不妊治療が長期化する中で、身体的な負担だけでなく、生活そのものに影響が及ぶケースもある。
関東に住む30代女性は、約5年にわたる治療と3度の流産を経験。その過程で、家庭や経済の問題が重なり、生活の立て直しを迫られることになった。
 
「やめる、という選択は当時は考えられませんでした」
 
関東在住の30代女性田中さん(仮名)は、結婚後まもなく不妊治療を始めた。
気づけば通院は日常になり、生活のリズムも治療を前提に組み立てられていった。
 
結果が出ない時間が続くなかで、焦りのようなものは常にあったという。
それでも「次こそは」という思いで、治療をやめる判断には至らなかった。
 
国立社会保障・人口問題研究所の調査(2021年)では、不妊の検査や治療を経験した夫婦は約4.4組に1組とされている。
数字だけ見れば決して珍しい話ではないが、実際の負担の大きさは外からは見えにくい。
 
その後、女性は第一子を出産した。
 
ただ、ここで状況が落ち着いたわけではなかった。
 
今後の治療をどうするのか、仕事や生活をどう組み立てるのか。
夫婦の間で少しずつ考え方の違いが表に出てくるようになった。
 
大きな衝突があったわけではない。
ただ、小さなすれ違いが積み重なっていったという。
 
さらに、配偶者の事業に関わる資金の問題も重なった。
 
女性は家族から資金を借り入れていたが、その使途や流れについては十分に把握できていなかった。
後から振り返ると、「よく分からないまま進んでいた部分もあった」と話す。
 
金額としては約3000万円。
数字だけを見れば大きいが、当時はそれを冷静に捉える余裕もなかったという。
 
医療、家庭、そしてお金の問題。
 
どれか一つでも負担になるものが、同時に重なったことで、
生活全体が少しずつ崩れていく感覚があった。
 
「何から整理すればいいのか分からなかった」
 
転機になったのは、外に相談したことだった。
 
知人を通じて、生活再建の支援を行う
有限会社アイベックスにつながった。
 
最初に行ったのは、状況の整理だった。
 
収入、支出、借入。
紙に書き出して一つずつ確認していく。
 
それまで曖昧だったものが、少しずつ輪郭を持ちはじめた。
 
関係者は「問題を個別に見るのではなく、生活全体として捉えることが大切」と話す。
 
すぐに何かが大きく変わったわけではない。
 
ただ、自分の状況を言葉にできたことが、その後の判断につながった。
 
女性は仕事を一度離れ、生活の立て直しを優先することにした。
地域の活動にも少しずつ関わるようになり、人と話す機会も増えていった。
 
「人と話すことで、少しだけ見方が変わった気がします」
 
現在は、子どもとともに新しい生活の形を模索している段階だという。
 
不妊治療、家庭の問題、経済的な不安。
それぞれは特別なものではない。
 
ただ、それらが重なったときにどうなるのかについては、
あまり語られてこなかった。
 
今回のケースが示しているのは、
問題の大きさそのものよりも、「抱え込みやすさ」かもしれない。
 
どのタイミングで外とつながれるか。
その違いが、その後の選択肢に影響することもある。
 
 ■会社概要 有限会社アイベックス 
所在地:愛知県名古屋市東区泉1丁目21番27号 泉ファーストスクエア8F
事業内容:不動産担保ローン・生活再建支援
 株式会社RAINBOW 
事業内容:PR企画、広報支援、イベント制作、日台コンサルティング、映像制作
 
■お問い合わせ先 
株式会社RAINBOW
広報担当:小野
MAIL:jean@rainbow-international.co.jp
 ■備考 
本記事は、提供された情報をもとに編集・構成しています。