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Black Belt Global Venture Studio(以下、BBV)は、東京都のスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」採択プログラムとして、国内外から70社を超える応募の中から、Pre-Seed~Series Aまでのスタートアップ12社を採択したことをお知らせいたします。 |
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採択スタートアップは、BBVの支援のもと東京を拠点に事業創出に取り組み、日本における新規事業立ち上げ、または海外技術の日本市場へのローカライズを通じて事業を展開します。 |
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プログラム内容 |
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BBVは、スタートアップの創出から成長までを一体的に支援するベンチャー創出プラットフォームです。オックスフォード大学発の「Science of Startups」の研究に基づき、21,000社以上のデータを活用し、創業初期からチーム構成や意思決定を科学的に設計することで、成功確率の高いスタートアップ創出を目指します。さらに、Japan Tech Venturesの投資・事業開発の知見と、Innovation Dojoのグローバルネットワークを組み合わせることで、有望なスタートアップの創出と成長を実行面から支援します。 |
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従来のプロダクトや市場中心の評価に対し、BBVは「創業チーム」に着目したアプローチを採用しています。これにより、より再現性の高い投資・協業機会の創出を可能にします。 |
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採択スタートアップ進捗の一例として、海外スタートアップではChipmetrics(フィンランド)が資金調達や東京拠点設立に向けて具体的な進展を見せており、日本市場での事業展開に向けた高い実行力が期待されています。一方、国内スタートアップでは主にプレシード段階の企業が中心となる中、Performance DNA Platform(日本)のように特許を保有し、グローバル展開を視野に入れた取り組みを進めているチームも含まれています。創業チームの特性や将来性の観点からも、高いポテンシャルが期待されています。 |
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採択スタートアップ一覧(12社) |
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本プログラムには、AI、半導体、宇宙、ヘルスケア、クラウド、音楽、教育など多様な分野から、グローバルに展開可能なスタートアップが選出されました。 |
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1. AdjunctX(米国) |
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エグゼクティブが自身の専門性を発信し、対外的なプレゼンスを高めるとともに、知識やネットワークを共有できるクリエイターアプリ。AIを活用した学習・ネットワーキングプラットフォームを開発しており、専門知識が個人にとどまり活用されにくいという課題に対し、リクエストベースで業界リーダーと直接つながり学べる仕組みを提供することで、知識の流通と活用を促進。 |
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2. BistroTech(日本) |
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衛星データを活用し、気候・環境インテリジェンスを提供するプラットフォームを開発。分散した地球・宇宙データが複雑で活用しにくい課題に対し、JAXA等のオープンデータを収集・解析し、モバイルで利用可能な形に変換することで、ESG評価や気候リスク分析に活用できる実用的なインサイトとツールを提供。 |
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3. Chipmetrics(フィンランド) |
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半導体製造向けに、従来は測定困難だった3D構造内部のパラメータを可視化する測定チップおよびウェハを提供。3D半導体や薄膜プロセスにおける品質管理とプロセス最適化、歩留まり向上を支援。 |
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4. Clowak Innovations(インド) |
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犬や猫向けに、水に混ぜるだけで使える自然由来のオーラルケアソリューションを開発。歯磨きの負担や継続の難しさにより歯周病や全身疾患リスクが高まる課題に対し、ラウリン酸の抗菌作用によりプラークの原因に直接作用し、ストレスなく日常的な口腔ケアを実現。 |
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5. Exos Aerospace Systems & Technologies(米国) |
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宇宙向けに、低価格かつ再利用可能なサブオービタルロケットの開発・運用を手がける。宇宙開発企業や政府機関の高コスト・長期化・試験機会不足といった課題に対し、高頻度な飛行試験とデータ取得により、開発期間の短縮と信頼性向上を実現。 |
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6. EyeVita(日本) |
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スマートフォン装着型の眼底カメラとAI診断を組み合わせ、一般医でも眼底検査を可能にする医療ソリューションを開発。眼科医不足や診断機会の偏在により失明リスクの高い疾患の早期発見が遅れるという課題に対し、低コストかつ簡便な検査とAI診断により、早期発見を実現。 |
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7. Mezusphere(日本) |
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クラウドサービスの構築・運用を簡単にする次世代プラットフォームを開発。スタートアップや開発チームが直面するインフラ構築の手間やセキュリティ確保の難しさに対し、認証や通信機能を一体化した基盤により、短時間で安全かつ拡張性の高い環境構築を実現。 |
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8. Mostro(フランス) |
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アーティストがトークンを発行し、ファンと直接つながる音楽フィンテックプラットフォームを提供。アーティストが十分な収益を得られず、ファンも直接支援・発見しにくいという課題に対し、トークンを活用した資金調達とコミュニティ形成を可能にし、収益機会の拡大と関係性の強化を実現。 |
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9. MotionsCloud(ドイツ) |
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AI画像認識を活用し、保険・モビリティ・航空業界における検査・損害査定プロセスを自動化。IoTや外部データと連携した画像分析と自動撮影により、主観的な手作業を排除し、迅速かつ標準化されたデータ駆動の検査体制を実現。 |
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10. Nurselink(日本) |
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アプリを活用したナースコールシステムを開発。患者の要件が事前に伝わらず非効率な対応が生じる課題に対し、要望の可視化と優先順位管理により、看護業務の効率化と対応漏れ防止を実現。 |
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11. Performance DNA Platform(日本) |
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音楽奏者の演奏時の身体動作をデータ化し、憧れの演奏技術「推し」を可視化・習得できるAI音楽学習プラットフォーム。音楽学習において身体感覚やコツが可視化されず上達が難しく、学習者の多くが挫折する課題に対し、演奏者の身体知をデータとして可視化・共有することで、新しい学習体験を提供し、習得効率の向上とスキルの資産化を実現。 |
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12. StructAI(オーストラリア) |
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Graph AIを活用し、自動車のNVH(騒音・振動・乗り心地)設計を自動化する設計支援プラットフォームを開発。構造設計や原因分析、設計変更プロセスを高速化し、開発期間の短縮と品質向上、コスト削減を実現。 |
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スタートアップ一覧:https://www.blackbeltventure.com/startups
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デモデイ開催について |
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BBVでは、採択スタートアップによるピッチおよび投資・協業機会の創出を目的にデモデイを開催いたします。本イベントでは、オックスフォード大学「Science of Startups」の共同創設者であるポール・マッカーシー教授による基調講演に加え、採択された12社が登壇し、ピッチ形式で事業内容を発表します。科学的アプローチを実践に落とし込んだ取り組みを通じ、投資・連携の可能性をご覧いただけます。 |
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■ イベント概要
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日時:2026年6月8日(月)17:30~20:30(開場 17:00) |
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会場:Tokyo Innovation Base 1F Square-2 |
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言語:日本語・英語(字幕あり) |
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主な内容: |
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・基調講演(Professor Paul X McCarthy氏、Science of Startups) |
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・スタートアップピッチ(12社) |
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・ネットワーキング |
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本イベントへの参加を希望される投資家および日本企業の皆様は、参加関心登録フォームよりご登録いただけます。 |
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https://forms.gle/HWp6tbAz4noR3cLp6 |
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<企業情報> |
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Innovation Dojo Japan合同会社 |
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Innovation Dojo Japan合同会社は、オーストラリアで設立され、日本を拠点にグローバルに展開するベンチャービルディングおよびイノベーションプラットフォームです。スタートアップ、企業、政府、投資家、大学をつなぎ、クロスボーダーのイノベーションとベンチャー創出を推進しています。これまでにアクセラレータープログラムやベンチャー創出プロジェクト、企業とのオープンイノベーション連携を通じて、日本国内で800社以上のスタートアップ支援に関与してきました。Black Belt Global Venture Studioでは、Innovation Dojoの国際的なスタートアップネットワークとベンチャービルディングの知見を活かし、有望なスタートアップの日本市場での立ち上げと成長を支援しています。 |
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Web: https://innovationdojo.com.au/
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Japan Tech Ventures株式会社 |
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Japan Tech Ventures(Japan Tech(R))は、日本発でグローバルに活動するオープンイノベーション・パートナーです。スタートアップと大企業の共創を軸に、事業戦略、資金調達、市場参入、海外展開、新規事業開発、戦略投資までを一気通貫で支援しています。スタートアップに対しては、事業拡大に向けた経営戦略や財務戦略の伴走支援を行い、大企業に対しては、CVCの企画・設立・運用支援、M&Aを含む戦略投資スキームの設計、オープンイノベーションを実装する仕組みづくりを提供しています。 |
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Japan Techの強みは、既存の枠組みに当てはめるのではなく、各組織や地域の特性に応じた最適な共創モデルを設計できる点にあります。Black Belt Global Venture Studioにおいては、事業スキーム設計の中核を担うとともに、採択スタートアップに対する経営戦略メンタリングを通じて、事業検証から成長戦略の具体化までを支援しています。 |
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Web: https://www.japantech.ventures
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ポール・X・マッカーシー教授 |
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ポール・X・マッカーシー教授は、ファビアン・ブレーズマン博士とともに、オックスフォード大学の「Science of Startups Initiative」の共同創設者です。同研究は、性格特性とキャリア成功に関する10年以上にわたる研究を基盤としており、世界21,000社以上のスタートアップデータを活用して、新規事業の成功要因を解明しています。 |
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主な研究成果として、創業者の性格特性が事業の成功を強く予測すること、また多様な性格特性を持つ創業チームは最大で10倍高い成功確率を持つことが示されています。これらの研究は『Nature Scientific Reports』に掲載され、10万回以上ダウンロードされるとともに、『The Times』『Forbes』『The Economist』など主要メディアでも取り上げられています。 |
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BBVのリサーチパートナーとして、マッカーシー教授およびオックスフォード大学、UNSWシドニー、UTS、メルボルン大学の研究チームは、エビデンスに基づく知見を活用し、起業家・企業・投資家が事業創出の初期段階においてより良い意思決定を行うための実践的なツールや手法の開発を支援しています。 |
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Science of Startups Initiative @ University of Oxford |
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Web: https://www.oii.ox.ac.uk/research/projects/the-science-of-startups-initiative/
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