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児童養護施設や里親家庭などの社会的養護下で育つこども・若者への支援を行ってきた「手の長いおじさんプロジェクト」は、2026年2月にNPO法人化し、「特定非営利活動法人 手の長いおじさんプロジェクト」(理事長:尾見紀佐子)として新たな一歩を踏み出しました。 |
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これまでの活動を基盤に、多様な体験や対話を通して未来を描く力を育む半年間の連続講座「自分をひらく教室」など、5つの事業を展開します。これにともない、WEBサイトを公開し、「手長サポーター」の募集も始めます。 |
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■設立の背景:将来の選択や巣立ち後の生活で抱える、見えにくい困難 |
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「手の長いおじさんプロジェクト」は、これまで、社会的養護のもとで暮らすこどもや巣立ちを迎える若者たちへ、手仕事の器や洋服を直接手渡すとともに、応援の気持ちを届ける活動を続けてきました。こどもたちと向き合うなかで見えてきたのは、物資の支援だけでは届かない「体験と出会いの機会」の不足です。 |
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社会的養護の現場では、日々こどもたちの成長を支え自立に向けた支援が行われていますが、集団生活の運営や予算上の制約などから、習い事や旅行など、個々の興味関心に応じて多様な価値観や社会との出会いを広げることが難しい現状があります。こうした体験機会の不足が、主体的な進路選択や働き方、暮らし方を思い描く力や「やってみよう」と踏み出す意欲を停滞させてしまうことがあります。 |
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また、多くのこどもが18歳前後で施設や里親家庭を離れ、進学や就職など自立に向けた選択を迫られます。生活基盤やサポート体制が十分に整わないまま社会に出るケースも多く、仕事上の悩みや生活上の困難を一人で抱え込みやすい状況があります。 |
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「手の長いおじさんプロジェクト」では、このような「見えにくい困難」を背景に、成長過程のこどもから巣立ち後の若者まで、多様な大人や生き方に出会い、自分を知る体験を途切れさせないことが必要であると考えました。これまでの基盤やネットワークを活かしながら、より継続的で自立した支援を届けるために、NPO法人として新たな体制を整えるに至りました。 |
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目指すのは、すべてのこども・若者が、自分らしい人生を軽やかに歩んでいける社会 です。そのために、支援が必要な環境にいるこども・若者へ、出会いと学びの機会を継続的に開いていきます。 |
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■これからの取り組み:未来を描く力を届ける5つの事業 |
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「手の長いおじさんプロジェクト」では、社会的養護下で育つこどもや巣立ち前後の若者に向けて、暮らしの準備、自分を知る体験、人とのつながり、仕事や社会との出会い、そして現場の声を支援に生かすことまでを、ひとつながりの支援として考えています。 |
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そのために、これから以下の5つの事業を展開していきます。 |
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・「うつわとお洋服のお渡し会」(毎年開催) |
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巣立ちを迎えた若者に寄り添う、器や洋服を選ぶ時間 |
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・「自分をひらく教室」(2026年9月より) |
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多様な生き方に出会い、未来を描く6ヶ月間の連続講座 |
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・「つながりのお茶会」(2026年4月より) |
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安心して人とつながれる、月に一度の居場所 |
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・「みらい発見プログラム」(2027年開始予定) |
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職場を訪問し、自分らしい働き方を探求するプログラム |
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・「まなざしラボ」
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こどもや若者の声から、これからの支援を考えるリサーチ活動 |
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2026年9月 開講 「自分をひらく教室」 |
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2026年9月に開講する「自分をひらく教室」は、社会的養護下で暮らす中高生や若者を対象とした6カ月間のプログラムです。様々な生き方に出会い、学校教育では得にくい体験や対話を通して、自分を知り、未来を描く力を育むことを目的としています。毎月多様な分野の専門家・クリエイターを講師に迎え、アート・身体表現・哲学・自然などをテーマに、体験型のワークショップと対話を行います。 |
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本プログラムのモデルとなっているのは、北欧で広がる人生のための学びの場「フォルケホイスコーレ」という学校のあり方。評価や競争ではなく、人生を見つめ「あなた自身になる」ことを大切にする時間を過ごします。 |
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5月より、体験会のお申し込みを開始します。 |
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「自分をひらく教室」 概要 |
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期 間|半年間(2026年9月-2027年2月) |
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*事前に体験会を実施予定 |
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日 時|月1回・日曜日開催 10:00-16:00 |
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会 場|都内 |
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対 象|児童養護施設や里親家庭などで暮らす中高生 |
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参加費|無料 |
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2026年4月23日(木)より 毎月第4木曜開催 「つながりのお茶会」 |
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毎月1回、お茶やお菓子を囲みながら、最近の出来事やちょっとした悩みを気軽に話すことができる、小さな交流の場です。話したい日も、静かに過ごしたい日も、そのままでいて大丈夫。巣立ち後も安心して立ち寄れる、ひと息つける居場所です。 |
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「つながりのお茶会」 概要 |
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日 時|4月23日(木) 16:00-19:00 以降、毎月第4木曜日開催 |
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対 象|児童養護施設や里親のもとで暮らす中高生、社会的養護経験者の若者 |
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参加費|無料 |
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会 場|景丘の家1階サロン (渋谷区恵比寿4-5-15) |
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申 込|予約不要・出入り自由 |
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2026年5月16日(土)開催 「うつわとお洋服のお渡し会」 |
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2026年5月16日(土)に東京・恵比寿にて「うつわとお洋服のお渡し会」を開催します。器や洋服といった日用品の支援を通して、巣立ちを迎えるこどもや若者が、それぞれの暮らしを思い描きながら”自分の意思で選ぶ”ことを大切にした取り組みです。会場には、作り手から寄せられた、手仕事の器や洋服が並びます。実際に手に取り手触りを確かめながら、これからの暮らしに合うものをゆっくりと選ぶことができます。 |
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「うつわとお洋服のお渡し会」 概要 |
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日 時|5月16日(土)11:00-13:00/14:00-17:00 |
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対 象|この春に児童養護施設や里親家庭などを巣立つこども・若者、自立援助ホーム・母子生活支援施設などを利用されている方 |
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参加費|無料 |
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会 場|景丘の家 (渋谷区恵比寿4-5-15) |
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申込フォーム|https://forms.gle/BzG1pVE6kPBz1fPa9
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■活動実績:社会的養護から巣立つこども約400人にうつわやお洋服を届ける |
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「手の長いおじさんプロジェクト」は、2011年、東日本大震災をきっかけに、ガラス作家の石川昌浩が発起人となり、手仕事の器の作り手有志が集い、被災したこどもたちへ器を届けたことからスタートしました。 |
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その後、株式会社マザーディクショナリーが運営面からサポート。活動に共感し、手を伸ばしてくださる作り手やブランドが少しずつ増え、思いのこもった器やお洋服を、さまざまな事情を抱えるこどもたちや若者へ手渡す活動へと広がっていきました。2020年からは、児童養護施設など社会的養護のもとで育ち、巣立ちの時期を迎えるこどもや若者へ向けた「うつわとお洋服のお渡し会」 を開催しています。これまでに約60組の作り手・企業から約3500点の器やお洋服を寄贈していただき、約400人の巣立ち前後のこどもや若者、約60箇所の施設や団体にお届けしてきました。 |
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このたびのNPO法人化にあたり、引き続き、手渡しの支援を原点にしながら、出会い・体験・つながりをひらく取り組みを、より継続的に届けていきます。 |
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■ご支援のお願い |
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「手の長いおじさんプロジェクト」は、一人ひとりができることとしての「手」を少しずつ伸ばしあい、つなぐことで、支援を届けていく活動です。 |
社会的養護下のこどもたちや、経験者の若者たちが自分らしく生きられる社会をつくるためには、様々な立場からの支援が不可欠です。このたび、賛助会員「手長サポーター」や、単発の寄付によって活動を支えていただく仕組みも始まりました。個人・法人問わず、WEBサイトからご寄付いただけます。 |
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こどもたちが、自分の人生を軽やかに歩んでいけるように、これからの新しい一歩を、少しだけ一緒に支えていただけたら嬉しいです。 |
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いただいたご寄付は、「手の長いおじさんプロジェクト」の活動を通して、社会的養護下のこどもや、社会的養護経験者の若者たちへの支援に、大切に使わせていただきます。 |
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■「手の長いおじさんプロジェクト」メンバー |
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理事長:尾見 紀佐子(おみ・きさこ) |
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株式会社マザーディクショナリー 代表 |
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2013年より東京都渋谷区のこども・親子支援センター「かぞくのアトリエ」、2015年より青少年施設「代官山ティーンズ・クリエイティブ」、2019年よりコミュニティセンター「景丘の家」を運営する。各施設では通常の居場所づくりに加え、多分野にわたるワークショップ企画運営、こども食堂やフードパントリー、様々な特性の利用者への対応などを実施。 |
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「長年に渡って居場所づくりとアート・文化の取り組みを二つの柱に、人とのつながりやネットワークを育ててきました。その強みを活かし、こどもたちの中にある「可能性の種」を育み、その扉を開くお手伝いを丁寧に続けていきます。こどもたちが自分の人生を軽やかに歩んでいけるように。私たちらしい、明るい支援の形を目指していきます。」 |
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副理事長:石川 昌浩(いしかわ・まさひろ) |
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吹硝子工/石川硝子工藝舎 |
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東京で生まれ千葉に育ち岡山で生涯を仕える人と事に出会い、工藝の道へ。ちょっといい普通なガラスの器を目指して制作している。2021年に日本民藝館展にて最高賞である日本民藝館賞を受賞。2009年から町内学童保育にコップを送る活動を始めて2011年「手の長いおじさんプロジェクト」を立ち上げる。 |
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「作り手、配り手、使い手の皆さんがその手を少し伸ばして繋ぎあい、様々な環境の、できるだけ多くの子どもたちに手でつくる面白みのある仕事を選んでもらいたい。」 |
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副理事長:桝村 旅人(ますむら・たびと) |
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CURATORʼS CUBE 代表 |
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主宰するギャラリーの運営、またアーティストのマネジメント業務、加えて他ギャラリー等と共に多様な展覧会の企画・運営を手掛ける。 |
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「手元にある明るいエネルギーを周囲へ分け配り続けること。日々を健やかに整える為に私たちが心がける態度について、本取組みが一時一歩毎に共に考える機会となり、周囲の環境への平和的・持続的な営みに繋がればと願っています。」 |
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監事:村上 豊隆(むらかみ・とよたか) |
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日本民藝協会職員/社会福祉⼠ |
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2003年より日本民藝館の関連組織、日本民藝協会に勤務し、月刊誌『民藝』の編集実務を担当するとともに事務局業務に従事。2018年に社会福祉士資格を取得。2025年より武蔵野美術大学非常勤講師。 |
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「陶磁器やガラス、木工などのハネモンを有効活用していただくことから始まった「手の長いおじさんプロフェクト」。この活動が人びとの心と暮らしの豊かさを育み、文化醸成の寄与に貢献できることを願っています。」 |
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取材・掲載/お問い合わせ |
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担当者|上坂・猿田 |
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メールアドレス|info@tenagaojisan.org |
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