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株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「スペースデータ」)は、フランスの宇宙状況把握(SSA:Space Situational Awareness)企業であるLook Up Space社(本社:フランス・トゥールーズ、以下「Look Up Space」)と、宇宙状況把握(SSA)および宇宙交通管理(STM:Space Traffic Management)に関するデータプラットフォームの構築に関わる検討を目的とした事業提携を締結したことをお知らせいたします。 |
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本提携により、Look Up Space社のレーダー観測データおよびデータ処理プラットフォームと当社の統合技術基盤「PROVIDENCE」を組み合わせ、日本における国産のSSA/STMデータ処理インフラの構築に向けた検討を進めていきます。 |
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(左から)ミシェル・フリードリング氏(ルックアップスペース CEO)、高田 敦 氏(株式会社スペースデータ 執行役員) |
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提携の背景 |
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運用されている人工衛星の数は、10年前の2,000基未満から現在では13,000基以上に増加し、2030年までに40,000基を超えると予測されています。この急激な増加に伴い、宇宙空間の安全な利用を確保するための「宇宙状況把握(SSA)」の重要性が世界的に高まっています。SSAとは、地球周回軌道上にある人工衛星やデブリなどの物体の位置・軌道を正確に把握し、衝突リスクや脅威を監視する活動を指します。 |
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現在、軌道上の物体追跡データは提供主体が限られている側面があり、各国においても自律的な宇宙監視能力の確保が安全保障上の重要課題となっています。日本政府も2026年3月に航空自衛隊の宇宙作戦群を約670人規模の「宇宙作戦団」へ改編を実施し、さらに約880人規模への拡大を計画するなど、宇宙領域における体制強化を進めています。 |
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日仏間の宇宙防衛分野における協力も深化しています。2026年3月にはフランス宇宙コマンドへの航空自衛隊連絡官の派遣に関する文書署名が行われ、日仏間の宇宙分野における協力も進展しています。本提携は、こうした政府レベルの安全保障協力の潮流を背景に、民間企業としてSSA/STM分野の技術基盤の開発を推進する取り組みです。 |
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提携の概要 |
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本提携では、以下の3つの目標を掲げ、両社が協力して事業を推進します。 |
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1. 高度なSSAおよびSTMデータ・サービスの提供を通じた、宇宙の持続可能な利用の支援 |
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2. 日本における高性能なSSA/STMデータ処理プラットフォームの開発 |
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3. 宇宙技術分野における日仏間の商業的協力の強化 |
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具体的な協力内容と両社の役割 |
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SSA観測データの提供(Look Up Space) |
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Look Up Space社は、独自開発した地上レーダー「SORASYS」(低軌道上の数センチメートル級の小型物体まで追跡可能)および、複数センサーデータをリアルタイムに融合・分析し衝突リスク評価を行うプラットフォームに関するデータ・技術的知見を提供します。加えて、軌道分析や宇宙環境モニタリングに関する技術的・運用的知識の提供、SSAシステムの構造設計・運用に関する助言・サポートも担います。 |
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国産データ処理プラットフォームの開発(スペースデータ) |
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スペースデータは、プラネタリースケールのデジタルツイン技術とAIなどを活用した統合技術基盤「PROVIDENCE」を活用して、日本国内向けの国産SSA/STMデータ処理プラットフォームの開発を主導するとともに、国内市場における展開を推進していきます。 |
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ビジネス機会の共同開拓 |
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両社は、日本国内におけるSSAおよびSTMに関する商業および政府機関向けにおける活用機会の創出に向けても共同で検討を行います。安全保障・防災分野を含む社会基盤のレジリエンス向上に寄与するサービスの開発を進めます。 |
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今後の展望 |
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宇宙空間の利用が拡大する中、衛星やデブリの増加に伴う衝突リスクの管理や、安全保障上の脅威への対応は、国際社会全体の課題となっています。スペースデータは本提携を通じ、日本独自のSSA/STMデータ処理インフラの整備を通じて、安全保障・防災分野を含む社会基盤のレジリエンス向上に貢献するとともに、宇宙空間を誰もが安全かつ持続的に活用できる社会の実現に向けて、日仏のテクノロジー連携をさらに深化させていきます。 |
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(左から)フィリップ・バティスト フランス高等教育・研究・宇宙大臣、ミシェル・フリードリング氏(ルックアップスペース CEO)、高田 敦 氏(株式会社スペースデータ 執行役員)、風木 淳 内閣府宇宙開発戦略推進事務局長 |
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Look Up Space社について |
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Look Up Space社は、フランス航空宇宙軍元大将でフランス宇宙コマンド初代司令官を務めたMichel Friedling氏と、国際宇宙航行アカデミー会員でフランス国立宇宙研究センター(CNES)宇宙状況把握部門の元責任者であるJuan-Carlos Dolado Perez氏が2022年に共同創業した、宇宙の安全保障・安全性・持続可能性の分野でグローバルリーダーを目指す欧州のスペーステック・スケールアップ企業です。 |
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同社のソリューションは3つの技術柱で構成されています。第一に、軌道上物体の探知・追跡を行うグローバルレーダーネットワーク「SORASYS」。第二に、複数データソースをリアルタイムに融合・分析するデジタルデータ融合・分析プラットフォーム「SYNAPSE」。第三に、これらを統合した衛星オペレーション管理サービスです。 |
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このホリスティックなアプローチとバリューチェーンのエンドツーエンド管理により、Look Up Space社は包括的なSpace Safety & Ops-as-a-Serviceを提供し、混雑が進む軌道環境や不確実な地政学的状況の中で、衛星の安全性と運用の継続性を確保しています。 |
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詳細情報:www.lookupspace.com
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LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/look-up-space
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株式会社スペースデータについて |
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株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。 |
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地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。 |
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スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。 |
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詳細はhttps://spacedata.jp/news をご覧ください。 |
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社名:株式会社スペースデータ |
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代表:佐藤航陽 |
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所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 |
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資本金:15億1300万円 |
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事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究 |
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HP:https://spacedata.jp
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NEWS:https://spacedata.jp/news
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X:https://x.com/spacedatainc
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LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/spacedatajp/
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採用情報:https://www.wantedly.com/companies/spacedata/projects
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