しきい値に依存しない異常検知により、AIが暗黙知を扱い意思決定を支援
現場データの活用を支援するシリコンバレー発スタートアップMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区、CEO:上田 学、以下、MODE)は、現場データから新たな「気づき」を導き出す「BizStack Insight」を発表しました。
 
本サービスは、従来の「異常発生後に対応する監視」から、「異常の兆候を捉え、未然に対応する運用」への転換を実現するものです。
 
開発背景:事後対応型の監視の限界
これまで多くの現場では、設備や環境の異常を検知する監視システムが導入されてきました。しかし、従来の仕組みは、あらかじめ設定したしきい値を超えた際にアラートが発報される「事後対応型」が中心でした。
そのため、異常の検知が遅れ、大規模な修理や緊急対応、高額な機器交換につながるケースも少なくありませんでした。また、広範な施設や複雑な設備環境においては、人手による監視には限界があり、異常の初期兆候を見逃すリスクも課題となっていました。
 
新サービス「BizStack Insight」の概要
「BizStack Insight」は、BizStackにより統合された現場データをもとに、AIが人では見逃してしまうわずかな変化を捉え、“気づき”として現場に届けるサービスです。
たとえば、設備の温度や稼働率、環境データのわずかな変動パターンから、将来的な異常の兆候を早期に捉えることが可能になります。これにより、従来の“監視する”運用から、“変化に気づける”運用への転換を支援します。
「BizStack Insight」のイメージ
主な特長
・“見えている”を“気づける”へ
センサーやシステムから統合されたデータを、AIが継続的に変化を読み取り、人では捉えきれない異常の兆しを抽出します。
・しきい値に依存しない異常検知
従来のようなしきい値ベースの監視では捉えられない微細な変化を検知し、異常の前段階での把握を可能にします。
・人に依存しない監視運用へ
人が常時監視する必要のある運用から、AIが変化に気づき必要な情報だけを通知する運用へ。現場の負荷を軽減しながら、対応の質を高めます。
 
現場DXにおける位置づけ
MODEはこれまで、「BizStack」を通じて現場のリアルタイムデータの収集・統合・可視化を支援してきました。
 
今回の「BizStack Insight」は、そのデータ基盤の上に構築された次の進化として、統合されたデータをもとに「可視化」から「意思決定・予測」への拡張を担います。これにより、BizStackは、「データを見る」プラットフォームから「データで判断できる」プラットフォームへと進化します。
 
BizStackとは
「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを一元的に統合し、AIを活用した直感的な操作による業務効率化や安全性向上を実現するIoTプラットフォームです。
 
建設・製造・物流などの「現場」で発生する多様なデータをつなぎ、センサーやカメラからのIoTデータ・既存の業務システム・SaaSなどから取得した情報をリアルタイムに収集・解析できます。
サービスサイト
 
MODEについて
MODEは、現場のリアルタイムデータのインテグレーションを支援する「BizStack」を開発・提供する、シリコンバレー発のスタートアップです。建設・製造・物流などの現場が抱える人手不足や業務の属人化といった課題に対し、デジタル技術と現場理解に基づいたアプローチで、多くの企業のDXを支援しています。
会社概要
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:IoTプラットフォーム「BizStack」の企画・開発・提供
URL:https://www.tinkermode.jp