日本電気株式会社(以下 NEC)は、産経新聞社が主催する「第38回 独創性を拓く 先端技術大賞」において、社会人部門の最優秀賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。受賞内容は、「『映像認識AI×LLM』に関する研究開発と産業適用」で、NECが長年培ってきた映像認識技術と最新の大規模言語モデル(LLM)を融合させた技術とその産業適用の取り組みが高く評価されました。 |
|
|
|
今回の受賞者(2025年7月14日授賞式にて) |
|
|
|
本賞は、1986年に理工系学生の独創性と創造性をはぐくみ、研究への意欲を高めることを目的に創設された「先端技術学生論文表彰制度」を前身としています。現在では、「科学技術創造立国」の実現には、産学官の連携や若手技術者の育成が不可欠との考えから、企業の若手研究者・技術者も表彰対象に加え、「独創性を拓く 先端技術大賞」となっています。 |
|
当社の受賞者と概要は次のとおりです。 |
■受賞名 |
第38回 独創性を拓く 先端技術大賞 |
社会人部門 経済産業大臣賞(最優秀賞) |
|
■受賞論文 |
『映像認識AI×LLM』に関する研究開発と産業適用 |
|
■受賞者 |
劉 健全 (NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 ディレクター) |
船田 純一 (NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 主幹研究員) |
鈴木 哲明 (NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 シニアプロフェッショナル) |
山崎 智史 (NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 主任研究員) |
藤若 雅也 (NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 主任研究員) |
平川 康史 (NEC ビジュアルインテリジェンス研究所 プリンシパル・リサーチエンジニア) |
佐々木 洋平 (NEC データ基盤サービス統括部 シニアプロフェッショナル) |
進藤 直樹 (NEC データ基盤サービス統括部 プロフェッショナル) |
|
■概要 |
本受賞内容は、NECが長年培ってきた映像認識技術と最新の大規模言語モデル(LLM)を融合させた画期的な研究成果で、防犯カメラやドライブレコーダーなどから日々生成される膨大な動画データから、利用者の目的に応じた短縮動画と説明文章を自動生成するAI技術です。この革新的な技術は、損害保険の事故調査、航空機のグランドハンドリング、スポーツ中継のハイライト生成、さらには自動車開発や医療現場における記録作成など、多岐にわたる産業分野での応用が期待されています。 映像データの利活用により、業務効率化、安全性向上、コスト削減や新たな価値創出に寄与し、今後も技術改良と適用領域拡大を進めることで、安全・安心で効率的な社会の実現に貢献していきます。 |
|
詳細はこちら |
URL https://jpn.nec.com/rd/awards/2025/2025-02.html
|
|
なお、今回受賞した技術を活用したBluStellar(注) Products & Servicesの一つである 『くるみえ』について、2025年度下期に発売を予定しています。 |
また、今後も本技術を拡張し、動画に加えてテキストや数値、画像、音声、センサーデータなど多様な形式を扱える製品やソリューションの開発を進めていきます。 |
|
NECはDXに関して、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3軸で、戦略構想コンサルティングから実装に導くオファリングなど、End to Endのサービスを提供しています。さらに、従来型のSIerから「Value Driver」への進化を目指し、その価値創造モデルを「BluStellar(ブルーステラ)」として体系整理しました。業種横断の先進的な知見と研ぎ澄まされた最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導きます。 |
|
以上 |
|
(注) |
|
|
|
「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導き、お客さまを未来へ導く価値創造モデルです。 https://jpn.nec.com/dx/index.html
|
|
|
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先> |
NEC グローバルイノベーション戦略統括部 |
https://jpn.nec.com/cgi-bin/cs/opinion_form4.cgi |
|