U-Factorホールディングス株式会社
U-Factorホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:井島 英博、以下当社)は、ひとのわメディカル院長 瀬田康弘医師(当社社外執行役員)が、2026年3月20日に開催された「第25回日本再生医療学会総会」にて、当社グループが開発したヒト歯髄由来 幹細胞培養上清液(以下U-Factor(R)液)を用いたALS(筋萎縮性側索硬化症)に関する前向き介入研究の成果を発表したことをお知らせします。本研究(jRCTs031230731)は、難病ALSの機能改善に向けた新たな治療の可能性を示す世界初の画期的な成果です。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、運動神経の変性により全身の筋肉が衰える進行性の難病であり、根本的な治療法の確立が世界的に待望されています。今回の学会発表では、この難題に対し、U-Factor(R)液を用いた前向き介入研究の結果、その安全性と機能改善の可能性が報告されました。
ヒト歯髄由来幹細胞を培養する過程で生じる上澄み液です。ALSの症状改善に寄与する可能性のある「神経栄養因子」を豊富に含み、神経保護や免疫調節作用を有しています。細胞そのものを移植しないため、簡便かつ安全性の高い次世代の再生医療として注目されています。
世界初の前向き介入研究の完遂:ALS患者を対象としたU-Factor(R)液の全身投与において、世界で初めて医学的エビデンスに基づく「前向き介入研究」を実施しました。
12週間の連続投与による安全性を検証:8例の患者に対し、120mLの幹細胞培養上清液を週1回、計12週間にわたり静脈内投与しました。重篤な副作用は認められず、臨床における安全性が示唆されました。
呼吸機能の改善と進行抑制の兆し:有効性評価(ALSFRS-R、握力、%FVC)の結果、一部の症例で呼吸機能(%FVC)の改善や進行抑制が観察され、機能回復の可能性が示唆されました。
当社グループは、本研究で得られた知見を基に、幹細胞培養上清液療法の最適化とさらなる検証を進めてまいります。一日も早く標準的な治療法として確立できるよう社会実装を加速させ、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を含む難治性疾患に苦しむ患者様とご家族へ新たな治療の選択肢を届けるべく、全力を尽くす所存です。
U-Factor ホールディングス株式会社
事業内容:グループ全体の経営戦略策定・経営管理
所在地:〒102-0085 東京都千代田区六番町1-7 K,プラザビル2階
U-Factor ホールディングス株式会社 広報担当