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不登校の親の交流から始まった活動 |
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NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ(所在地:大阪市天王寺区、代表者:谷田ひろみ、以下「ファミラボ」)は、2008年、子どもが不登校になった4人の母親が、安心して話せる場をつくりたいと、SNS「mixi」に掲示板を立ち上げたのが始まりです。(mixiコミュニティ「不登校・学校が苦手な子の親室」) |
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当時は、インターネットを通じてつながることができる親の会はほとんどなく、同じ悩みを抱える全国の親たちがSNSを通じて出会い、支え合い、交流を深めてきました。 |
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その後、大阪・名古屋・東京に傾聴サークルが誕生し、勉強会やお茶会を定期開催。 |
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2015年に法人認証を受け、現在はオンラインを含む12会場で活動を広げています。 |
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法人会員は350名を超え、mixi掲示板の参加者は1,770名(2025年6月現在)、多くの方に支えられています。 |
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母親によるボランティア運営 |
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ファミラボの活動を支えるのは、全員が当事者の母親によるボランティアです。 運営スタッフは2~3年の任期で交代しながら、これまでに延べ200人以上の母親が活動に参加してきました。 同じ立場だからこそ寄り添える視点を大切にし、傾聴勉強会や交流会を支えています。 |
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活動を通じて不登校への理解を深め、大学や大学院進学や資格取得し、講師として活躍、またOGとして渦中の親を支え続ける母親も増えています。 |
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傾聴を学び、親子関係を育む |
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ファミラボの特徴は「学習型親の会」。その活動の軸は「傾聴」を学ぶことにあります。 |
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傾聴とは、耳・目・心を傾け、相手の話や感情を丁寧に受け止めること。不登校で崩れがちな親子関係を修復し、子どもが自分を受け入れられるよう支えます。 |
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傾聴を学ぶことで親自身も成長していきます。母親の変化は家庭に広がり、家族が安心感に包まれ、皆が楽に・幸せに・楽しく生きることができるという循環を生み出します。これが、学校が苦手な子の母親に、傾聴をお勧めする理由です。 |
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2024年の累計参加人数はおよそ800人(傾聴勉強会・交流会・全国大会)。たくさんの皆さんと共に学んでいます。 |
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⇒ファミラボ公式サイト「勉強会について」 |
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子どもたちのその後 |
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不登校は一時的に大きな不安をもたらしますが、活動を通じて子どもたちは少しずつ自分らしさを取り戻してきました。 |
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発足当初から関わった子どもたちは、最年長が35歳となり、みんなそれぞれの道を歩んでいます。 |
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当法人が継続的に支援を行った会員のうち、中学校3年時に不登校だった63人の子どもを対象にした調査では、5年後の時点で非就学・非就労の人はわずか3人(約5%)という結果が出ています。 |
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他団体との協働 |
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近年、各地のNPOや市民活動団体、行政機関、企業、学生等からの問い合わせが増えてきています。 |
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これまでの私たちの活動実績をふまえ、調査・研究、研修・講座の開催、活動支援など、さまざまな立場の方々と協力しながら取り組んでいければと考えています。 |
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昨年は、メディアへの出演や市民活動センター等でのイベント参加等での対外的な発信や、大学生の研究協力等にも積極的に取り組みました。 |
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今後もこうした発信を継続し、さらに多くの方々とのつながりを広げていきたいと思っています。 |
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バケツ型のかわいいマルシェバッグ。デイリーユースできるように、軽く丈夫な素材を選びました。 |
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記念品「daijyoubuエコバッグ」 |
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当法人では、不安でいっぱいの毎日を過ごしている会員の皆さまに、少しでも心の隙間をつくっていただけたら、と不登校お役立ちグッズを毎年作成しています。 |
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今年は10周年の記念として、合言葉「daijyoubu(大丈夫)」と、ファミラボのロゴである自由を象徴する鳥をデザインしたオリジナルエコバッグを制作。 |
「全国に広がる仲間と心でつながる安心」を感じていただけるよう願いを込めました。
このエコバッグは、6月に会員の皆さまへお届けしました。 これから入会される方へは、入会時に発送しています。 |
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10周年は、法人本拠地の大阪での開催です。 |
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10周年記念 全国大会「ファミスペ2025」 2025年11月22日(土)開催 |
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年に一度の全国大会「ファミスペ」を、今年は10周年特別企画として大阪で開催します。 |
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今年は、不登校状態の子や、引きこもりに近い子たちを支援先につなげるプロセスと、その先の就労までについてお話しいただく予定です。 |
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お子さんの年齢が小さい場合、就労は遥か先のことで思いが及ばないかと思いますが、不登校のその先のために、今からどんなことができるのだろうと、心の準備をしておくことが安心につながると思います。 |
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詳細・お申込みは、9月末を予定。 |
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毎年先行申込で満席となる人気イベントです。 |
参加を希望される方はお早めのご入会をおすすめしています。 一緒に子どもたちを応援していきましょう! |
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代表コメント |
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4人の母親から始まった活動が、これほど大きな輪になるとは想像していませんでした。 |
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できれば不登校は経験しない方がよかった、と思うこともあります。 |
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それでも、同じ思いをした仲間と子どもたちを応援し、支え合ってこられた10年は大きな財産です。 |
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これからも、子どもたちが安心して育つ社会を目指し、一緒に歩んでいきたいと思います。 |
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NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ |
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NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ、通称「ファミラボ」は、不登校の正しい理解の普及と、不登校児童を持つ保護者を支援する、同じ立場の保護者たちによるピアサポートグループです。
学習型親の会として、不登校のその後、子ども達の未来を大丈夫にするために、不登校期間中に親ができることは何か、をみんなで一緒に学んだり、考えたりしています。 オンラインを含む12会場で、各会場1か月~2か月に1度程度、傾聴勉強会やお茶会、交流会を開催しています。
当法人の実績として、当法人会員で中学校3年時に不登校だった頃から継続的に参加されている63人の母親にインタビューしたところ、5年後時点で非就学・非就労の人は、3人(5%)という結果が出ました。 (※中学3年時不登校だった子の5年通過時点。非就学・非就労の割合は2割弱。 『不登校に関する実態調査』~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(平成26年7月9日) https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1349949.htm)
【活動実績】 ・2023年4月 第3回キラッと輝く!OSAKA 市民活動グランプリ 優秀賞 ・メディア紹介:「J-WAVE」「ABEMA」ほか
【法人概要】 NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ 設立:2015年7月17日 所在地:大阪府大阪市天王寺区上本町9-1-12-401 事業内容:不登校の親支援、傾聴勉強会、交流会、情報発信、心理相談業務、講師受託等 会員数:353名(2025年6月現在) ホームページ:https://fami-lab.com/npo/ メール:familab.info@fami-lab.com 電話番号:070-5261-1115 |
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