管理栄養士との産学協創で開発、医療・介護現場の低栄養の課題に「おいしさ」で応える
栄養療法食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長 袴田義輝、以下、ニュートリー)は、栄養補助飲料「アリモア(スイートシトラス風味)」を開発し、2026年4月9日(木)、主に医療・介護施設向けに発売、同時に通信販売でも取り扱いを開始します。
 
本製品は、1本125mLでエネルギー220kcal・たんぱく質10gと、高エネルギー&高たんぱく質ながら飲み進めやすいクリアタイプの飲料で、従来の栄養補助飲料の「飲みきれない」という課題に着目し開発されました。製品名には、“少しでも多く(a little more)栄養をとってもらいたい”という想いが込められ、医療・介護現場における低栄養の課題に無理なくおいしく対策できる製品として提案します。
 
さわやかな甘さのスイートシトラス風味
 
製品の特長
・エネルギー220kcal、たんぱく質10g
125mL/本の栄養補助飲料としては当社最大量の設計です。
・厳選した栄養素:ビタミンB群・ビタミンD・亜鉛
「食べられない」方において特に不足しやすく、代謝やサルコペニア(筋肉量の減少)対策において重要な栄養素を厳選して配合しました。
・すっきり飲みきれる味わい
栄養素を厳選することで、最後まで無理なく飲みきれる味わいを実現しました。
・飲みやすさを後押しするパッケージ
一般飲料として馴染みのあるカートカンを採用し、さわやかな味や透明感が伝わるようにデザインしました。“栄養補助飲料らしくない”親しみやすいパッケージです。
 
■製品概要 (特設ページ:https://www.nutri.co.jp/nutrition/alimoa/
製品名称 : アリモア スイートシトラス風味
内容量   : 125mL×30本/箱 8,618円(税込) ※通信販売参考価格
販売方法 : 医療・介護施設には代理店を通じて販売
一般向けには通信販売(https://nutri-shop.jp/item/A72900-c/
 
■開発の背景
医療や介護の現場では、食事がとれない方に向けた栄養補助飲料について、「甘味がくどい」「飽きやすい」「濃厚ですぐに満腹になる」といった理由から、飲みきれないことが長年の課題でした。
従来の栄養補助飲料では、エネルギーやたんぱく質を効率よく増やすために脂質や乳成分が用いられることが多く、その結果、口あたりが濃厚になり飲みづらさに繋がるケースがありました。
ニュートリーが実施した調査※によると、およそ76%の医療従事者が栄養補助飲料を“飲みきれない患者・利用者がいる”と回答しています。
※ニュートリー×ナースの星共催WEBセミナーの参加申込者のうち、食品タイプの栄養補助飲料を提供していると回答した施設585件の回答[実施時期:2026年3月]
 
こうした状況を少しでも改善し、負担なく飲みきれる栄養補助食品を届けたいという思いからニュートリーは産学協創プロジェクトを立ち上げました。全国各地で活躍する栄養療法のエキスパートである管理栄養士が参画し、それぞれの専門分野で培った知見を結集させ「アリモア」の開発が実現しました。
2025年、WHOの国際疾病分類において「成人低栄養」が診断コードとして承認され、低栄養は「治療すべき疾患」であるという認識が今後さらに広まっていくと考えられます。特に高齢化先進国の日本では、高齢者の低栄養を発端とするサルコペニアやフレイル(虚弱)の進行が問題となっています。
ニュートリーは「アリモア」を通じて、医療・介護の現場から日常の食卓まで無理なく栄養を摂取できる選択肢を提供し、今後も低栄養の改善および予防に寄与する製品や正しい情報の発信を通じて、人々の健康維持を支えてまいります。
 
産学協創プロジェクトメンバー:関西電力病院 真壁昇先生、長崎県立大学 西岡心大先生、手稲渓仁会病院 田中智美先生、近森病院 宮島功先生、豊田厚生病院 森茂雄先生、ニュートリー
 
ニュートリー株式会社について https://www.nutri.co.jp
ニュートリーは、医療・介護現場をはじめ、一般の方々に向けて、栄養補助食品、嚥下補助食品、流動食を開発・製造・販売するヘルスケア企業です。1963年に設立し、2022年にDM三井製糖の100%子会社となりました。
栄養補助食品の領域において、「ブイ・クレスCP10(シーピーテン)ミックスフルーツ」は国内で初めて「褥瘡を有する方の食事療法として使用できる食品」として個別評価型病者用食品の表示許可を受けており、2024年3月には「ブイ・クレスCP10(シーピーテン)ルビーオレンジ」も同表示許可を取得、栄養療法食品の認知度をけん引しています。 嚥下補助食品の領域においては、ニュートリーは自社工場で、飲み込みが難しい方のために使用されるとろみ材・ゼリー化材の製品を製造しており、特別用途食品「えん下困難者用食品」のうち、そのまま飲み込める性状である「許可基準I」製品の取得数最多企業です。流動食領域においては、経口・経管のいずれからも栄養補給が可能な、日本初の“デュアルユースの紙製容器”の提案など経管栄養管理におけるさまざまな課題解決に向けた製品を開発しています。 さらに、2022年12月、テルモ株式会社より栄養食品事業を譲受し、製品ラインナップを拡充しています。栄養療法の新たな可能性の追求をミッションに、医療機関・介護福祉施設との連携を通して日本の栄養療法を支えるとともに、製品開発を通じて一人でも多くの方のQOL向上に貢献、医療ニーズに応え、医療・介護に携わる人々を支援することを目指しています。