長年日本代表として活躍されている、茅ヶ崎サーフライフセービングクラブの西山俊選手が日本新記録を多数樹立!
公益財団法人日本ライフセービング協会(=JLA、東京都港区、理事長/入谷拓哉)は、2026年2月21日(土)から22日(日)の二日間、東京アクアティクスセンター(東京都江東区)にて「第38回全日本ライフセービング・プール競技選手権大会」を開催しました。
https://www.youtube.com/watch?v=2Ld_XFjjiHU
 
 
今大会で2回目となる東京アクアティクスセンター(東京都江東区)での開催。
最初のメダリストが決まる、障害物スイム(200m)の競技において、ユースの2名の選手が注目を集めました。女子は日本体育大学荏原高等学校LSCの橋本香蓮選手が初優勝しました。10月に片瀬西浜海岸(神奈川県藤沢市)で開催された「第51回全日本ライフセービング選手権大会」においても、最も泳力が試されるサーフレースにおいて優勝を果たしています。前回大会優勝選手や、大学生チャンピオンを抑えての優勝。また、第三位には中学3年生のキタジマアクアティクスに所属する河端詩央梨選手が入賞しました。 男子は前回大会優勝した九十九里LSCの堀田恵路選手が優勝。第三位には、中学3年生のキタジマアクアティクスに所属する高田夏都選手が入賞。高田選手のタイムは、ユースの世界大会においても十分に活躍できるタイムでした。
高田夏都選手 / キタジマアクアティクス(1番手前)
今大会、最も盛り上がった種目はマネキンキャリー(50m)でした。特に男子は、1年間で数回日本記録が塗り替えられています。予選では、茅ヶ崎SLSCの西山俊選手が大会一週間前に自身が樹立した日本記録を上回る29秒02の日本新記録、マスターズ35歳区分の世界新記録を樹立し、予選トップ通過。予選2位通過した、白浜LSCの原柊太選手も29秒36の日本新記録を樹立した。決勝では、日本記録と同じ29秒台で泳ぐ選手が4名揃い、誰が優勝するかわからないレースとなりました。優勝は、前回大会優勝している原選手。 予選で西山選手が出したタイムに0.05秒届かなかったが、自身の自己ベストである29秒07での優勝。ここまで白熱し、どの選手が日本新記録を出すかわからないレースは、とても盛り上がり、日本トップ選手としてライフセービングスポーツを引っ張る彼らが楽しみという結果になりました。
原柊太選手 / 白浜ライフセービングクラブ
フィン種目となるマネキンキャリー・ウィズフィン(100m)、マネキントウ・ウィズフィン(100m)において日本代表選手としても活躍されている茅ヶ崎SLSCの名須川紗綾選手、西山俊選手がそれぞれ二冠を果たしました。泳力だけでなく、器材を扱う技術も求められるライフセービングスポーツ。日本代表選手としてどちらも兼ね備え、安定したパフォーマンスを発揮する姿が見られました。
また、西山選手は今大会3種目での日本新記録を樹立、マスターズ35歳区分での世界新記録を4種目樹立する、圧倒的な力を見せつけました。
西山俊選手 / 茅ヶ崎サーフライフセービングクラブ
プール競技において「華型種目」と言われる、スーパーライフセーバー(200m)の女子優勝は西浜SLSCの浜地沙羅選手でした。学生選手権ではベストを大幅に更新し、優勝しました。今大会でもタイムを落とすことなく、トップレベルのタイムで見事、個人種目全日本選手権初優勝を飾りました。男子は日本記録保持者である九十九里LSCの繁田龍之介選手が二大会連続の優勝となりました。予選では大会新記録を樹立し、決勝ではタイムを落としてしまいましたが、日本代表としてプール競技を引っ張る姿をみせてくれました。
浜地沙羅選手 / 西浜サーフライフセービングクラブ
ラインスローは、45秒以内に12.5mに浮かぶ溺者役に正確に素早くスローラインを巻き取り、投げてレスキューする競技です。そのため、速さだけでなく安定性が求められます。そんな中、女子の第2位の大竹SLSCの八島理穂子選手、第3位の鴨川LSCの中野飛奈選手は、どの大会でもメダル獲得、入賞することが多いです。学生選手権でも、両者ともにメダルを獲得しています。
八島理穂子選手 / 大竹サーフライフセービングクラブ
昨年度は、メドレーリレー(4×50m)(男子)の予選において、九十九里LSCと淡輪LSCが同タイムの8位となり、ライフセービング競技では珍しい、決勝進出をかけてスイムオフ(再レース)が行われました。今大会は、白熱したレースの中、障害物リレー(4×50m)(男子)の決勝において、西浜SLCS Team.Aと大竹SLSCが1分43秒69の同着第2位となりました。両チームともに第3、4泳者が追い上げ、同着になりました。
障害物リレー(4×50m)の表彰式の様子
今大会唯一の混合種目であった、プールライフセーバーリレー(4×50m)。男女それぞれ2名ずつ選出し、泳順は各チームで決めて泳ぎます。優勝チームの茅ヶ崎SLSCは全員が日本代表強化指定選手という、豪華なメンバーでの出場になり、前半は女子選手、マネキンを運ぶ後半は男子選手の構成でした。上位入賞チームや、日本記録樹立メンバーを見ると、この構成での出場が多いです。第2位の白浜LSCは、第1.3泳者は男性、第2.4泳者は女性という、他チームとは異なる校正での入賞となりました。白浜LSCは前回大会も第2位であり、わずか0.5秒足りず、優勝に届かなかったが、来年度優勝の期待が高まるレースとなりました。第3位には、日本体育大学荏原高等学校LSCが高校生ながらもしっかりと結果を残しました。
プールライフセーバーリレーの様子(2泳から3泳への引き継ぎ)
「西浜サーフライフセービングクラブ」が総合優勝!!
今大会の総合優勝は西浜サーフライフセービングクラブでした。2021年度大会後、総合第2位が続く中、4年ぶりの総合優勝となりました。個人優勝者は少ないが、多数入賞やチーム種目では必ず決勝進出しポイントを獲得しています。ユース世代の選手の活躍も貢献していました。
総合第2位は日本記録新記録を多く樹立した西山選手が在籍する「茅ヶ崎サーフライフセービングクラブ」、総合第3位は男子選手の活躍が大きく貢献した「九十九里ライフセービングクラブ」でした。
 
優勝選手/チーム
障害物スイム(200m)(女子)          橋本 香蓮 / 日体大荏原LSC
障害物スイム(200m)(男子)          堀田 恵路 / 九十九里LSC
マネキンキャリー(50m)(女子)          高津 奈々 / 西浜SLSC
マネキンキャリー(50m)(男子)          原 柊太 / 白浜LSC
レスキューメドレー(100m)(女子)       高津 奈々 / 西浜SLSC
レスキューメドレー(100m)(男子)       堀田 恵路 / 九十九里LSC ※日本新/大会新
マネキンキャリー・ウィズフィン(100m)(女子) 名須川 紗綾 / 茅ヶ崎SLSC
マネキンキャリー・ウィズフィン(100m)(男子) 西山 俊 / 茅ヶ崎SLSC ※日本新/大会新
マネキントウ・ウィズフィン(100m)(女子)   名須川 紗綾 / 茅ヶ崎SLSC
マネキントウ・ウィズフィン(100m)(男子)   西山 俊 / 茅ヶ崎SLSC ※日本新/大会新
スーパーライフセーバー(200m)(女子)     浜地 沙羅 / 西浜SLSC
スーパーライフセーバー(200m)(男子)     繁田 龍之介 / 九十九里LSC ※大会新
 
障害物リレー(4×50m)(女子)          茅ヶ崎SLSC
障害物リレー(4×50m)(男子)          九十九里LSC
マネキンリレー(4×25m)(女子)         茅ヶ崎SLSC Team.B
マネキンリレー(4×25m)(男子)         大竹SLSC ※大会新
メドレーリレー(4×50m)(女子)         西浜SLSC Team.A ※大会新
メドレーリレー(4×50m)(男子)         大竹SLSC
プールライフセーバーリレー(4×50m)(混合)   茅ヶ崎SLSC Team.A
ラインスロー(12.5m)(女子)           茅ヶ崎SLSC Team.A
ラインスロー(12.5m)(男子)           館山SLSC Team.C
 
大会の様子は本協会のYouTubeにてご覧ください。
【DAY1】https://www.youtube.com/live/VuXbuYeS_Nw?feature=share
【DAY2】https://www.youtube.com/live/X_NLsJJ_zjk?feature=share
 
年間シリーズ優勝は2年連続「西浜サーフライフセービングクラブ」!!
年間シリーズは、オーシャン(海)・プール・SERCの3大会からの結果を経て年間優勝チームを決定します
オーシャン(海)とプールは総合優勝、SERCは総合第2位という結果から、年間シリーズ優勝に輝きました。大学生が中心となるライフセービングですが、西浜SLSCは社会人や大学生だけでなく小学生までと幅広い世代で活動を行っています。大会成績も幅広い世代の活躍によって、各大会で成績を収めています。ユースの年間シリーズも西浜SLSCでした。日本一のクラブとして、来年度の活躍も期待される結果となりました。
 
大会概要
大会名称:第38回全日本ライフセービング・プール競技選手権大会
主催:公益財団法人日本ライフセービング協会
公認:国際ライフセービング連盟(ILS)
日程:2026年2月21日(土)~22日(日)
会場:東京アクアティクスセンター(東京都江東区)
後援:スポーツ庁、東京都、公益財団法人日本水泳連盟、公益財団法人東京都水泳協会、日本赤十字社
助成:公益財団法人業務スーパージャパンドリーム財団
参加者数:38チーム 536名
大会ページ:https://ls.jla-lifesaving.or.jp/lifesaving-sports/event-schedule/no38-alljpn-lifesaving/
 
公益財団法人日本ライフセービング協会
海岸やプールをはじめとする全国の水辺の環境保全、安全指導、監視・救助等を行うライフセービングの普及および発展に関する事業を行い、国民の安全かつ快適な水辺の利用に寄与することを目的としている団体です。
https://jla-lifesaving.or.jp/