Lifetime IFA金融研究チーム(運営:ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社)

日本人が投資をしない理由は「損が怖いから」ではなかった ― 金融感性工学の研究から見えた投資行動の本当のハードル ―

Lifetime IFA金融研究チーム(ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社運営/所在地:東京都中央区、代表取締役社長:八代 幹雄)は、投資をする人としない人の違いに着目し、投資をしていない人(以下、非投資層)が投資行動へ向かうにあたって必要なアプローチについて、感性工学的観点から調査研究を実施しました。

※本調査について記事等に引用いただく際は「Lifetime IFA」( https://lifetimeifa.jw-advisers.co.jp/ )と「ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社」( https://www.jw-advisers.co.jp/ )への2つのリンクを掲載し、引用元を記載してください。

近年、日本ではNISA制度の拡充やネット証券の普及により、誰でも資産運用を始めやすい環境が整いつつあります。しかし金融資産を保有する世帯のうち、有価証券を保有している割合は依然として3割程度にとどまり、投資を行っている人はまだ少数派です。

本研究では、投資をする人としない人の違いは、知識量・収入等の合理的な要因だけでは説明できないと考え、「感性構造(物事の意味づけや感じ方)」の違いに着目し、投資層と非投資層の心理・認知構造の差異を分析したうえで、非投資層が投資行動を起こすためにはどのようなアプローチが必要なのかを明らかにすることを目的に研究を実施しました。


資産運用イメージ形成・行動ハードルの比較研究

資産運用イメージ形成・行動ハードルの比較研究


■研究方法

18歳~59歳の男女184名を対象に、投資を行っている投資層と投資を行っていない非投資層に分け、以下の項目について5段階評価および自由記述による調査を実施。

回答時点で預金以外の金融商品(例:投資信託,株式,暗号資産等)を保有している者を「投資層」、それ以外の者を「非投資層」と分類。調査は2025年5月から7月で行われ、オンライン形式による質問紙法を用いて実施。質問紙は主に以下の領域で構成され、5件法(「全くそう思わない」~「非常にそう思う」)による評価尺度項目と自由記述項目を組み合わせた。

自由記述回答については、株式会社ユーザーローカルが提供するテキストマイニングツール「User Local AI Text Mining」を用いて形態素解析および頻出語分析を行い、投資層と非投資層における言語特徴の差異を抽出。

※本調査について記事等に引用いただく際は「Lifetime IFA」と「ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社」への2つのリンクを掲載し、引用元を記載してください。


「Lifetime IFA」

https://lifetimeifa.jw-advisers.co.jp/

「ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社」

https://www.jw-advisers.co.jp/


【調査項目】

1.相場変動への感情・認知評価

2.お金や資産運用に関するイメージ・概念

3.現在および将来の不安

4.資産運用に対する行動ハードル

5.周囲の資産運用状況(ロールモデルの有無)

6.お金の価値観・人生観



■主な研究結果

研究結果の詳細につきましては、完全版レポートを以下のURLに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

研究結果完全版レポート: https://www.jw-advisers.co.jp/wp/wp-content/uploads/1b7f4ae03a1c841ef43ecd88eb5cad93.pdf



■本研究のポイント

・投資をしない理由は「損が怖い」ではなく「難しい・よく分からない」という未知への不安

・将来不安やお金の不安の強さは投資層・非投資層で大きな差はない(将来不安が投資行動を起こす要因にはならない)

・投資行動の違いを生むのは「お金に対する価値観」

・投資開始のきっかけの約40%は「人」などの外的要因

・アドバイザーの存在は資産運用の心理的ハードルを下げる可能性

・非投資層の84%は資産運用をしたいと考えている

・資産運用普及の鍵は制度や商品ではなく心理的サポート



■投資行動を促進するための要素(まとめ)


自己効力感の形成が投資行動へとつながる

自己効力感の形成が投資行動へとつながる


研究結果から、投資行動を促進するためには以下の要素が重要であると考えられます。

1.正しい知識を得る機会の提供

2.アドバイザー等による伴走支援

3.手続きや仕組みの簡素化

4.ロールモデルの可視化

5.体験機会の提供

これらを通じて「自分にもできる」という自己効力感の形成が投資行動につながると考えられます。

そのためには具体的に

・アドバイザーが介在し、資産運用のハードルを下げ、より楽に安心して資産運用を行える環境を作る

・身近にいるロールモデルを認識する環境を作る(投資教育の機会を増やし、投資やお金に関する話題が出やすい環境を作る/正しい投資情報を提供するフィンフルエンサーの存在等)

・正しい知識を得るセミナーや勉強会などの開催による機会の提供

が有効であると今回の研究結果から示唆することができました。

ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社は様々な方の資産運用をサポートするIFAの会社です。今後も、資産運用でお客様の人生を豊かにし、安心して長期的に資産運用を続けることができるよう、取り組みを続けてまいります。



■研究協力・監修

菅原 徹(早稲田大学人間総合研究センター)



■出典

資産運用イメージ形成・行動ハードルの比較研究 -非投資層はなぜ投資行動に踏み出さないのか?-第21回日本感性工学学会春季大会予稿集3E01-05(2026).吉田亜唯梨,菅原徹

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jske2026s/presentation/3E01-05

(発表用資料)

https://www.jw-advisers.co.jp/wp/wp-content/uploads/37eb6e8c91bb13b4b6a81a0381d71b8e.pdf



■発表者(第21回日本感性工学学会春季大会にて発表)

Lifetime IFA金融研究チーム(運営:ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社)

吉田亜唯梨



■発表者コメント

私自身、資産運用は正しい方法で行えば、人生の選択肢を増やし、将来の安心につながるものだと考えています。本研究を通じて、投資をする人としない人の違いは、知識や収入といった合理的な要因だけでなく、「感情」や「意味づけ」といった心理的・感性的な要因が大きく影響している可能性が見えてきました。

多くの非投資層は資産運用を否定しているわけではなく、必要性も感じていますが、「難しそう」「こわい」「面倒」「自分にはできなそう」といった心理的なハードルによって行動に至っていない可能性があります。つまり、投資をしないのではなく、「動けない状態」にあると考えられます。

アドバイザーの役割は、金融商品の提案だけでなく、不安や迷いに寄り添い、安心して長期投資を続けるための伴走者となることだと思うので、Lifetime IFAでは、そういった役割を担えるよう長期伴走支援を行っています。

今後もIFAとして、多くの方が安心して資産運用に取り組み、将来に安心感を持てるよう支援し続けていきます。



■Lifetime IFA金融研究チーム

近年、国民のライフプランの多様化や資産形成の必要性の高まりに伴い、金融リテラシー向上の重要性が指摘され、金融教育の取り組みが広がりつつあります。しかしながら、金融教育を必要とする人や実際に資産運用を行う人が、自身のライフステージやライフプランに合った適切な教育機関やアドバイザーに出会えているとは言えない現状があります。

そこでジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社Lifetime IFAでは、資産運用に関する調査・研究を行う「Lifetime IFA金融研究チーム」にて、資産運用行動や金融教育のあり方に関する研究活動を行っています。本研究もその一環として実施したものです。

少しでも正しい情報やアドバイスを広げていくために活動をしています。



■会社概要

商号  : ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社 関東財務局長 (金仲) 第901号

代表者 : 代表取締役 八代 幹雄

所在地 : 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1丁目4-10人形町センタービル9階

設立  : 2019年9月20日

事業内容: 1.金融商品仲介業 2.生命保険の募集に関する業務

      3.経営に関するコンサルティング 4.前各号に付帯関連する一切の事業

資本金 : 25百万円

URL   : https://www.jw-advisers.co.jp/


※本調査について記事等に引用いただく際は「Lifetime IFA」と「ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社」への2つのリンクを掲載し、引用元を記載してください。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】

ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社 Lifetime IFA

TEL   : 03-4214-8480

メール  : lifa@jw-advisers.co.jp

Webサイト: https://www.jw-advisers.co.jp/lifetime-ifa/

※金融商品取引法に基づく表示: https://www.jw-advisers.co.jp/legal-indication/

非投資層と投資層の資産運用への行動ハードルの違い

非投資層と投資層の「難しい」の意味合いの違い(自由記述)

資産運用イメージ形成・行動ハードルの比較研究

非投資層と投資層の資産運用への行動ハードルの違い(面倒感)

非投資層と投資層の「お金」「将来」に関する不安の違い

非投資層と投資層の「お金」「資産運用」に関する概念やイメージの違い

非投資層と投資層の相場変動への反応や感情の違い

非投資層と投資層の周囲の資産運用者有無の違い

アドバイザーの存在が投資行動の心理的障壁に与える影響

 https://www.atpress.ne.jp/news/585469