台湾で進む「市民主体の脱炭素モデル」を紹介する出版記念フォーラムが、2026年4月14日東京で開催される。主催は台湾の公的研究機関・財団法人国家実験研究院。日本におけるGX政策への示唆として注目される
台湾の公的研究機関である財団法人国家実験研究院は、編著書
『ゼロ・エミッションへの挑戦 ― 台湾発:未来をつくる行動のデザイン』の日本語版刊行を記念し、日台フォーラムを開催する。
本書の日本語版は集広舎が刊行し、本フォーラム開催にあたって協力している。
本企画は、すでに2026年3月31日付・毎日新聞全国版において全5段広告として掲載され、台湾における「市民主体の脱炭素社会」の実践とフォーラム開催を広く告知した。
広告では、台湾で進むネットゼロ社会の実証事例として、
・地域主導のエネルギー転換
・循環型経済の実践
・市民ネットワークによる社会実装
などがビジュアルとともに紹介されている(同紙面)。
本書は、こうした台湾の取り組みを、政策・社会・地域の相互作用の観点から体系的に提示するものである。行政院のネットゼロ科学技術プログラムを背景に、市民・企業・行政・研究機関が連携する「サンドボックス型実証」の具体像を収録する。
制度や技術だけではなく、市民一人ひとりのエンパワーメントを中核とする社会変革プロセスとして脱炭素を捉える点に、本書の特徴がある。
■参加申込
▶ 参加無料|先着80名|今すぐ申込
 
■開催概要
名称:出版記念フォーラム
『ゼロ・エミッションへの挑戦 ― 台湾発:未来をつくる行動のデザイン』
日時:2026年4月14日(火)19:00~21:00
会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
(東京都港区虎ノ門1-1-12)
形式:対面開催(記者会見併催)
参加費:無料
定員:80名(事前申込・先着順)
主催:財団法人国家実験研究院(台湾)
協力:集広舎
■登壇者
・元環境大臣(来賓挨拶)
 原田義昭
・衆議院議員
 青柳仁士
・台湾ネットゼロ科技方案推動小組
 周素卿 首席顧問
・国立中山大学 西湾学院
 伊藤佳代 助理教授
・モデレーター
 野嶋剛 教授(大東文化大学 社会学部)
■書籍情報(版元ドットコム準拠)
書名:『ゼロ・エミッションへの挑戦
   台湾発:未来をつくる行動のデザイン』
編者:財団法人国家実験研究院
訳者:伊藤佳代
判型:A5判・オールカラー・180頁
定価:1,980円(税込)
ISBN:978-4-86735-062-1
 
【目次】

青柳仁士(一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事・衆議院議員)
片山和之(公益財団法人日本台湾交流協会・台北事務所代表)

イントロダクション
01 サンドボックスから芽吹く台湾のイノベーション
  市民発の取り組み「ネットゼロ」をめぐる啓蒙活動
02 社団法人社区大学全国促進会
  迷霧からの出航──ネットゼロ社会をめざす市民アクション
03 財団法人工業技術研究院 グリーンエネルギー環境研究所
   知の連携が生む、ネットゼロへの技術的転換点

ケース・スタディ
01 モノとココロの修繕屋
  粉紅豹が結ぶ、台北最大のサステナブル市民ネットワーク
02 社会福祉の新しいかたち
  心路基金会 公益活動からグリーンアクションへ
03 循環型包材と新しい保冷技術
  主婦連盟合作社 産地から食卓までのサステナブルな約束
04 ネットゼロを支えるやさしい力
  蘆葦女力がひらく、循環経済の新天地
05  剪定枝に新しい価値を
  ReWoodが切り拓く都市型木材環境経済 木材年間一千万トン分のCO2削減へ
06 一杯のコーヒーから始まるネットゼロ挑戦
  沃畝──半導体博士が挑む農業脱炭素の未来
07 ネットゼロを目指す農業の新モデル
  大人物合作社が築く、台湾産大豆の競争力
08 光合成菌がひらく地域の未来
  大武山基金会──農家と共に歩む農業ネットゼロへの道
09 持続可能な養殖と海草ブルーカーボン
   七股沿海保護協会と澄洋環境顧問が描く 漁村のネットゼロの未来
10 レジリエントな台湾をつくる
  初英山協会──コミュニティから始まるエネルギー自立の道
11 再現可能なエネルギー転換モデル
  探淵科技が挑む「千の水路の力」四千基マイクロ水力発電所への道

結語 信じる力が、限界を越える
 
詳細:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784867350621
塩田に近づいてしゃがむと海草をまじかに観察できる。台南の扇形塩田の海草は、台湾でも屈指の健全さだ。
■背景
台湾では、行政・企業・市民・研究者が協働し、地域単位で脱炭素社会の実装を進めている。この「サンドボックス型」の社会実験は、アジアにおける新たな社会課題解決モデルとして国際的にも注目されている。
本フォーラムでは、その実践知を共有し、日本におけるGX政策および地域主導型脱炭素の可能性を探る。
■今後の展開
・毎日新聞全5段広告掲載(実施済)
・全国紙・専門媒体への書評展開
・メディア関係者への献本
・SNS・Webメディア展開
■会社概要
集広舎は、思想・歴史・社会を軸に、アジアと日本をつなぐ知的基盤を築く出版活動を行う出版社である。
■お問い合わせ
集広舎
担当:川端幸夫
Email:kawasachi53@gmail.com
 
 
室内空調に頼らず保冷箱で頼ることで、青果や冷凍品の低炭素配送を実現している。
慈佑シェルター工場は台湾最大の公益洗濯工場で、近年はネットゼロ転換にも取り組み、環境課題とサービスをつなげながら、その影響力を広げている。
古道具を修理する古風小白屋が、ネットゼロ・ハウスプロジェクトの始まりとなった(写真提供:粉紅豹)
優しさと力強さで循環型アクションを進める蘆葦女力
都市型木材循環経済の担い手―ReWoodチーム(写真提供:ReWood 森林循環木工房)
農地の科学者―沃畝チーム。
台湾に渡来して越冬するクロツラヘラサギ。
大人物合作社の総経理・陳建瑋(右)、大肚区雑穀産銷班第二班の班長・蔡添財(左)。農家と共に、台湾産大豆の低炭素イノベーションに取り組んでいる、
光合成菌や微生物の使い方、作物の生育状況を話し合う大武山チームと苦瓜チーム。
内城社区では、マイクロ水力発電機がすでに一基設置されている。
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