2026年3月、コミュニティーホスピタルの推進を支援する一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会(理事長:武藤正樹、以下「C&CH協会」)と、長野県小布施町にある特定医療法人新生病院(院長:青木昭子)は、総合診療専門医育成に関する業務提携を締結しました。
両者は2026年4月より「新生病院CCH総合診療専門研修プログラム」を立ち上げ、地域に根ざし、実践的な総合診療医の育成を共同で推進していきます。
C&CH協会は、全国の中小病院を地域包括ケアの拠点となる“コミュニティホスピタル”へと転換を進める支援を行うとともに、日本で不足が指摘される総合診療医の育成に取り組んでいます。
今回の提携により、協会が運営する3つの「CCH総合診療専門研修プログラム」に続く第4の基幹研修施設として、新たに長野県小布施町の新生病院が加わります。
新生病院は、外来・入院・在宅医療をシームレスに連携させた多職種協働型のコミュニティホスピタルとして高く評価されています。地域のかかりつけ機能を担い、在宅医療や看取りの豊富な実績を有する同院を研修フィールドとすることで、専攻医は患者・家族・地域と共に学びながら、現場のリアルな課題に向き合う実践力を養うことができます。
総合診療専門研修プログラムの僻地要件を満たす地域中核拠点として位置づけ。
外来、入院、訪問診療、訪問看護などを連携した包括的な総合診療・在宅医療研修を実施。
新生病院を加えた4つのCCH総診プログラムによる広域ネットワークを構築。
充実した指導医体制と研修カリキュラム、横断的な教育推進室によるサポートで一貫した教育を推進。
本プログラムでは、総合診療の知識・技術の修得に加え、地域医療の課題を現場で実感し、将来の地域医療リーダーとなる人材の育成を目指します。
CCH総合診療専門研修プログラム(CCH総診)は、一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会が複数の医療機関と連携して運営する、日本専門医機構認定の総合診療専門研修プログラムです。
3年間の研修を通じて、外来・病棟・在宅・地域という4つのフィールドを横断しながら、総合診療専門医に必要な「包括的統合アプローチ」「地域志向アプローチ」「連携マネジメント」等の資質・能力を育成します。コミュニティホスピタルや地域中小病院、都市部の連携病院など多様な研修環境で、外来・入院診療から在宅医療、地域包括ケアまでを一体的に学ぶことができます。
17名の充実した指導医体制と、総合診療専攻医数で国内最大規模を誇る藤田医科大学総合診療プログラムとの連携により、充実した教育体系と学びの機会が提供され、専攻医同士が切磋琢磨できる学習コミュニティが形成されています。
一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会(C&CH協会)
概要:C&CH協会は、全国の中小病院を「コミュニティーホスピタル」へ転換し、医療・介護・福祉が一体となった地域包括ケアの実現を支援する一般社団法人です。総合診療専門医の育成や教育ネットワークの構築、地域医療連携モデルの普及を通じて、持続可能な地域医療体制の確立を目指しています。
2022年から「CCH総合診療専門研修プログラム」を開始し、同善病院(東京都台東区)、水海道さくら病院(茨城県常総市)、桜新町アーバンクリニック(東京都世田谷区)の基幹施設として、2026年度までに11名の専攻医を受け入れている。
概要:新生病院は、外来・入院・在宅医療を一体的に提供するコミュニティホスピタルとして、地域のかかりつけ病院機能を担っています。訪問診療や訪問看護による在宅看取りの実績も豊富で、医療・介護・福祉の連携を通じて「住み慣れた地域で安心して暮らせる医療」を実践しています。