金融・医療・行政など、規制対応が求められる領域へのブロックチェーン実装を支援
 
株式会社クヒト(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:加賀谷 侑)は、ブロックチェーン技術を社会インフラとして実装・普及させることを使命に、MidnightおよびCardanoを活用した日本の企業・行政・公共領域における社会実装に取り組むスタートアップとして、2026年3月5日に設立されました。
Midnightは、Cardanoの研究・開発を主導するIOG(Input Output Group)が研究・開発を進める、プライバシー特化型のブロックチェーンで、第4世代ブロックチェーンとしてプログラマブルなプライバシー保護技術に対応し広範囲なユースケースが期待されています。
▼スタートアップ設立の背景
ブロックチェーン技術は、改ざん耐性・透明性・スマートコントラクトによる自動執行などの特性を備え、社会インフラとして大きな可能性を秘めています。しかしながら日本国内では、依然として「暗号資産投機」のイメージが先行していることに加え、法規制やプライバシー保護への対応が導入上の大きな課題となっており、企業や行政における本格採用は限定的な状況にとどまっています。
 
特に、従来のパブリックブロックチェーンは、ネットワーク全体での検証可能性や透明性を担保する一方で、取引データや状態変化が広く公開される構造を持っています。そのため、個人情報、契約情報、商取引データ、業務上の機密情報などを扱う企業・行政の実務においては、プライバシー保護との両立が難しく、本格導入の障壁となってきました。
 
こうした課題に対応する技術基盤として、Midnightはプログラマブルなプライバシー保護機能と選択的開示の考え方を取り入れ、プライバシーデータを守りながら事実のみを証明できる新たなブロックチェーン活用の可能性を示しています。これにより、規制対応や機密保持が求められる領域においても、ブロックチェーンを実用的に活用できる環境の整備が期待されています。
 
このような技術がブロックチェーンを投機対象ではなく、社会や企業活動を支える実用的なインフラとして実装していくうえで重要な基盤になると考え、株式会社クヒトを設立しました。今後は、 Midnightをはじめとする技術領域を軸に、企業や行政の実務に適合するユースケースの創出と社会実装を推進してまいります。
▼ 事業内容
Midnight / Cardanoを活用したプロダクト開発
Midnightは、機密データそのものを公開せずに検証可能性を確保できるプライバシー保護技術を備えており、必要な情報のみを開示する「選択的開示」や、条件を満たしている事実だけを証明する仕組みの実装が可能です。これにより、個人情報保護やコンプライアンス対応が求められる企業・行政分野での活用が期待されています。
当社は既にMidnightおよびCardanoを活用した自社プロダクトのMVPを開発中であり、日本企業・行政機関向けのユースケース設計・実装を進めています。
 
ブロックチェーン開発者の育成・教育支援
Midnightスマートコントラクト(Compact言語、TypeScriptベースのドメイン固有言語(DSL))およびCardanoスマートコントラクト(Plutus / Aiken)の国内開発者の育成を行います。日本国内のWeb2エンジニアがそのままブロックチェーン開発に参入できる環境づくりを推進し、Web3領域への橋渡しを担います。
 
企業・行政向けブロックチェーン導入支援
企業・行政機関に対し、MidnightおよびCardanoを活用したシステム導入・設計のコンサルティングを行い、技術選定から実装・運用までを一貫して支援します。
 
Cardano/Midnightネットワークバリデータ運用支援
SPO JAPAN GUILDで培ったノード運用の実務知見をもとにノード運用支援、技術支援、関連システム開発を提供します。
 
Cardanoエコシステムの日本展開支援
国内Cardanoコミュニティとの連携を活かし、Cardanoエコシステムの日本での普及・事業化を支援します。
 
株式会社クヒト について
株式会社クヒトは、ブロックチェーン技術を投機的なものではなく、企業・社会インフラとして実装・普及させることを使命に掲げ、2026年3月に設立されたスタートアップです。MidnightおよびCardanoを中心に、日本の企業・行政・公共領域へのブロックチェーン社会実装に取り組みます。

MISSION
信頼できるデジタル基盤で社会を支える未来をつくる
私たちは、あらゆる人々がテクノロジーの恩恵を受けられる社会を目指します。 革新的なソリューションを通じて、人と社会の可能性を引き出し、 持続可能で豊かな未来を共に実現します。
 
VISION
ブロックチェーンで社会の課題を解決する
ブロックチェーンを投機目的のプロダクトではなく、 企業内システムや社会インフラとして活用できるユースケースを創造し、 実用的なソリューションとして商業化します。
 
 
代表取締役 プロフィール
加賀谷 侑 (かがや ゆう)
大手美容室経営本部ITソリューション事業部マネージャー、大手SIerプロジェクトマネージャーを歴任するなど、約20年にわたりシステムエンジニアとしてシステム開発およびインフラ運用に従事。
2020年からブロックチェーンの社会実装をテーマに活動を展開し、Cardanoバリデータ(SPO)を約5年間にわたり継続運用中。国内SPOコミュニティ「SPO JAPAN GUILD」を立ち上げ、技術共有や教育活動を通じて100名以上のSPO輩出に貢献するなど、日本におけるSPOコミュニティ形成を推進してきた。
現在は、プライバシー特化型ブロックチェーン「Midnight」の Ambassador Lead としても活動し、企業・行政領域におけるブロックチェーン活用と社会実装に取り組んでいる。
 
会社概要
社名:株式会社クヒト (Kuhito Inc.)
本社所在地:神奈川県横浜市西区北幸二丁目10番48号 むつみビル3階
代表者:代表取締役CEO 加賀谷 侑
設立:2026年3月5日
事業内容:ブロックチェーン技術を活用したプロダクト開発・社会実装支援
ウェブサイト:https://kuhito.co.jp
X:https://x.com/kuhito_inc
 
Midnight について
Midnightは、先進的な第4世代ブロックチェーンプラットフォームです。ゼロ知識証明技術を基盤としたハイブリッド台帳アーキテクチャにより、パブリックブロックチェーンの透明性・改ざん耐性を保ちながら、機密データをネットワークに公開することなく処理・検証可能です。
機密情報はユーザーのデバイス上で秘匿化され、証明検証をオンチェーンで実行しながら、元データを外部に一切開示しない「選択的開示」が可能です。 また、コンプライアンスロジックをアプリケーションに直接組み込むことができるため、規制対応が求められる金融・医療・行政分野での実用に適しています。
現在、Midnightはフェデレーテッドフェーズ(段階的分散化フェーズ)として稼働しており、Google Cloud・MoneyGram・Worldpay・Bullish・eToro・Vodafone(Pairpoint)など世界的な機関・企業がフェデレーテッドノードオペレーターとして参加しています。今後、完全分散型ネットワークへの移行が予定されています。
 
https://midnight.network/
https://midnight.foundation/
▼ 本件に関するお問い合わせ
株式会社クヒト 広報担当
Email:contact@kuhito.co.jp
X:@kuhito_inc