2月11日にTOYOの東京オフィスにて行われた調印式のようす 左から、TOYO 西澤勝弘 カーボンニュートラル本部長(肩書は当時)、SLB OneSubsea社 Mr. Hongkun Dong, アジア地域セールス&コマーシャル担当 リージョナルディレクター
東洋エンジニアリング株式会社(代表取締役 取締役社長 CEO:細井栄治、以下TOYO)は、海底設備分野のリーディングカンパニーであるSLB OneSubsea(以下 OneSubsea社)*と、海洋CCS(CO2の海底下貯留)における協業機会の検討を目的としたMOUを締結しました。本MOUを通じて、両社はそれぞれの強みを融合し、主に日本および東南アジア地域における海洋 CCSプロジェクトを中心に、より最適で実現性の高いシステム提案を目指します。
カーボンニュートラル実現に向け、CCSは効果的な手段の一つと位置付けられています。世界的に、CO2を長期的かつ安全に貯留可能な地層の多くは海底に分布しており、今後のCCS拡大には、地上設備と海底設備を統合した総合的なアプローチが不可欠です。一方、商用規模で大量のCO2を取り扱う海洋貯留においては、CO2の安全な輸送・圧入や運転・保守の高度化など、海洋CCS特有の技術課題が存在します。
TOYOは、CCSの一連のプロセスであるバリューチェーン全体(CO2分離・回収、輸送、貯留)の最適化および地上設備のエンジニアリングに強みを有しています。一方、OneSubsea社は海底生産・処理システムをはじめとする海底技術において世界的な実績を誇ります。両社が協業することで、多様な顧客ニーズやプロジェクト条件に応じた最適な海洋CCSシステムの提案が可能になると考えています。
本MOUに基づく主な協業内容は以下のとおりです。
今後は、まず日本および東南アジアを中心に、多様なCCSプロジェクトを対象として、顧客の、CO2の安全な輸送・圧入、貯蔵等に関する技術的課題を解決する提案活動を進めていきます。TOYOとOneSubsea社は、両社の知見と技術を結集することで、海洋事業において新たな価値提供を実現していくことを目指します。
* SLB OneSubsea社は、SLB、Aker Solutions、Subsea7の3社により設立された、ノルウェーおよび米国に本社を置く海底設備分野のリーディングカンパニーです。
TOYOは分離・回収の地上設備に強みを持ち、OneSubsea社は貯留部分の海底設備に強みを持つ。
東洋エンジニアリング(TOYO)は1961年創立で、グローバルネットワークを構築し、世界60ヶ国以上のお客様にエンジニアリングサービスの提供とプラント建設を行ってきた総合エンジニアリング会社です。祖業のアンモニア・尿素という化学肥料分野を中心に独自技術を磨き、石油化学、石油・ガス処理、資源開発、発電など、多岐にわたる領域へと事業分野を拡大してきました。 また、「エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献する」というミッションを掲げて、持続可能な社会の実現を目指し、環境に配慮したソリューションや最新技術を導入し、脱炭素社会の実現に取り組んでいます。https://www.toyo-eng.com/jp/ja/