武蔵野美術大学コワーキングスペース「Ma」と共同開発。大手企業複数社への提供を経て、プログラムを本格展開
 
デザインイノベーターカンパニーのgood株式会社(good Inc.)(本社:東京都目黒区、代表:関口太一)は、ビジネスパーソンとクリエイターが対話・共創を通じて相互理解を深めるワークショップ「THINKING」を正式にリリースいたします。大手企業複数企業への提供実績を持ちます。
 
THINKINGは、good Inc.の自社事業(社会実装事業)の一つとして位置づけられており、「着眼点」「問い力」「課題設定力」の3つを中心に、人と組織の"思考の質"そのものを鍛えることを目的としています。
■ 背景:「引っ張る人不在」が生み出すクリエイティブ活用の停滞
「引っ張る人不在」が生み出すクリエイティブ活用の停滞している状態
 
企業においてデザイン・クリエイティブの重要性は広く認識されている一方、事業の現場でその活かし方を実感を持って語れる人材は極めて少ないのが実態です。
ビジネスパーソン側の課題:クリエイティブが大事とは理解しつつも、実際に活用した経験がないため、自己の経験則やビジネスフレームワークのみで思考してしまう。 クリエイター側の課題:事業的な会話をリードした経験が乏しく、「依頼待ち」の構図から抜け出せず、ビジネスを動かすポジションに立てていない。
この構造的な課題を解決するために、good Inc.は「ビジネスパーソンとクリエイターの相互理解の場」を提供するプログラム「THINKING」を開発しました。
■ THINKINGとは
THINKINGとは
ビジネスパーソンとクリエイター(主に美術大学生)を同じ場に集め、「事業の中でのクリエイティブの扱いどころ」を実感・体験するワークショップです。抽象的でビジネス的な発想のみでは答えが出づらいテーマをあえて設定し、両者が対等に対話することで、互いの思考スタイルや価値観への理解と尊重を生み出します。
 
■ プログラム構成:3ステップ+振り返りレポート
1. THINK Warm-up
参加者がオンライン診断ドリルに回答し、自分の思考スタイルを客観的に把握する準備運動。「発散力」「収束力」「論理整理力」「視覚整理力」「表現力」「対話スタイル」の6軸でレポートを生成。
THINK Warm-up:事前アンケートをもとに思考スタイルのレポートを出力
 
2. THINK Experiment
美大生などのクリエイターと企業のビジネスパーソンが一堂に会し、抽象的なテーマで創造的な対話を実施。「問いの答えは一つではない」「知識量の差を意識させない」などのグランドルールのもと、対等な議論を実現する。
テーマ例:「新しい身体感覚を手に入れた時の生活様式は?」「言葉だから伝わるもの、言葉では伝わらないもの」
THINK Experiment:課題発見力を鍛えるワークショップ
 
3. THINK Sprint
実務に近い実践的テーマ(新規事業開発など)でチームが演習を繰り返し、事業提案ピッチデッキをアウトプットするスプリント期間。クリエイターとビジネスパーソンがオンラインMTGを通じて共創しながらアウトプットをブラッシュアップする。
THINK Spirnt:課題設定力を鍛えるスプリントプログラム
 
4. THINK Cool-down
プログラム全体を通じた参加者の思考スタイルの変化を個別レポートにまとめ、成長・変化を可視化する。
THINK Cool-down:参加後のアンケートをもとに思考スタイルの変化をレポートティング
プログラムの設計背景から各ステップの詳細、実際のワーク風景まで、THINKINGの全貌はCocodaに掲載された事例記事にてご覧いただけます。
 
▶︎ 事業とクリエイティブのつながりをつくる ─ ビジネスパーソンがクリエイティブプロセスを体感する場「THINKING」
■ 導入実績と参加者の声
大手企業への提供を通じ、ビジネスパーソン・美大生双方から多くの声が寄せられています。
 
参加者からの声
ビジネスパーソンより
「問いから始まる対話によって創造性が刺激された」
「自分たちの思考が枠に捕らわれていたことに気づかされた」
「会話のデザインの仕方についての気づきがあった」
「業務では思いつかない考え方を新鮮に感じた」
美大生(クリエイター)より
「自分が学んできたクリエイティブは、社会とつながることができるのだと体感できた」
「今までにない新しい思考のステップを感じられた」
また、プログラム前後の思考スタイル変化の計測では、「強みが全体的に広がり成長する」「これまであまり重視されていなかった思考スタイルに大きな変化が起こる」という2つのパターンでの成長が確認されており、固定化されたビジネスパーソンの発想を変える効果が実証されつつあります。
■ 提供の意義
good Inc.はこれまで、デザインイノベーターとして企業に参画し、事業・組織の成長をチームの一員として推進してきました(デザインパートナー事業)。みずほ銀行でのデザイン組織立ち上げ支援や、薬王堂における内製開発組織の構築など、その実践知はCocodaでの事例記事としても公開されています(※)。
こうした現場経験を通じて見えてきた「クリエイティブプロセスを主導できるビジネスパーソンが増えるほど、組織全体の推進力が上がる」という知見を起点に、THINKINGは生まれました。good Inc.が展開する2つの事業の中で、今回正式リリースとなる社会実装事業の柱です。
デザインパートナー事業:デザインイノベーターとしてクライアント企業の事業成長に伴走 社会実装事業(THINKINGほか):自ら事業責任者として社会課題に挑戦する自社サービスの運営 ← 今回リリース
「good Inc.が直接支援するだけでなく、あらゆる企業の中にデザインやクリエイティブを扱える人が増えていくことが重要」との考えのもと、実践を通じて培った知見をオープンに展開していきます。
※ 事例詳細はCocoda掲載記事をご参照ください。
・薬王堂:薬王堂初の "自社開発アプリ立ち上げ"。デザインイノベーターカンパニー good Inc.の新規プロダクト立ち上げ支援の裏側
・みずほ銀行:組織フェーズに合わせてキャラクターを変える。みずほ銀行デザイン組織を支える "デザインイノベーター" の役割
■ 今後の展開
今後は大学との産学連携を強化しながら美大生コミュニティを拡大し、より多くの企業・参加者へのプログラム提供を推進します。また、デジタルツール(思考スタイル分析ダッシュボード)の整備を通じ、プログラムの品質・効果測定のさらなる精度向上を図ります。
■ 会社概要
名称 good Inc. / good株式会社
代表者 関口 太一
事業内容 デザインパートナー事業 / 社会実装事業
設立 2018年7月
所在地 東京都目黒区中目黒1-1-17 LANTIQUE207
コーポレートサイト https://good-inc.design/
THINKINGサービスサイト https://thinking-for-good.com
THINKINGの詳細記事(Cocoda) https://cocoda.design/taichi0423/p/pd55142d0c1c9