約35万人の不登校時代に求められる「第三の居場所」子どもたちが社会とつながる機会を創出
ライフスタイルから社会のアップデートを目指す株式会社UPDATER(本社:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)は、NPO法人WooMoo(ウーモ)が運営する子どもの居場所「Tsubame」事業に協賛し、2026年3月27日(金)に「みらいのとびらフェス」を開催しました。
 
日本では現在、小中学生だけでも約35万人の不登校児童生徒が存在し、その数は年々増加しています。こうした現状から、学校や家庭以外で子どもたちが安心して過ごせる選択肢である「第三の居場所」※1を社会全体で創ることがますます重要になってきました。
 
本イベントは、そうした「第三の居場所」に通う子どもたちが、来場者に対して商品や体験を提供することで、単に支えられる存在ではなく、“社会と関わる主体”としての役割を担い、自らの力で社会との接点を生み出す機会となりました。※1 以下の「第三の居場所」とは、家庭や学校に続く“第三の場”として、子どもたちが安心して過ごしながら、人とのつながりや社会との接点を育んでいく場所を意味します。
※1 以下の「第三の居場所」とは、家庭や学校に続く“第三の場”として、子どもたちが安心して過ごしながら、人とのつながりや社会との接点を育んでいく場所を意味します。
みらいのとびらフェスとは
「みらいのとびらフェス」は、不登校の子どもたちにとって安心して過ごせる居場所「Tsubame」を起点に、子どもたちと社会の接点を生み出すことを目的とした取り組みです。
 
「Tsubame」は、さまざまな特性を背景に不登校となった子どもたちが集う居場所であり、それぞれが安心して過ごせる環境づくりを大切にしています。
 
日本では現在、小中学生だけでも約35万人の不登校児童生徒が存在し、その数は11年連続で増加しています。不登校の子どもたちは、将来への不安や対人関係への不安、自己肯定感の低下など、複合的な課題を抱えています。※2
 
一方で、こうした子どもたちを支える「第三の居場所」は、社会的認知や数、資金の面で十分とは言えない状況にあります。UPDATERは、再生可能エネルギー100%※3の小売電力事業「みんな電力」の中で「Tsubame」事業に寄付ができる仕組みの提供や、体験格差の緩和を目的としたイベント企画などを通じて多面的に支援してきました。今回の開催では、主に資金面で協賛を行うとともに、企画制作や運営スタッフの派遣など、企画運営にも協力しました。
 
「第三の居場所」に関する課題は、全国に共通する社会課題です。UPDATERは、電力事業を通じて関係を築いてきた地域・自治体と連携し、同様の取り組みの展開を目指してまいります。地域の未来創生の一環として、各地域が抱える社会課題に対し、地域と共に持続可能な地域づくりに取り組んでまいります。
 
※2 文部科学省|令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|2024年10月|https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_1_2.pdf
※3 再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギー100%の電気を供給します。また、CO2排出量もゼロとなります。
■取り組みの詳細
<イベント名>
みらいのとびらフェス(2026年)
<開催日時>
2026年3月27日(金)13時00分~15時00分
<会場>
HOME/WORK VILLAGE 2F ホール(209)
(東京都世田谷区池尻2-4-5)
<参加した子どもたち>
神奈川県横浜市の小学生11名
<主な内容>
・子どもたちによる物販(手作り雑貨、アップサイクル商品等の販売)
・子どもたちが来場者を迎える体験型ブース(エシカル駄菓子釣り、射的など)
・カフェ運営(フェアトレードコーヒー提供によるおもてなし)
・ワークショップ(再利用ダンボールクラフトの制作体験)
・UPDATERとのコラボ展示(発電所や商品開発など社会との接点の紹介)
<主催>
NPO法人WooMoo 子どもの居場所「Tsubame」
<協賛>
株式会社UPDATER、方方株式会社、DAMBO LLC
「社会とつながる実感」を得る貴重な体験
当日は、子どもたちが“店員”として出店し、自ら制作した雑貨やアクセサリーの販売、体験ブースの運営などを行いました。
 
新しい場所や人との関わりに不安を感じていた子どもが、自ら来場者に声をかけ、積極的に接客を行う姿も見られました。会場全体に広がる「受け入れられている」という安心感が、子どもたちの行動を後押ししました。
 
来場者から「ありがとう」と声をかけられる場面も多く見られ、子どもたちにとって“自分が誰かの役に立っている”という実感を得る機会となりました。 
「多様な生き方を知る大人」と出会う場所
会場では、来場者が自身の職業や経験を記したストラップを身につける仕掛けが用意され、子どもたちはそれをきっかけに自然と会話を始めていきました。
 
「将来なりたい職業」をきっかけに会話が広がり、さまざまな働き方や生き方に触れる中で、「理想と違う道でも前に進める」という現実的な社会像を知る機会となりました。
 
中には、企業の経営者と直接対話する中で、「社長も話しやすい存在だった」と感じるなど、大人や社会に対する心理的な距離が縮まる場面も見られました。会場では、駄菓子釣りや射的といった遊びのブースや、カフェ、ワークショップなどの体験型コンテンツも展開されました。
イベントを通じて成長する子どもたち
イベントを通じて、子どもたちの中にはこれまで見られなかった変化も生まれました。
仲間とともに準備を進め、イベントの最中もみんなで協力しながら取り組む姿が見られました。
イベント終了後には、やりきったことへの充実感とともに、この時間が終わってしまうことへの名残惜しさを感じている様子もありました。
 
それは、誰かと時間をともにし、この場が自分にとって大切な存在になっていたことの表れだと感じています。
参加した子どもたち・スタッフの声
11歳・女の子(参加児童)
大人の方がたくさん来るイベントは初めてで緊張するかな?と思ったけど気づいたら話に夢中になっていました。
 
11歳・女の子(参加児童)
楽しい時間であっという間に終わってしまいました。
 
10歳・男の子(参加児童)
自分たちの作品を見てもらったり、作品をお願いされて嬉しかった。
 
50代・女性(運営スタッフ)
当日は、子どもたちの行動面にも大きな変化が見られました。新しい環境や人との関わりに不安を感じていた子どもが、自ら接客に立ち、来場者と関わろうとする姿が印象的でした。これまで受け身だった子どもたちが、自分から一歩踏み出し、役割を担おうとする様子が見られたことは、本イベントの大きな成果の一つであったと感じています。
 
40代・女性(運営スタッフ)
あるブースを担当していた子どもは、来場されたお客さまに対して、はっきりとした口調で丁寧に応対していました。普段は、初対面の人と話すことや新しいことに挑戦することが得意なタイプではありませんが、イベント当日はその姿が一変し、堂々と役割を担う様子が見られました。
そのたくましい姿に、ブースを訪れた企業の方からは「ぜひ将来一緒に働きたい」といった声がかけられる場面もあり、とても印象的でした。
 
40代・女性(運営スタッフ)
今回のようなイベントを通じて、普段はなかなか経験することのない人との関わりや積み重ねが、子どもたちにとって自信につながる機会になったと感じています。一つひとつの小さな成功体験が、未来へと進む力となり、こうした温かな関わりや、社会の一員として関わる中で得た実感が少しずつ重なっていくことで、子どもたちが自分らしく歩んでいくための力へとつながっていくことを願っています。
UPDATERよりコメント
株式会社UPDATER 地域未来創生部 部長
岡本由紀
今回が初開催となった「みらいのとびらフェス」は、店員として参加した子どもたちをはじめ、運営スタッフや来場者までもが思いやりを持ち合う、とてもあたたかな空間となりました。多様な大人たちと接する中で、子どもたちは自らの新たな可能性に気づき、自信へとつなげる機会になったのではないかと感じています。
本催しを他地域へも展開することで「第三の居場所」の認知と重要性を広げ、将来的には支援の拡大へと発展していくことを目指します。社会課題解決には難しさもある一方で、ひとつの行動からこのような価値ある発信ができることを確信した貴重な一日となりました。
 
株式会社UPDATER 代表取締役 
大石 英司
子どもたちがくれた手作りのストラップを、自宅の鍵につけるほど大切にしています。
手にするたびに、一人ひとりの顔が浮かびます。創造力を発揮しながら創作に向き合う子どもたちの姿からは、人の可能性について多くの学びをもらっています。
イベントでは、子どもたちに名刺を渡します。それは「縁はつながり続けるものだ」と伝えたいからです。こうしたロールモデルを全国へ広げ、子どもたちの笑顔が日本中に届くその日まで、WooMooさんと共に歩み続けていきます。
■NPO法人WooMooについて
NPO法人WooMoo(ウーモ)は、2011年に神奈川県横浜市南区で設立された非営利団体です。女性のライフスタイルを応援し、あらゆる世代の女性が自分らしく生きられる社会を目指しています。主な事業として、子育て支援(認可小規模保育園、子育て支援ひろば)、 子ども居場所事業「Tsubame」、を展開。理事長はみやした助産院院長 宮下美代子氏。所在地:神奈川県横浜市南区。
■株式会社UPDATERについて
2021年10月1日にみんな電力株式会社から社名変更。法人・個人向けにトレーサビリティや透明性を軸にしたサービスを提供し、社会課題解決に取り組む。世界で初めて電力トレーサビリティを商用化した脱炭素事業「みんな電力」、労働市場をウェルビーイングで変革する「みんなワークス」、ブランドのエシカル度を評価・公表する「Shift C」、商品の背景やストーリーをもとに購買できるEC「TADORi」、人・社会・環境に配慮した商品を扱う「みんな商店」、土壌再生に向けた社会全体の行動変容を促す「みんな大地」などを展開。第4回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞、日本で3社のみのCDP認定再エネプロバイダー、エナジープロバイダーとしてB Corp認証を受けるなど受賞・認証多数。
 
株式会社UPDATER会社概要
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役: 大石 英司
設立: 2011年5月25日
資本金:1億5,382万5,500円(資本準備金1億9,773万9,500円)※2025年12月19日現在
事業内容: 脱炭素事業「みんな電力」ほかウェルビーイング、生物多様性等のSXサービスを展開
コーポレートサイト:https://www.updater.co.jp/
■本件のお問い合わせ先
株式会社UPDATER 戦略広報部 豊島・上田
TEL:03-6805-2228(受付時間 平日 11:00~15:00) 
E-mail:pr@minden.co.jp