~“推し”の熱量を都市の活力へ~ 北九州市都市ブランド創造局○○推し課、令和8年4月1日発足
 北九州市は、全国の自治体に先駆け、人々の情熱を都市経営のエンジンへと転換する新組織「〇〇推し課(おしか)」を設立しました。
 アニメ、スポーツ、食、歴史。誰かを、何かを全力で応援したいという純粋なエネルギー。私たちは、この「推し熱量を都市の活力に変える」ことをミッションとし、市民やファン、そして企業と共に、これまでにない新しいまちづくりのカタチを創造します。
私たちが「推し」に注目する理由
 「推し活は、主体的な選択に基づく利他的な営みである」
 今や日本人の4人に1人が推し活を行い、その経済規模は4兆円を超えると言われています。しかし、私たちが着目したのはその数字以上に、推し活が持つ「誰かの成功を願い、応援する」という温かなエネルギーの質です。
 自分の「好き」を大切にすることで自分らしさを発見し、その心の充足を糧にして、誰かの幸せや成功を純粋に願う。このポジティブな連鎖を、個人の楽しみだけで終わらせるのではなく、街のにぎわいや地元の商売、そして新しい産業へと繋げていく「仕組み」を作る。「推し熱量を都市の活力に変える」挑戦が、ここ北九州市から始まります。
 
「〇〇推し課」が描く、ワクワクする景色
 私たちは、北九州市を「世界で一番、情熱に優しいまち」へとアップデートします。
 
街全体が温かな「応援」に満ちる風景
 イベントの日に駅へ降り立った瞬間、街中が推しカラーに染まり、地元の飲食店では店主とファンが「推しの物語」を笑顔で語り合う。単なる観光消費の場ではなく、自分の「好き」を誇れる、リスペクトに満ちた滞在体験を提供していきたい。
 
「ものづくりの街」から「物語を創る街(クリエイティブの聖地)」へ
 路地裏や関門海峡を望むスタジオから、世界を揺らす新作コンテンツが次々と生まれる。かつて「鉄」で日本を支えた北九州市が、今度は「物語」で世界を感動させる。全国からクリエイターが集い、新しい雇用が生まれる未来を創り出します。
 
ロードマップ:情熱を力に変える3ステップ
STEP 1:交流・滞在の仕掛けづくり(~1年)
 「推しデジタルマップ」や、ファンの集いを支援する「アフターミーティング」の公式化など、まずはファンに「世界一優しい」体験を届けます。
STEP 2:官民連携の拡大(~3年)
 地元企業とコラボした「推し商品」の開発や、空き家を活用したフォトスポットの整備など、ファンの情熱がダイレクトに地域を元気にするエコシステムを構築します。
STEP 3:“推し活経済”の創出(~5年)
 コンテンツ産業の誘致とクリエイター育成を本格化。世界が注目する「クリエイティブの聖地」を具現化します。
 
今後の展望:推し熱量を都市の活力に変え、その先にある豊かな暮らしへ
 「〇〇推し課」のミッションは、人々のワクワクを単なる一過性のブームに終わらせず、現実の風景として街に定着させることです。行政の枠にとらわれず、民間企業や全国のファンの皆様と手を取り合い、新しい「当たり前」を北九州市から発信していきます。
 自分の好きなものを大切にし、互いにリスペクトし合える。そんな街であれば、子どもたちは「自分の好きなものを大切にしてくれるこの街が最高に面白い」と胸を張って言えるはずです。賑わいを生み、経済を回し、雇用を守る。そのすべての原動力は、一人ひとりの「情熱」にあります。
 推し熱量を都市の活力に変える。この挑戦を通じて、市民の皆様の暮らしをより豊かにし、世界中から注目される「情熱に優しい北九州市」を創り上げてまいります。これからの展開に、ぜひご注目ください。