通称「なみだ先生」として、企業・自治体・教育機関・医療機関・福祉施設向けの「涙活」(るいかつ)講演などを手がけている感涙療法士の吉田 英史は、2026年4月14日(火)に、お菓子を食べながらカジュアルに「死」について語り、生きることについて考える「デス活」のお祭りを、鎌倉の複数の寺社仏閣で同時開催します。お茶やコーヒー、お菓子を楽しみながら、お互いの「死生観」や「生き方」について気軽に意見交換できるイベントです。誰もが避けられない「死」。タブー視するのでなくあえて意識的に考えることで、生きている今この瞬間に感謝し、充実させようとする気持ちにつながります。自分の言葉で考えを共有しながら他者の視点にも触れ、新たな価値観や生き方のヒントを得られます。

「デス活」主宰者である吉田 英史は公認心理師として、地域や学校など公的機関での対話の場づくりに携わってきました。また自ら「感涙療法士」という資格を創設し、意識的に涙を流すことで心をデトックスする「涙活(るいかつ)」を提唱。全国各地でイベントや講演を行い、延べ8万人近くの参加者に、涙を通じてストレスを解消する機会を提供してきました。

「涙活」イベントでは、体験後の気づきや感想を参加者同士で共有する時間があります。中には、身近な人を亡くした悲しみや喪失感を語る人も。多くの場合、語り始めは沈んだ表情をしていても、話し終える頃にはどこか晴れやかで、落ち着いた表情に変わっています。このような場面を繰り返し目にするうちに吉田は、「人は死について安心して語れる場を求めているのではないか」と強く感じるようになりました。

こうした気づきを原点に生まれた「デス活」とは、死や人生についての価値観を、ライトに・カジュアルに語り合う活動です。お茶やコーヒー、お菓子を囲み、リラックスして参加できるよう、会場にはカフェやスナックなどが多く選ばれます。「死」は誰もが避けられないもの。だからこそ、隠したり遠ざけたりせずに向き合うことが、今をより豊かに過ごす助けになります。また自分の言葉で考えを共有し、他者の視点を知ることを通じて、新しい生き方のヒントを見つけることも狙いです。

主に高齢者が現実的な死後の手続きについて考える「終活」と異なり、内面的な問いを考える「デス活」は、20~30代の若者にも広がっているのが特徴です。毎回のイベントでは、話を広げるために、死に関するテーマを冒頭で1つ提示。参加者はそのテーマをもとに語ります。以下は、テーマの一例です。

・死ぬ前に、誰にどんな言葉を残したいですか?

・自分の命を、誰の命となら引き替えられますか?

・死ぬ前に、最後に何を食べたいものはなんですか?

・今まで死にたいと頭をよぎった経験はありますか?

・あなたは安楽死を認めますか? 認めませんか?

・あなたが、映画・文学の世界で感銘を受けた死はなんですか?

・同じ命で“重さ”と“軽さ”を感じるのはなぜ?

・故人を良い人だったと言いがちなのはなぜ?

・自分になにかあったとき、余命はわかったほうがいいですか?

・命が尽きたとき、「自分」を、「身内」を‟献体”できますか?

・自分の中に生き続けている故人は誰ですか?

・あなたにとって死とは怖い? 悲しい? それとも…

人生をより深く前向きに歩むためには、終着点である「死」を考えることが不可欠です。吉田は、その意義を以下のように捉えています。

死は生と切り離せない概念であり、互いに補い合う関係。自らの死を意識するからこそ、今生きていることの価値や尊さを実感できます。時間は有限であるという気づきは、「今この瞬間」を大切にする姿勢を育み、能動的に人生を生きる原動力となります。

いつか人生の終わりが来るという事実に向き合うと、自分にとって本当に大切なものが明確になります。日常のささいな悩みに振り回されるのでなく、自分の価値観に沿った選択をし、やりたいことをすぐに行動に移すモチベーションが生まれます。

死について考えることは同時に、大切な人との別れを想像することです。その結果、家族や友人がいることのありがたみを改めて実感し、感謝の気持ちが高まります。より強固で、豊かな人間関係の構築につながります。

日頃から死について考えることは、自分が望む、人生の最終段階を具体的に描くきっかけにもなります。どのような医療やケアを受けたいか整理し、家族や医療・介護関係者と話し合うことで、自分の意思を伝えやすくなります。その結果、後悔のない「自分らしい最期」への準備が整います。

このように死への関心を高める機会を持つことは、終末医療や延命治療のあり方を問うことにもつながります。今後とも死をタブー視するのでなく、安心してカジュアルに対話ができる場を、全国各地で継続的につくっていく予定です。

二ヶ月に一回、公益社団法人 日本駆け込み寺でデス活ワークショップ実施

・死を遠ざけず、語り合う。デス活を通じて気づく「いまここを生きる大切さ」

・死を語ることは「生きる」を考えることにつながる。死を“カジュアル”に語る場「デス活」とは?(2025年1月16日日本財団ジャーナルより)

コメンテーター:夏野剛(近畿大学情報学研究所所長)堀潤・まいきち

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。