2026年4月14日[NASDAQ: MCHP] – 半導体製品の総合サプライヤとして革新的な設計をより簡単に実現する事に尽力しているMicrochip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)と、グローバルな車載カメラモジュール サプライヤであるSunny Smartlead社(Sunny Optical Technology Group社の子会社)は本日、ASA‑ML (Automotive SerDes Alliance Motion Link)エコシステムの拡大を目的とした戦略的協業を発表しました。本協業の一環として、Sunny Smartlead社は、Microchip社の
ASA‑MLデバイス、VS700ファミリ
(
)をベースにしたADAS(先進運転支援システム) カメラモジュールの提供を開始します。このカメラモジュールにより、車載業界におけるカメラ開発の期間短縮、簡素化、コスト効率向上が可能になります。
Microchip社のASA MLシリアライザ技術とSunny Smartlead社のカメラモジュールに関する専門知識を結集する本協業は、自動車OEMとティア1サプライヤがSDV(ソフトウェア定義型自動車)向けに、セキュアで高速、かつ標準化されたADASカメラ ソリューションをより容易に開発できるように後押しします。ASA MLは、独自仕様のシリアライザ/デシリアライザ技術やシングルベンダーのエコシステムに代わり、車載コネクティビティに相互運用可能なアプローチをもたらします。
ASA‑ML技術の主な特長は、セキュリティ機能とタイミング機能を内蔵している点です。統合セキュア エレメントのASAsecがリンク層での認証と暗号化を組み込みで提供し、車両内のデータを保護し、システムの複雑さを抑えると共に、ホストプロセッサのセキュリティ処理負荷を軽減します。PTB (Precision Time Base)がセンサ間の高精度かつ決定論的な時刻同期を実現し、信頼性の高いセンサ アラインメントと高度なADASセンサ フュージョンのユースケースに対応します。
今回の提携は、ASA MLエコシステムの成熟度の高まりを示すもので、主要パートナーとサプライヤが本規格を軸に連携しているという事実はOEMにとって大きな安心材料となります。Sunny Smartlead社がMicrochip社のASA MLソリューションを採用して自社カメラモジュールを標準化すると決定した事は、エコシステムが実用レベルに達した証であり、今後の採用拡大に向けた強固な土台となります。
Microchip社communications business unit担当副社長のKevin Soは次のように述べています。「Microchip社は、Sunny Smartlead社をはじめとするグローバル サプライヤとの緊密な連携を通じて、ASA-MLを中心とした量産対応可能なマルチベンダー カメラ エコシステムの構築を進めています。その結果、ASA-MLはOEMにとって現実的なプラットフォーム レベルの選択肢になりつつあります。今回の協業により、ASA ML ベースのスケーラブルなカメラモジュール ファミリが実現し、中国をはじめとする世界各地の車載分野のお客様が、セキュアで同期性に優れ、将来の拡張にも対応可能なSDVアーキテクチャを採用しやすくなりました」
Sunny Smartlead社マーケティング担当ディレクターのRyan Zhou氏は次のように述べています。「Sunny Smartlead社は、車載カメラ ソリューション向けASA-ML技術のリーダーである点を評価し、Microchip社を戦略的パートナーとして選びました。今回の提携は、中国全土で次世代ADAS技術を推進する当社の取り組みの要となるものです」
Sunny Smartlead社のカメラモジュールには、Microchip社の ASA MLシリアライザ(VS775S)が搭載されており、拡大を続けるASA MLエコシステム内でのプロトタイピングと評価に対応します。Microchip社とSunny Smartlead社は、自動車OEMおよびティア1サプライヤが、スケーラブルなSDVに対する業界の要求に即した、標準化され相互運用可能なADASカメラ アーキテクチャの開発を加速できるよう、今後も連携して支援していきます。
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