がん検査をもっと身近に。日常の中で“自然に検査につながる仕組み”の構築へ
株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:広津崇亮)は、東北地域におけるがんに関する理解促進および検査機会の拡大を目的として、株式会社東北ケーブルテレビネットワークと連携し、線虫がんリスク検査「N-NOSE(R)」を活用した共同プロジェクトに向けた取り組みを開始いたしました。
 
■ 本プロジェクトの背景「がん検査の重要性をわかっていても、受けない」という現実
がん検査の重要性は広く認識されている一方で、実際には「受けたいと思っていても受けていない」人が多く存在しています。その背景には、日常生活の中に存在する以下のような小さなハードルが考えられます。
●        医療機関を受診するための手間
●        がん検査にかかる時間的な負担
●        自覚症状がないことによる受診の後回し
当社では、このがん検査に至るまでの“最後の一歩”にある課題を「検査機会のラストワンマイル」と捉えています。
 
■ プロジェクト概要について
本プロジェクトは、「検査の重要性を理解していても受検に至らない」という社会課題に対し、日常生活の中で自然に検査へとつながる仕組みを構築することを目的とした取り組みです。
当社は、地域に密着したケーブルテレビを活用し、がんの早期発見やがんリスク検査の重要性に関する健康特集番組の放送を通じて、生活者との新たな接点を創出してまいります。

まずは、東北ケーブルテレビネットワークと連携し、山形市に拠点を置くダイバーシティメディアを起点に展開を開始し、情報接触から検査申込みまでの導線構築を進めることで、これまで検査に至らなかった方々に新たなきっかけを提供します。
また、テレビを通じた情報提供にとどまらず、地域住民の皆さまが受検しやすい環境整備や、検査機会のさらなる拡大に向けた取り組みについても検討を進めてまいります。
■ 今後の展開
本プロジェクトは、山形県山形市を起点として進めており、今後は東北地域全体への展開を視野に入れています。本取り組みを通じて得られる知見をもとに、将来的には以下の方向性について検討を進めてまいります。
 
1. 全国展開を見据えた展開
 東北での取り組みをモデルとし、将来的な全国のケーブルテレビ展開を見据えた横展開を目指します。
 
2. 生活導線との接点拡張
 日常生活の中で自然に検査につながる仕組みづくりに向け、保険サービスや企業健診なども含めた、さまざまな生活導線との接点拡張の可能性について検討します。

3. 本モデルを起点とした展開可能性の検討
 本プロジェクトで構築するモデルを基に、海外を含む国内外での展開可能性も視野に入れながら、さらなる発展の可能性について検討してまいります。
 
地域に根差したメディアとの連携を軸に、検査機会の拡大に向けた取り組みを推進し、新たな社会実装モデルの構築を目指します。
■ HIROTSUバイオサイエンス代表コメント
株式会社HIROTSUバイオサイエンス 代表取締役 広津崇亮
「がん検査は重要だと分かっていても、日常の中で後回しにされてしまうことが多いのが現実です。私たちは、この“最後の一歩”の課題を解決し、検査が特別なものではなく、生活の中に自然に組み込まれる社会を目指しています。本プロジェクトを通じて、地域に根差した新たな取り組みの形を構築し、より多くの方に検査の機会を届けていきたいと考えています。」
 
株式会社東北ケーブルテレビネットワーク 代表取締役社長 吉村和文
「地域に根差したメディアとして、これまでも住民の皆さまの暮らしに寄り添った情報発信を行ってまいりました。本取り組みでは、がんに関する正しい理解や検査の重要性を、より身近な形でお届けすることで、地域の皆さまの行動変容につながるきっかけを創出していきたいと考えています。今後も地域に密着した情報発信を通じて、健康意識の向上に貢献してまいります。」
 
■「N-NOSE(R)︎」について  
嗅覚に非常に優れた線虫 C. elegans が、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを検知することを利用した、がんのリスク検査。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんリスクを調べることが可能です。
サービスサイト:https://lp.n-nose.com/
 
■株式会社HIROTSUバイオサイエンスについて
生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指しています。2016年に設立し、研究者の豊かな発想とたゆまぬ努力で、N-NOSEが実用化されました。人生100年時代、健康寿命の延伸が重要視される一方で、2人に1人ががんに罹患すると言われています。こうした社会的課題の解決に、人工機器を凌駕する線虫の優れた嗅覚の力を活用した世界初の画期的な技術をもって貢献いたします。
 
所在地               東京都千代田区紀尾井町 4-1 ニューオータニガーデンコート 22階
代表者名              代表取締役 CEO 広津 崇亮
設立年月            2016年 8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト https://hbio.jp/