養蜂・有機農業・再生可能エネルギー発電ができるサステナブルな循環型農業を実現し、本社使用電力において再生可能エネルギー100%達成へ
株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生)は、本社隣接の農地において、養蜂・有機農業・再生可能エネルギー発電を両立する「営農型太陽光発電」を2026年2月16日より開始しました。
この農地は、春には一面にレンゲの花が咲く田んぼです。レンゲの花からミツバチが蜂蜜を集め、花が終わった後のレンゲ草はそのまま田んぼに鋤き込むことで有機肥料として活用しています。さらに農薬の使用量も大幅に抑え、化学肥料を使わずに減農薬で育てた「れんげ米」を栽培しています。
このように、養蜂と自然の循環を活かした持続可能な農業を行う田んぼに、今回新たに太陽光発電を組み合わせることで、農業と再生可能エネルギーが共存するサステナブルな循環型モデルを実現しました。
 
本社の隣に設置した営農型太陽光発電
さらに、4月1日(水)からは電力会社から購入する電力も再生可能エネルギーに切り替えたことで、岡山県にある本社に(工場など関連施設含む)おいて、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの使用100%を達成いたしました。
春には一面のレンゲ畑が広がる
発電パネルの下で農業を行う
 
■レンゲの花から始まる循環型農業
本社隣接の田んぼでは春に一面にレンゲの花が咲き、ミツバチはこのレンゲの花から蜜を採集しています。また、レンゲ草は花が終わった後に田んぼへ鋤き込まれ、有機肥料として土壌を豊かにします。この方法により化学肥料の量や農薬の成分数を大幅に削減した、環境負荷の少ない稲作を行っています。
こうして育てたお米は、「れんげ米」として販売しています。
今回、このレンゲの花が咲く田んぼに営農型太陽光発電を設置することで、
・ミツバチによる蜂蜜採集
・レンゲを活用した有機肥料
・減農薬による米づくり
・再生可能エネルギー発電
という、自然の循環を活かしたサステナブルな農業モデルをさらに発展させました。
 
 
■営農型太陽光発電について
日本ではエネルギー自給率の低さや、自然環境への負荷軽減の視点から再生可能エネルギーによる発電方法が注目されています。一方でメガソーラー発電所の中には、自然林を伐採して設置された事例も多く、かえって環境破壊につながるなどの社会問題も発生しています。営農型太陽光発電は、農地に支柱を建てて上部空間に太陽光パネルを設置し、下部で農作物を栽培する取組みです。
 
山田養蜂場 営農型太陽光発電概要
・設置場所:岡山県苫田郡鏡野町
・設置面積:約6,000平方メートル
・年間発電量(見込み):約420,000kWh
 
 
■再生可能エネルギー100%達成について
当社では、再生可能エネルギー由来の電力活用を進め、2025年は本社使用電力の94%に当たる電力を再生可能エネルギーで発電しました。加えて2026年の2月16日からは自社農地にて新たに営農型太陽光発電を開始し、さらに4月1日から、本社で使用する電力すべてを、自社太陽光発電による電力と、非化石証書※の付いた電力の購入にて調達したことにより、再生可能エネルギー100%を達成しました。
※非化石証書とは、再生可能エネルギーなどの非化石電源からつくられた電力が持つ環境価値を証書の形で表したものです。この証書を購入することで、非化石電源からの電気を購入した、とみなされます。
 
 
■山田養蜂場の自然環境保全の取組み
山田養蜂場は、「自然との共生」を企業理念の根幹に掲げ、創業以来、ミツバチとともに持続可能な社会の実現を目指してまいりました。これまでにも、自然環境の保全・再生に向けた植樹活動や、環境学習を通じた生物多様性保全の取組み、再生可能エネルギーの活用推進など、自然環境を守る活動を継続的に実施しています。
今回開始した営農型太陽光発電も、こうした自然環境保護の取組みをさらに発展させるものです。農業と再生可能エネルギーを両立させることで、地域資源の循環と脱炭素化を同時に推進し、次世代へ豊かな自然を引き継ぐ持続可能なモデルの構築を目指します。
山田養蜂場は、ミツバチとともに自然の恵みを活かした循環型の農業とエネルギー利用を推進し、自然環境と共生する持続可能な社会の実現に貢献してまいります。