全社的なバーチャルエンジニアリングの推進により、さらなる開発期間の短縮と設計品質の向上が可能に
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:白石 善治、以下「サイバネット」)は、澁谷工業株式会社(本社:石川県金沢市、以下「澁谷工業」)と、Synopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「Synopsys」)が、サイバネットとのAnsysチャネルパートナープログラムを通じ、SynopsysのAnsysシミュレーションおよび解析ソフトウェア製品群の3年間包括契約を締結したことをお知らせします。
澁谷工業は、清涼飲料や食品・調味料・酒類、トイレタリー製品用のボトリングシステム(液体充填システム)で、国内トップシェアを誇る産業機械メーカーです。かねてより設計段階から3DデータやCAEを活用し、設計工程での手戻りを最小化する開発プロセスの確立を進めてきました。
今回の包括契約により、澁谷工業は構造・流体・電磁界などを含むAnsysのマルチフィジックス解析機能を全社で活用できるようになります。バーチャルエンジニアリングのさらなる推進により、開発期間の短縮と設計品質の向上が加速することが期待されます。
Ansysとは
構造・熱流体・電磁界・回路・システムなどのさまざまな物理現象や、それらを組み合わせた連成問題を目的に合わせて柔軟にシミュレーションすることができる、マルチフィジックス解析ソフトウェアです。
■澁谷工業株式会社 西納 幸伸氏のコメント(取締役専務執行役員、プラント生産統轄本部長)
当社では、お客様のご要望に応じたオーダーメイド型の設備システムを設計・製作していますが、近年は高度化・複雑化が急速に進んでいます。これに対応するため、バーチャルエンジニアリングによるフロントローディングの推進が重要となっており、Synopsysの解析・シミュレーションシステムは、当社のものづくりに欠かせない存在です。
解析ソフトは約30年前に導入していましたが、約10年前から開発・設計への本格活用を進め、機械設計や制御システムにバーチャルエンジニアリングが定着しました。その結果、開発期間の短縮とともに、生産性・信頼性が大きく向上しています。今回、さらなる活用促進を目的に3年間の包括契約を締結し、運用面での自由度向上と確かな成果を実感しています。今後もサイバネットシステム様およびSynopsys様と共に、進化する設備システムの価値創出に取り組んでいきたいと考えています。
■Synopsys, Inc. スクワン ムーン氏のコメント(Sukhwan Moon, Vice President, APAC)
澁谷工業様のバーチャルエンジニアリングへの取り組みは、製造業全体で進行しているデジタルトランスフォーメーションを象徴しています。本契約を通じて、Synopsysは、CAE主導の設計・開発を推進し、競争力を高め、イノベーションを加速するために澁谷工業様と協業できることを誇りに思います。
今後も長期的なパートナーシップを基盤に、共に製造業の未来を創造することを楽しみにしています。
■サイバネットシステム株式会社 松本 真周のコメント(取締役 常務執行役員)
澁谷工業様は、長年にわたり現場主導で改善を積み重ねてこられた企業であり、その取り組みを支えるデジタル基盤の中核として、Synopsysソフトウェアを選定していただいたことを大変光栄に思います。今回の包括契約は、単なるライセンス契約ではなく、経営戦略としてのCAE活用を加速させる重要な一歩と考えています。サイバネットは今後も澁谷工業様を支えるパートナーとして、活用支援・教育・環境構築を通じ、持続的な競争力向上に貢献してまいります。
 
澁谷工業株式会社について
創立以来「喜んで働く」ことを経営理念として、「カスタマー・ファースト」を貫き、客先のニーズに合わせてパッケージングプラントをターンキーで提供するビジネスを主体とし、そこで培われた技術の応用展開によってニュービジネスにチャレンジし、会社の発展とともに社会に貢献することを目指しております。そして、長年の間に蓄積しました世界のトップを走る技術を活かし新製品の開発、新市場の開拓を積極的に推進してまいります。
澁谷工業株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.shibuya.co.jp/
 
サイバネットについて
1985年の創業以来、物理学をはじめとする科学技術とデジタル技術の双方に精通した技術者集団として、製造業の開発・設計部門や大学、政府系研究機関に対し、最先端のデジタルソリューションおよび技術コンサルティングサービスを提供しています。
現在では、創業当初から取り組んできたCAEを核に、PLMやXR、インサイトITなどへ事業領域を拡大。ものづくりの工程全体におけるデジタル化を推進し、業務の効率化・高度化に貢献しています。また、これらを支える基盤として、クラウドやデータベースおよびセキュリティ関連のソリューションも提供し、企業が安心してDXを進められる環境づくりを支援しています。さらに、AIを活用した大腸内視鏡向けプログラム医療機器として、国内で初めて診療報酬加算の対象となるなど、医療AIのパイオニアとして業界をリードしています。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/
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