~SOSV運営のアクセラレータープログラムとも連携しNFTTを強力支援、新潟の発酵技術にも注目~
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下当社)と、新潟を中心に教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に幅広い事業を展開するNSGグループ(本部:新潟県新潟市、代表:池田 祥護)が推進する「新潟フードテックタウン(NFTT)」は、米国を拠点とするグローバルベンチャーキャピタルであるSOSV Investments LLC(本社:米国ニュージャージー州、以下SOSV)がパートナーとして参画することとなり、SOSVと協業に関する基本合意書(MOU)を2026年4月1日に締結いたしました。
本協業により、新潟から世界を目指すフードテックスタートアップのグローバル展開に向けたアクセス機会や、SOSVが支援する日本国外のスタートアップの日本市場への検討機会の創出や交流を相互に支援する体制を構築し、世界有数のフードテックエコシステムの形成を加速させる狙いです。
 
■SOSVがグローバルパートナーとして参画に至った経緯について 
 SOSVはフードテック領域を含む世界最大規模のディープテックベンチャーキャピタルであり、強力なグローバルネットワークを所有しています。米国市場でのテストマーケティングやビジネスマッチングなどスタートアップ企業の初期フェーズでの支援体制の強化が期待できることから、グローバルパートナーとして参画することになりました。
一方でSOSVにとっても、同社の投資先が日本市場への展開を望む際に連携ができる存在として、NFTTの”新潟を中心に産官学金で構築されている協力体制”が魅力的に映ったことが背景にあります。特に、NFTTにおいては、新潟県内での発酵技術や、その研究を行う研究機関が多数存在している部分にも期待されています。
【本協業による取組について】
・NFTTに関連するスタートアップ企業の支援:SOSVのネットワーク、およびSOSVのニューヨーク拠点のアクセラレータープログラム「SOSV NY」からのマーケティング、ネットワーキングなどの面で実践的なサポートを提供し、事業成長や事業拡大の可能性を広げます
・海外スタートアップ企業の日本進出支援: SOSVが支援するスタートアップ企業が日本市場へ参入する際、日本国内での連携先企業紹介、マーケティング、ネットワーキングのサポートを行う他、NFTTに関連するスタートアップ企業との連携もサポートします
 
 
Deborah Zajac(デボラ・ザジャック) 氏 /SOSV ジェネラル・パートナー コメント
 現在、世界の食料システムは根本から再構築されつつあります。その背景には、気候変動への対応、栄養課題、そして生態系の回復力の必要性という3つの大きな要因があります。スマート農業、精密発酵、次世代タンパク質の融合は、気候変動に対応し、コストを抑え、消費者の求める味を実現する、新たなフードエコノミーを生み出しています。 日本は食品の卓越性、品質と安全性において世界的な信頼を持っており、これは大きな競争優位性です。今、人材育成基盤を整え、官民連携を構築できる地域が、次の時代をリードしていきます。NFTTには、新潟の農業と発酵技術等の強みを結集し、重要なエコシステムの役割を果たして、これから世界の食糧問題へ貢献していくことを、とても期待しています。
 
【SOSV 企業情報】
会社名: SOSV Investments LLC
所在地: New Jersey USA
代表者: Managing Partner  Sean O’Sullivan
事業内容: SOSVは、ディープテック、ヘルスケア、フードテック(食と農)などの分野で、革新的な技術を持つスタートアップに投資するグローバルなベンチャーキャピタルです。主にシード期から成長期の企業を対象としており、研究所の中にある「科学」を市場に引き出し、ビジネスとして構築するための支援を強力に行っています。
SOSVはニューヨーク拠点のプログラム「SOSV NY」も運営しており、起業家に対する資金提供と育成を両立している点が大きな特徴です。AIを活用した創薬技術や代替タンパク質の開発、環境負荷を下げる新素材開発など、地球規模の課題解決に挑む企業を多数支援しています。
 
新潟フードテックタウンについて 
「新潟フードテックタウン(NFTT)」は、オイシックス・ラ・大地とNSGグループが推進し、新潟に世界有数のフードテックエコシステムを構築するプロジェクトです。 日本の優れた食文化や技術を国際競争力へと結びつけるため、新潟が有する豊かな食資源や伝統的な発酵技術、食品企業・研究機関の集積といった強みを活かします。産官学金が連携しフードテック特化型ファンドによる資金供給から、大企業と連携した実証実験、グローバルパートナーを通じた海外展開までを包括的に支援します。
500社のスタートアップ創出と累計売上5,000億円の実現を目指し、食産業の活性化と社会課題解決に取り組むとともに、日本の食産業の国内での成長やグローバル展開を推進していきます。食料安全保障や健康課題への関心が高まる中、食を起点とした産業創出を通じて、日本の食産業の競争力強化と持続的成長に貢献することも狙いとしています。
 
オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校などで給食事業を展開する「シダックスコントラクトフードサービス」、病院、高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。