APEX株式会社(本社:東京都、代表取締役:下戸優輔)は、AI搭載型 最新型SLAMスキャナ「LS600」の国内販売を正式に開始しました。 |
LS600は、RTK GNSSとAIを搭載した唯一のSLAMハンドヘルド型スキャナであり、これまで手動で行っていたノイズ除去や地図補正などの後処理を大幅に自動化することが可能です。 |
これにより、測量やインフラ点検、建設現場の業務効率を飛躍的に高めます。 |
内蔵のRTKチップには実際の測量機で使用されている最新のアルゴリズムが採用されており、価格は従来のSLAM価格と同等に設定されています。 |
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LS600 細部の質感まで描写する高精細360°カラー撮影 |
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■ 製品の主な特徴 |
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LS600は、従来のSLAM技術では人による作業無しでは困難だった「高精度×ズレの少ないカラーリング×AI後処理」を1台で実現する、次世代型ハンドヘルドスキャナです。 |
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RTK GNSS一体型の高精度SLAM |
Quantum-III(TM) SoC GNSSとSinoGNSS RTKを統合し、1cmレベルの測位を実現 |
カラー取得 |
4800万画素の360°デュアルカメラで死角のない色情報取得 |
AI処理 |
ノイズ除去、マップ統合、色情報補完をリアルタイム実行 |
記録媒体 |
内蔵SSDハードディスクへの保存でSDカード不要、後処理も最大50%高速化 |
耐環境性 |
IP54防塵防水、-20°C~+50°Cでの屋外作業にも対応 |
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https://www.youtube.com/watch?v=ZAKV0DYicWk |
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■ 主なAI機能の紹介 |
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1. AIノイズ除去 |
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AIが通行人や車両などの動的オブジェクトを自動判別・除去し、純粋な地物データのみを保持。 |
手動フィルタ作業を大幅に削減します。 |
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2. AIマップ統合(アライメント) |
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スキャン中の複数データをAIが自動で統合。大型施設や複雑地形のマッピングを容易にします。 |
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3. AIカラー補完 |
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色情報の欠損をAIが補間・調整。白線や舗装境界などの視認性を高め、図面作成にそのまま活用できます。 |
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デュアル4800万画素カメラでリアルな色情報を忠実再現 |
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■ 従来製品との違い(比較表) |
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機能カテゴリ |
ComNav LS600 |
従来のSLAMハンドヘルド(例:SLAM100) |
GNSS精度 |
cmレベル(RTK統合) |
非対応または精度不安定 |
カメラ |
4800万画素×2(360°) |
単眼カメラ、視野制限あり |
ドリフト補正 |
RMSE 1cm以下 |
数cm~10cm程度のズレあり |
ノイズ除去 |
AIによる自動除去 |
手動フィルタ処理 |
点群生成 |
リアルタイム処理、SSDハードディスク保存 |
後処理必須、手動処理中心 |
耐候性 |
IP54, -20°C~+50°C |
室内専用が多い |
重量 |
約2kg(バッテリー含む) |
同等またはやや重い |
バッテリー |
約1.5時間 |
同等または交換式 |
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SinoGNSS搭載、業界最高水準のRTK精度 |
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■ LS600が活躍するシーン |
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歪みのない線形を再現、複雑構造でも高精度スキャン |
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補正不要の高品質点群をその場で取得 |
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■ 【無料ウェビナー開催のお知らせ】 |
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最新のSLAM製品販売開始のご案内と合わせて技術的な紹介のためのウェビナーを予定しております。 |
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テーマ: 最新のAI搭載SLAM & 無制限リターンUAV-LiDARの技術解説 |
内容: LS600の技術解説に加え、リターン方式が無制限のUAV搭載型LiDAR LiAirH600を紹介いたします。 |
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開催日程(各回内容同一): |
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参加費: 無料(事前申込制) |
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■APEX株式会社について |
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2021年創業、3Dデータ、ロボット分野のスタートアップとして、ドローン/GNSS/Lidar/SLAM等の機能検証とそれらを活用した計測、実証実験(2D/3Dデータ活用)を展開。インフラ点検への測量技術の応用、森林計測、構造物の3D化と各産業への活用業務を全国で実施。産業ごとに必要なデータ取得プロセスとデータ解析を得意とし、膨大なGISデータを元にAI学習開発をスタート。ドローンからの写真や点群データ解析を自動化するための三次元データ解析プラットフォーム「Simple-Point」を2022年リリース。 |
AI前提社会の各産業に特化したデータ取得、解析までを一貫した3Dデータを主とした研究開発を行っています。産業向けデータでこれまでの産業全てを変革し、「あらゆるデータ取得と解析を自動化してデータ活用作業の自動化」の実現を目指しています。 |
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