複数年にわたる相談記録を分析した結果、導入判断を左右していたのは本体価格ではなく、配線・工事・回線条件だったことが判明。
株式会社ベルテクノスが運営するOFFICE110は、2022年以降の長期相談データを対象に、ビジネスフォン導入時の論点を分析した調査結果を公開しました。
 
その結果、LAN配線・配線相談は69件、構成比53.1%となり、機種比較より前に導入が止まる主要因として確認されました。
 
これは単なるビジネスフォンの電話機選びの話ではなく、中小企業の業務継続に直結する問題です。
詳細な調査結果(グラフ付き)は、OFFICE110公式サイトで公開しました。
■サマリー(要点)
LAN配線・配線相談は69件、53.1%。長期相談データの中で過半数を占めた
ビジネスフォン相談では、本体価格より工事・配線条件が導入判断を左右していた 
配線の論点は、光電話、FAX、主装置、番号維持、設置場所と結びつきやすく、確認不足が追加工事や導入遅延につながる
■ 調査の背景
ビジネスフォンの相談内容の分析結果、LAN配線・配線相談は69件、構成比53.1%でした。
ビジネスフォン相談では、本体価格より工事・配線条件が導入判断を左右していた。
69件、53.1%が配線関連だった。
■ どのような論点と同時に現れていたか
配線相談は単独ではなく、工事費・追加費用、光電話や既存回線との整合、FAX運用、主装置の置き場、1階と2階・別棟への配線ルートと同時に現れる傾向がありました。
 
例えば、コードレス端末を希望していてもアンテナまでの配線が必要なケースや、配管がないために穴開け・露出配線・迂回工事の判断が必要になるケースが確認されています。
■ 誤解を覆す示唆
本調査で確認されたのは、「安い機種を選べば導入しやすい」「コードレスなら配線の問題は消える」「スマホで代替できる」という見方では、現場判断として不十分だという点です。
 
実際には、光電話のプラン条件、FAX番号の維持、主装置の設置場所、既設配線の流用可否が、見積額と工期を大きく変えます。
コストを抑えたい時代ほど、見えない工事条件で失敗しやすい構造があるといえます。
■ 監修者コメント
株式会社デジコンnet 代表取締役 登 雄三
工事担任者(AI・DD総合種) / 電気工事士
 
「このデータを公開した理由は、価格だけで判断して現場で止まる案件を減らしたいからです。私は2010年に株式会社デジコンnetを設立し、神戸を拠点に全国でビジネスフォン、複合機、防犯機器、電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築に携わってきました。2023年には名古屋にも拠点を設け、施工と運用の両面を見てきました。現場では、機種の比較より先に、配線、回線、主装置、番号維持の確認が必要です。今回の情報公開で、提案の不透明さを減らし、業界全体の判断精度の向上を願います。」
 
▼本調査の完全版レポート(詳細グラフ・解説)はこちら
https://office110.jp/phone/knowledge/basic/business-phone-lan-wiring/
■ 会社概要・問い合わせ先
会社名: 株式会社ベルテクノス
サービス名: OFFICE110(オフィス110)
代表者: 代表取締役 中嶋 大介
所在地: 福岡県福岡市中央区薬院3-11-3 TSビル6F
事業内容: OA機器販売、施工、保守、メディア運営