2026年4月3日 seeDNA遺伝医療研究所は、DNA鑑定におけるミス判定の不安を解消する「セカンドオピニオンキャンペーン」を開始しました。
― 国内・海外のトラブル実例と、結果に納得できないときの対処法 ―
DNA鑑定は「人生に関わる検査」です 
 DNA鑑定は、親子関係や血縁関係を科学的に確認できる、非常に強力なツールです。しかし、その結果は認知・養育費・相続・離婚など、人生の重大な判断に直結します。もしその結果に誤りがあったら……考えただけで恐ろしくなりませんか?
 実は、「高精度」といわれるDNA鑑定であっても、実際にはミス判定によるトラブルが国内外で発生しています。この記事では、具体的な事例を紹介しながら、結果に納得できないときの対処法、そしてミス判定を防ぐための「セカンドオピニオン」という選択肢についてお伝えします。
国内・海外で実際に起きたDNA鑑定ミス判定トラブル
DNA鑑定ミス判定トラブル
■ 【国内】足利事件:無実の男性が18年間収監された冤罪事件
 1990年に発生した足利事件では、当時の低精度なDNA型鑑定(MCT118型検査)により、菅家利和さんが無実であるにもかかわらず無期懲役が確定しました。2009年の再鑑定で元の鑑定が誤りであったことが判明し、2010年に再審無罪となりました。誤認逆捕から18年もの月日が失われたこの事件は、DNA鑑定の精度が人生を左右することを示す象徴的な事例です。
出典:日本経済新聞 / 現代ビジネス(講談社)
 
■【国内】佐賀県警科捗研の鑑定不正事案(2025年)
 2025年9月、佐賀県警の科学捕査研究所(科捗研)に所属する40代の技術職員が、7年以上にわたりDNA型鑑定において、実際には行っていない鑑定を実施したように装うなど、計130件の不正行為を行っていたことが発覚しました。このうち16件の鑑定結果が欺人未遂や不同意わいせつなどの事件で証拠として送られていました。日本弁護士連合会はこの事案を「科学鑑定への信頼を根幹から揺るがすもの」と強く非難しています。
出典:日本経済新聞(2025年9月8日)/ 東京新聞 / 日弁連声明
 
■【国内】民間DNA鑑定機関による親子鑑定のミス判定
 文春オンラインの報道によれば、ある民間のDNA鑑定機関(A社)が「父権肯定確率:99.9%」という結果を出した一方、別の機関(B社)は「0%」という正反対の結果を出したという事例があります。再々鑑定の結果、A社の結果が誤りであったことが判明しました。このように、日本ではDNA鑑定に関する国の認定制度が存在せず、各社が自社基準で検査を行っているため、精度のばらつきが問題視されています。
出典:文春オンライン(2023年3月18日)
 
■【海外】アメリカ:約250万ドル(約3億5000万円)の賠償命令(2023年)
 アメリカ・コネチカット州の男性ジョール・サンティアゴさんは、大手鑑定機関DNA Diagnostics Center社の検査で「父権肯定確率0%」と判定され、交際相手と別れました。しかし約年半後、同社から「結果を修正する」との連絡があり、実際には彼が父親であることが判明。その間に娘の誕生や成長の大切な瞬間を失ったとして、裁判所は鑑定機関に250万ドル(約3億5000万円)の賠償を命じました。
出典:Patch(米国ニュース、2023年7月)/ NBC New York(2025年3月)
 
■【海外】アメリカ:誤った鑑定結果が30年以上父娘を引き裂いた事例
 イリノイ州の女性キャリー・マイケルズさんは、1989年に受けたDNA鑑定で「父親ではない」と判定され、生父と引き裂かれました。2021年、彼女が祝先祖探しのDNA検査(Ancestry.com)を利用したところ、父親の親族との血縁関係が確認され、再鑑定の結果99.9999997%の確率で親子であることが判明しました 30年以上にわたり父娘の絆が断たれたこの事例は、訴訟に発展しています。
出典:Madison-St. Clair Record / Gianaris Trial Lawyers(2023年)
 
■【海外】アメリカ:誤った鑑定結果で妊娠中絶に至った事例(2025年報道)
 NBCニューヨークの報道によれば、ニューヨーク在住の女性が、同じDNA Diagnostics Center社の出生前親子鑑定で「婚約者ではない男性の子」という結果を受け、婚約者との関係を守るため妊娠中絶を選択。しかし4ヶ月後、同社から「結果を修正する」との連絡があり、実際には婚約者の子どもであったことが判明。女性は同社を提訴しています。
出典:NBC New York(2025年3月21日)
結果に納得できないときの対処法
seeDNA遺伝医療研究所のDNA鑑定結果報告書
DNA鑑定の結果に疑問を感じたとき、どうすれば良いのでしょうか。以下のステップを参考にしてください。
 
ステップ1:鑑定報告書の内容を確認する
まず、鑑定報告書に「父権肯定確率」が記載されているか確認しましょう。国際基準では99.99%以上が求められますが、この数値が記載されていない報告書は、国際基準を満たしていない可能性があります。
ステップ2:検体の採取・保管状態を振り返る
検体の採取方法や郵送時の梱包状態、ラベルの貼り間違いなどがあれば、検体の取り違えや汚染による誤判定の原因になり得ます。特に郵送型の簡易検査キットでは、こうしたリスクが高まります。
ステップ3:鑑定機関の品質管理体制を確認する
依頼した機関がISOなどの国際品質規格を取得しているか、ダブルチェック体制を整えているかなどを確認しましょう。日本ではDNA鑑定に関する国の認定制度がなく、機関によって精度に大きな差があるのが現状です。
ステップ4:別の機関で「セカンドオピニオン」を受ける
結果に疑問が残る場合は、信頼できる別の検査機関で再鑑定(セカンドオピニオン)を受けることが最も有効な手段です。医療の世界ではセカンドオピニオンは当たり前のこと。DNA鑑定でも、同じように別の専門機関による再検査を活用することをおすすめします。
ミス判定トラブルを防ぐ「セカンドオピニオン」という選択肢
seeDNA遺伝医療研究所のセカンドオピニオン
 ミス判定が起きる主な原因は、ダブルチェックの未実施、検体の取り違えといったヒューマンエラー、そして検査精度の不足です。セカンドオピニオンとして別の機関で再鑑定を受けることは、以下のようなメリットがあります。
 
 ・別の機関による独立した再検査で、結果の精度を客観的に検証できる
 ・検体の採取・解析プロセスが異なるため、同じヒューマンエラーが繰り返されるリスクが低くなる
 ・結果が一致すれば安心感が得られ、異なれば正しい結果を見極める判断材料になる
 ・法的手続き(認知・養育費・相続など)での証拠として、より強固な裏付けになる
 
 特に日本ではDNA鑑定の国家認定制度がないため、機関ごとの品質に差があります。だからこそ、重要な判断を下す前に「もう一度、別の専門機関で確かめる」というステップが非常に大切です。
泣き寝入りせず、セカンドオピニオンで確認を
 DNA鑑定の結果は、親子の絆、家族のかたち、そして人生そのものを左右するものです。「結果がおかしい」「納得できない」と感じたとき、その疑問をそのままにしないでください。
 複雑な事情だからこそ、人には言えず泣き寝入りしている方も少なくありません。しかし、上述の事例が示すように、DNA鑑定の結果が覆ることは実際に起きています。大切なのは、信頼できる専門機関でセカンドオピニオンを受け、正しい結果を確認することです。
seeDNA遺伝医療研究所のセカンドオピニオンキャンペーン
seeDNAのセカンドオピニオン割引キャンペーン実施中
 他社でのDNA鑑定結果に不安をお持ちの方へ、seeDNA遺伝医療研究所ではセカンドオピニオンとして特別価格でのDNA鑑定の提供を2026年4月3日より開始しました。他社の鑑定報告書・試験データのご提出で、鑑定料金が10%引きになります。
詳細はこちら:https://seedna.co.jp/information/blog-company/post-28994/
 
seeDNA遺伝医療研究所
遺伝子検査・DNA鑑定の専門機関。 自社ラボでの一貫検査体制を持ち、健康リスク・体質・才能。祖先のルーツ・出生前DNA鑑定から法的なDNA鑑定まで幅広いニーズに対応。

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