阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区 代表取締役社長:吉本 敏)では、4月1日に新入社員67名の入社式を行い、代表取締役社長 吉本敏が別紙のとおり訓示を述べましたので、お知らせいたします。
本日入社された67名の新入社員の皆さん、誠におめでとうございます。今日入社式でお会いすることができた皆さんに、心よりお祝いと歓迎の意を表します。
国際物流業界は常に外部環境の変化を受ける業界でもあります。コロナ禍を経て、多くの荷主様の物流、特に在庫に対する考え方が変化したこともその一つです。また、米国の関税政策の変更による物流への影響は計り知れません。世界が保護主義に向かうと、物流総量が減少します。直近では、米国によるイランへの攻撃で中東地域の緊張が高まり、物流網の寸断が発生しています。世界中のネットワークにいる海外勤務者やナショナルスタッフもその環境下で業務にあたっています。我々がサービスを提供することで対価をいただいている世界は、そうした変化の中にあります。
このような事業環境において必要なことは、十分な経験とそれを体験した社員の英知の結集です。当社は日本における航空輸送事業のパイオニアとして78年にわたり国際物流を拡大してきた実績があり、これはいざという時に立ち向かう遺伝子となっています。さらに求められることは、変化に挑戦し勝ち抜く姿勢です。そのためには、情報を迅速かつ正確に収集・分析し、即座に行動できる社員と、その機動力を最大限に発揮できる組織であることが重要です。指示や命令を待っていては勝てません。当社が導入した全世界をOne Dataで繋ぐ基幹システムから得られるデータを活用し、戦略を準備し、他社を凌駕するサービスを迅速に繰り出すことが武器となります。
この方向性を推進していくうえで、若い力と新しい視点こそが触角となり推進力となります。皆さんには健全な改革精神を常に持ち続け、変化を恐れず挑戦する文化をともに作っていくことを心に留めておいてほしいと思います。
当社の行動基準である「Professional(プロフェッショナルであれ)」「Pioneer(挑戦者であれ)」「Passion(情熱を持て)」の3つは、皆さんが行動に迷った時の指針です。
特に「Pioneer」は、前例にとらわれず挑戦する強い意志を象徴し、当社の歴史にも根付いた精神です。お客様は物流のプロである我々に業務を委託します。我々がプロであることは当然ですが、さらに一段上のサービスと品質を提供してこそ真のプロフェッショナルであり、それが「Professional」を掲げる理由です。
皆さんには、改革・開拓精神を持つ社員へと成長していただきたいと思います。そのためにも、まずは確かな知識と経験を身につけ、与えられた仕事に真摯に取り組み、最後までやり遂げる姿勢を大切にしてください。しっかりした土台がなければ成長はありません。目の前のことに「Passion」を持って取り組むことが重要です。
最後に、今日社会人として一歩を踏み出されたことを、これまでお世話になった方々やご両親、ご家族に感謝の気持ちとともに報告してください。皆さんのこれからの社会人生活が公私ともに輝かしいものとなることを心より祈念し、私の祝辞といたします。
株式会社阪急阪神エクスプレスhttps://www.hh-express.com/jp/