・連休明け、会社に行くだけで気が重い
・人と話すだけでどっと疲れる
・「なんとなく自分じゃない感じ」がする
そんな「五月病」の症状の背景に、遺伝的な特性が関係している可能性があります。
 
株式会社KEAN Healthは、研究データをもとに性格特性の遺伝率と、環境適応におけるメンタルヘルスの関係について整理しました。
性格の最大6割は“生まれつき”?適応のしやすさにも個人差
心理学の標準モデル「Big5」を用いた研究では、性格特性の40~60%に遺伝的要因が関与しているとされています。特に、新しいことに挑戦する・柔軟に対応する傾向に関わる「開放性」の遺伝率は約6割と高く、適応のスピードやストレスの感じやすさには本来の性格が影響しているといえます。
 
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「本当は内向的なのに無理して明るく」そのズレが疲れの正体?
性格には、実は2つの側面があります。
・遺伝要因:心理的な刺激に対する反応速度や不安の感じやすさなど、本来の性格。
・環境要因:環境や教育、経験などによって後天的に形成される、今の自分を表す性格。
 
新しい環境で自分をよく見せようとするなど、遺伝的な特性と現在の振る舞いのギャップが大きくなるほど疲弊が大きくなります。これが五月病のメカニズムの一つともいえます。
<具体例>
・外向性:本来は内向的だが明るく振る舞い続けて疲弊する
・誠実性:本来はマイペースだが過度に規律を意識しすぎて義務感で疲弊する
・神経症傾向:本来は不安を感じやすいがタフな自分を演じて疲弊する
「無理しなくていい」と気づいた瞬間、人は楽になる
本来の自分と今の自分のギャップを客観的に把握することで、無理なく生きるヒントを得ることができます。
<具体例>
ケース:新入社員(23歳・営業職)
・本来の傾向:内向的で一人の時間を好む
・現在:明るく振る舞い、飲み会にも毎回参加

結果:
連休明けに強い疲労感を感じ、人と話すだけで消耗
 
その後、
「自分は外向的ではない」と理解したことで
・飲み会は無理に参加しない
・一人で過ごす時間を意識的に確保
→徐々に心身の負担が軽減
今後の展望:自分なりの新しい環境に適応する方法が見つかる社会へ
本来の傾向を知ることで、自分に合った環境適応の方法を見つけたり、ありのままの自分を受け入れられるようになります。これは、現代におけるウェルビーイングの新たな一歩となります。
 
KEAN Healthは、こうした遺伝子と性格に関する情報を発信することで、誰もが自分なりに新しい環境に適応するヒントを見つけていく、自分らしく過ごすきっかけをつくっていくことを目指します。
株式会社KEAN Healthについて
人間の全遺伝子(ゲノム)を解読するヒトゲノム計画が完了し20年超。バイオテクノロジーの進化が、社会課題の解決や持続可能な経済成長に貢献し、社会の在り方そのものを大きく変革させるバイオトランスフォーメーションという概念が注目されつつある今。ゲノムや遺伝子が、生活者にとってより身近になる社会を創っていくことをビジョンに事業を展開。
【会社概要】
社名:株式会社KEAN Health(キーンヘルス)
本社所在地:東京都港区芝浦3丁目14番18号 キャナルスクエア芝浦4階
代表取締役:山路 恵多
ホームページ:https://keanhealth.co.jp/