居住する旅行者を対象に、調査員による対面インタビュー形式で実施されています。居住国、旅行目的、旅行時期に基づいて代表的かつ無作為なサンプリングを行っており、年間で約8,000~10,000件のインタビューを目標としています。本調査は、カーボンフットプリントの測定等も含み、民間調査会社のNorstat Finland OyおよびTAK Oyとの協力のもと、復興・耐性ファシリティ(RRF)の資金援助を受けて実施されています。 |
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(参照: https://travel-trade.visitfinland.com/en/border-survey/ ) |
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Visit Finland (フィンランド政府観光局)について |
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旅行先としてのフィンランドブランドを発展させ、海外旅行者にフィンランドをプロモーションし、旅行業界の企業のグローバル化を支援しています。旅行先や地域、旅行産業ビジネス、その他の輸出関連企業および大使館と協力しています。Visit FinlandはBusiness Finlandのグループ機関です。https://www.visitfinland.com/
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