3月の発送に続き、夏にもおよそ同数を発送予定 学びへの気持ちを社会全体で支える仕組みづくりを
 
認定NPO法人キッズドア(所在地:東京都中央区、理事長:渡辺由美子、以下「キッズドア」)は、経済的な困難を抱える家庭の子どもたちが安心して新学期を迎えられるよう、コクヨ株式会社(本社:大阪市、社長:黒田英邦、以下「コクヨ」)による協力を得て、2026年3月にランドセル408本を子どもたちへ届けました。
キッズドアが日々支援を行う家庭の中には、「本当は新品のランドセルを持たせてあげたいが、生活費を優先せざるを得ない」「周囲と比べられることを子どもが気にしている」といった声が少なくありません。今回のランドセル支援は、そうした家庭の声に応えるとともに、子ども自身が前向きな気持ちで学校生活をスタートできる環境づくりを目的としています。
 
 
 
本支援は、キッズドアの理念に賛同したコクヨが、2024年より継続して行っている文具支援の延長として実現しました。寄付された「らくろくランドセル」は、2025年3月以前に生産され、品質を保ったまま倉庫で大切に保管されていたものです。キッズドアでは、これらを単なる物資ではなく、「子どもたちの未来をひらく学びの基盤」として位置づけ、必要とする家庭へ丁寧に届けています。 ランドセルを受け取った家庭からは、「子どもが何度も背負って鏡を見ている」「新学期を楽しみにする表情を見ることができて救われた」といった声も寄せられており、物品支援が子どもと保護者双方の心理的負担を軽減する効果を改めて実感しています。こうした反響を受け、2026年夏頃には第2回目となる同規模のランドセル支援も予定しています。
 
キッズドアは、「生まれ育った環境によって学びのスタートラインが左右されない社会」の実現を目指し、学習支援に加えて、生活支援や保護者支援を含む包括的な取り組みを続けてきました。今回のランドセル支援も、その一環として、学びに向かう気持ちを社会全体で支える仕組みづくりを進めています。キッズドアは、企業・地域・市民と連携しながら、子どもたちが希望を持って学び続けられる環境づくりを今後も推進していきます。
コクヨ<Campus>ブランドマネージャーのコメント
コクヨの文具事業で展開する、学生のまなびを支える “まなびかた”のブランド<Campus>は、一人ひとりの「書きたい」「学びたい」という意欲に寄り添い、その一歩を後押しすることをブランドの使命としています。子どもたちが置かれた環境によって学びの機会を失うことがないよう、今回の支援がキッズドアの活動を通じて、子どもたちの新しい一歩につながることを心より願っております。
■認定NPO法人キッズドアについて  https://kidsdoor.net/
2009年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の小学生~高校生・高校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに食事等の生活支援も行う居場所型学習会を、東京とその近郊、宮城及び神戸で展開しています。コロナ禍で困窮する子育て家庭が急増した2020年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の困窮子育て家庭を対象に、情報支援や食料・文房具支援、保護者への就労支援も行っています。理事長渡辺由美子は、こども家庭庁 こども家庭審議会 こどもの貧困対策・ ひとり親家庭支援部会臨時委員、厚生労働省 社会保障審議会・生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員など政府委員も務めています。