~衛星データ×AI解析で、経営所得安定対策等の行政事務コストを大幅削減へ~
衛星データとAIを活用し、農業と環境の課題解決を目指すサグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井 俊輔、以下「当社」)は、佐賀県が実施した「衛星画像等を活用した経営所得安定対策等に係る現地確認業務の省力化に向けた実証に関する業務委託」の公募型プロポーザルにおいて、採択されましたことをお知らせいたします。
 
■ 採択の背景と目的
日本の農業現場では、経営所得安定対策等に伴う農地の作付け状況の確認(現地確認)が不可欠ですが、自治体や農業委員会の担当者にとって、広大な面積を直接目視で回る作業は多大な労力と時間を要する大きな負担となっています。
本事業は、佐賀県農林水産部 園芸農産課が主導し、最新のテクノロジーを導入することでこれら業務の抜本的な効率化を図ることを目的としています。審査において、当社の「業務目的の深い理解」「豊富な導入実績」「迅速な事業実施体制」が高く評価され、この度の採択に至りました。
 
■ 本実証事業における取り組み内容
本実証では、当社のコア技術である衛星画像解析とAIアルゴリズムを活用し、以下の検証を行います。
作付け状況の自動判定: 衛星画像から各圃場の作付け状況をAIで解析し、現地確認が必要な箇所を特定。
現地確認業務のデジタル化: 従来のアナログな調査手法をデジタルへ転換し、移動時間や事務作業の大幅な削減を検証。
精度の検証と社会実装への最適化: 佐賀県の実際の圃場データを用い、実務に耐えうる解析精度の確認と運用フローの構築。
これにより、行政コストの削減だけでなく、より正確で迅速な農政運営の実現を目指します。
参照:https://www.pref.saga.lg.jp/kiji003118769/index.html
 
■ 今後の展望
当社は、今回の佐賀県との連携をモデルケースの一つとし、衛星データ解析技術が地域農業の持続可能性を高める標準的なツールとなるよう、実証を推進してまいります。今後も全国の自治体・農業関係機関と手を取り合い、テクノロジーの力で現場の課題を解決し、「持続可能な農業」の実現に貢献してまいります。
 
■サグリ株式会社について
サグリ株式会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年に兵庫県で創業した岐阜大学発のインパクトスタートアップです。AIを用いた衛星データ解析技術を主軸に、持続可能な農業の実現と、地球環境の課題解決を目指しており、耕作放棄地を検出する農地パトロールアプリ「アクタバ」、作物の種類を検出する作付け調査アプリ「デタバ」、農地所有者と作り手・担い手のマッチングを行う「ニナタバ」、農地のカーボントレーサビリティーを支援する脱炭素算定デジタルプロダクト「SagriVision」などのサービスを提供しています。
2023年に農林水産省及び経済産業省より令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)」に採択。「ICCサミット KYOTO 2023」カタパルト・グランプリ優勝。経済産業省「J-Startup 」「J-startup Impact」に選出。2024年にシリーズA約10億円の資金調達を実施。第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞を受賞。
 
 
■会社概要
会社名  サグリ株式会社
本社住所 兵庫県丹波市氷上町常楽725-1
設立日  2018年6月14日
代表取締役CEO 坪井俊輔