レバレジーズ株式会社が運営するエッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」(https://levjob.jp/)は、現在ブルーカラー職に従事している724名を対象に*1、キャリアに関する実態調査を実施しました。
 
*1 ブルーカラー職種として働いている業界の内訳としては「製造業(45.4%)」「建設業(20.6%)」「物流・運輸(20.6%)」が上位を占めています。
 
〈調査サマリー〉
1.
現ブルーカラー職の約5人に1人はホワイトカラーからの転職者
2.
現職を選んだ理由は「手に職がつくから」が最多、20代ではAI代替不安が動機に
3.
「働く前のイメージとギャップなし」と回答した方が4割超え、その他の見解は二分
4.
約4割がAIによる代替可能性は感じないと回答
1. 現ブルーカラー職の約5人に1人はホワイトカラーからの転職者
 現在ブルーカラー職に従事している方が、現在の職種に至った経緯については「他の現場職から転職(45.2%)」や「新卒で入社(31.5%)」が上位に挙がりました。その他、「ホワイトカラーから転職(20.4%)」も約5人に1人にのぼります。
 
最終学歴については「大学卒(39.4%)」や「高校卒(37.3%)」が同程度の割合となり、学歴や職歴を問わず多様なバックグラウンドの方が従事していることが分かりました。
 
2. 現職を選んだ理由は「手に職がつくから」が最多、20代ではAI代替不安が動機に
 ブルーカラー職を選んだ理由については、「特にない(47.4%)」を除くと、「手に職がつくから(13.7%)」が最多となり、次いで「体を動かす仕事が好きだから(13.5%)」「収入が良いから(13.3%)」と続きます。
 
20代では「AIに代替されにくい安心感があるから(14.5%)」や「人手不足で転職先に困らないイメージがあったから(13.1%)」といった回答が上位に挙がりました。先行き不透明な社会環境において、現場での作業スキルを必要とする職種が「安定的なキャリア」として認識されている傾向がうかがえます。
 
3.「働く前のイメージとギャップなし」と回答した方が4割超え、その他の見解は二分
 仕事のやりがいについては、「生活を支えられる収入が得られる(40.9%)」が最も多く、次いで「自分の技術・スキルが活かせる(25.3%)」「仕事の成果が目に見える(21.3%)」と続きます。
 一方で不満に感じることは「給与水準が低い(30.7%)」「体力的にきつい(23.1%)」が上位に挙げられました。
働く前に感じていたイメージとギャップがあったかを聞くと、約4割は「ギャップはなかった(41.0%)」と回答したものの、それ以外の回答においてはポジティブ・ネガティブ両方の見解に分かれる結果となりました。
 
ポジティブなギャップでは「休日・休暇が取りやすい(37.1%)」「人間関係が穏やかだった(37.1%)」が上位に挙がる一方、ネガティブなギャップでは「給与が想定より低かった(39.9%)」が最多となり、就業条件や職場環境に対しては意見が分かれていることがわかります。
 
4. 約4割がAIによる代替可能性は感じないと回答
 現在の仕事が将来AIに代替される可能性については、「そう思わない(計35.2%)*2」が「可能性がある(計29.0%)*3」とする回答を上回りました。ブルーカラー職においては、AIによる代替への不安が比較的限定的である傾向がうかがえます。
 
今後のキャリアに関する考え方については「ホワイトカラー職に転職したい」と回答した方は16.6%に留まり、多くの方が現職の継続や同職種内での転職・独立を検討していることが明らかになりました。
 
*2 「現在の仕事が将来AIに代替される可能性はあると思うかという質問に対して、「あまり思わない(20.6%)」「全く思わない(14.6%)」と回答した割合の合計
*3 「そう思う(8.1%)」「ややそう思う(20.9%)」の合計
 
〈事業責任者 森山のコメント〉
 
 今回の調査では、現在ブルーカラー職に従事する人材の流入経路は、新卒や同職種からの転職に加え、約5人に1人がホワイトカラー職から転身していることが明らかになりました。レバジョブが2025年12月に発表した調査では、前職でホワイトカラー職に従事し、現在ブルーカラー職として働く人の約6割が、「市場での需要低下」や「AIによる代替」などを理由に不安を感じていたことが分かっており*4、こうした背景がキャリア選択に影響を与えている可能性が示唆されます。実際に、20代ではAIによる代替不安を理由にブルーカラー職を選択している人も一定数見受けられました。
 
就業前後のイメージについては、約4割がギャップを感じていないと回答したものの、その他の回答ではポジティブ・ネガティブ両方の見解が混在している状況が見受けられました。特に給与や休暇といった待遇面については、受け止め方に違いが見られる結果となっています。
 
今後は、より多様な人材が安心して働き続けられる環境整備に向けて、業界全体での待遇改善がより一層求められるのではないでしょうか。
 
*4 2025年12月 レバジョブ「ブルーカラー職への転職実態調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000833.000010591.html
 
<調査概要>
調査年月:2026年3月24日~2026年3月31日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバレジーズ株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
有効回答数:724名
調査対象:現在ブルーカラー職に従事している方
 
 
レバジョブhttps://levjob.jp/
レバジョブは、人々の生活やインフラなどの維持に必要不可欠(Essential)な仕事に従事する“エッセンシャルワーカー”と呼ばれる方々向けの転職サービスです。エッセンシャルワーク領域では、国内の生産年齢人口の減少や高齢化により、人手不足が深刻化しています。特に、近年人手不足や長時間労働が深刻化している物流・建設業界への支援を皮切りに、転職・採用支援を通して、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指します。
 
 
レバレジーズ株式会社( https://leverages.jp/ )
本店所在地 : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24階 /25階
代表取締役: 岩槻 知秀
資本金  : 5,000万円
設立   : 2005年4月
事業内容 : 自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業、システムコンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業、DX事業、メディカル関連事業、教育関連事業
 
社会の課題を解決し関係者全員の幸福を追求し続けることをミッションに、インターネットメディア・人材・システムエンジニアリング・M&Aの領域で国や業界をまたいだ問題解決を行なっています。2005年に創業以来、黒字経営を継続し、2024年度は年商1428億を突破しました。各分野のスペシャリストが集うオールインハウスの組織構成と、業界を絞らないポートフォリオ経営で、時代を代表するグローバル企業を目指します。