超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューションを提供する株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO:福代孝良、以下「アークエッジ・スペース」)は、内閣府が主催する「第7回宇宙開発利用大賞」において、宇宙航空研究開発機構理事長賞を受賞しましたのでお知らせします。
「宇宙開発利用大賞」は、宇宙開発利用の推進において顕著な成果を挙げ、先導的な取り組みを行うなど宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例を表彰する制度です。
 
今回の受賞では、超小型衛星の開発・運用・利用までをIT技術と連携させた量産モデルを確立し、宇宙分野での経験が少ないプレイヤーの参画を促すとともに、今後の普及にもつながる取組であること、さらに、宇宙システムのDX化を実際に推進し、量産を進めながら、国内外の多様な領域への展開を進めていることが高く評価されました。
 
アークエッジ・スペースは、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 中須賀・船瀬・五十里研究室、セーレン株式会社(福井本社:福井県福井市、東京本社:東京都港区南青山、代表取締役会長:川田達男)とともに、多用途6U超小型衛星の量産モデルを確立してきました。
 
東京大学の先進的な6U衛星モデルを基盤に、6U汎用衛星バスを開発し、セーレン社と連携して量産体制を構築することで、衛星の企画・設計・開発・製造・運用からデータ提供までを一気通貫で担う体制を確立しました。こうした体制のもと、2024年12月から2025年11月までの1年間で、衛星9機の軌道投入・運用開始を実現しました。これは、日本の機関・組織による12か月間の軌道投入・運用開始機数として過去最多(自社調べ)となる実績です。 これらを含め、これまでに18機(*1)の衛星の開発・運用実績を有しており、グローバルなAIS情報取得、ハイパースペクトル画像取得、IoT通信といった多様なミッションを、超小型衛星で迅速に実証してきました。

さらに、衛星データ利活用プラットフォーム「ArkEdge Insights(R)」を通じて、専門的な知識や専用ツールがなくてもWebブラウザ上で衛星データを活用できる環境を提供しています。パラグアイでは政府システムとして実用化が進んでいるほか、国内自治体やブラジル、フィジーなどでも試験実装が始まっており、国内外の大学・民間企業・官公庁など多様なパートナーと連携しながら、宇宙利用の社会実装を推進しています。
 
アークエッジ・スペースは今後も、超小型衛星の量産化と社会実装を通じて、宇宙利用の裾野を広げ、産業・行政・研究分野における新たな価値創出と社会課題解決に取り組んでまいります。
 
*1:超小型人工衛星製造の一部は、2021年度に経済産業省の支援を受けて採択された後、2023年度以降はNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援)/迅速かつ効率的な多種類複数機生産を実現する6U標準汎用バスとその生産・運用システムの開発・実証」という補助事業の成果を活用したものです。
 
■株式会社アークエッジ・スペースについて
アークエッジ・スペースは、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う宇宙スタートアップ企業です。
 
“衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を”実現することを目指し、今後は地球観測、船舶向け衛星通信(衛星VDES)、光通信、低軌道衛星測位等に対応した超小型衛星コンステレーションの構築を実現するとともに、月面活動にむけた衛星インフラ構築や深宇宙探査など、多様なミッションニーズに対応する宇宙の開発利用を推進します。
 
本社所在地 :東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
代表取締役CEO :福代 孝良(ふくよ たかよし)
設立 :2018年7月
WEB :https://arkedgespace.com/