~老化制御因子「DEL-1」研究の最前線から紐解く、日常で実践できる健康習慣~
 一般社団法人ウェルネス総合研究所(代表理事:波多野誠)は、人生100年時代を迎える中、健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を行う中で、このたび、老化を制御する新たな因子「DEL-1」に着目した最新インタビュー記事を、2026年4月8日(水)に公開いたしました。
                              
【最新レポートはこちらから】https://wellnesslab-report.jp/4004/
 
新潟大学大学院医歯学総合研究科 研究教授 前川知樹先生
 
<以下、レポート内容の一部を紹介>
 
◆老化を左右する“体の守備力”「DEL-1」とは
 DEL-1は、体内の慢性炎症を抑制し、組織の恒常性(ホメオスタシス)を維持する分子であり、加齢とともに減少することが明らかになっています。DEL-1の最も注目すべきメカニズムは、炎症を起こしている老化細胞を減らし、組織全体の慢性炎症を起きにくくすることで、特に神経系や血管、腎臓など再生が難しい臓器に多く発現し、いわば“体の守備力”として機能する点が特徴です。DEL-1の低下は、認知症や腎機能低下、骨粗鬆症などのリスクと関連する可能性が示唆されています。
DEL-1による全身のフレイル連関
 
◆DEL-1低下で現れる身近な不調
 DEL-1が低下すると、肌の乾燥やドライアイ、歯ぐきの腫れといった表面的な変化から、関節痛や免疫低下など全身の不調まで、さまざまな影響が現れる可能性があります。特に肌や粘膜といった部位は変化が現れやすく、肌のきれいな人は、DEL-1が高い傾向にあります。また、生活習慣の改善によって比較的早期に変化を実感できる点も特徴です。
 
◆アマニ油とDEL-1の関係性に注目
 アマニ油などに含まれるオメガ3系脂肪酸の摂取が、DEL-1の増加に寄与する可能性が示されています。研究が進む中で、オメガ3脂肪酸の代謝産物がDEL-1の産生を阻害する障害を除去する役割を担っていることが分かりました。ここで得たのが、「アマニ油大さじ1杯の摂取が、約1時間のウォーキングと同程度の影響を与える」という知見です。これは、運動習慣・時間の確保が難しい現代人にとって、日常の食生活から取り入れやすい健康習慣として期待されます。
 
◆今後の医療・ヘルスケアへの展望
 DEL-1は血液や唾液から測定可能であり、将来的には健康診断の新たな指標としての活用も期待されています。
 また、認知症予防や腎機能改善を視野に入れた研究や、DEL-1を増加させる治療薬の開発も進められており、医療とヘルスケアの両面から注目が高まっています。
 
 
※本レポートでは、こうした最先端の研究動向に加え、「食事・運動・ストレス管理」といった日常生活における実践的なアプローチについても紹介しています。(https://wellnesslab-report.jp/4004/
 
<ウェルネス総合研究所 概要>
 人生100年時代と言われる現代、長く続く人生を自分らしく、いきいきと過ごしていくためには、心身の健康を保つことがますます重要になっています。近年では生活者の意識や知識レベルも年々上がってきており、これまで健康にはあまり興味がないと言われてきた若年層においても、健康やウェルネスへの関心が高まりつつあることを実感しています。一方で、ヘルスケアに関する情報が巷にあふれ、その正確性や信頼性がより一層問われる時代にもなってきました。
  私たちウェルネス総合研究所では、ビジネスの側面から健康・ウェルネス市場のさらなる発展を支援することで、人々の健康やQOL(生活の質)の向上に貢献したいと考えております。国内外の最新情報の提供はもちろん、商品開発から治験・表示申請、マーケティング、消費者へのコミュニケーションのコンサルティング・実施など、幅広いネットワークを活かし、健康・ウェルネス関連の企業、団体、事業を支えていける存在を目指してまいります。
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