ロート製薬株式会社(社長:瀬木英俊、本社:大阪市)と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事:大西健丞、本部:広島県神石高原町)は、助成事業「ロート子どもの夢基金」において、子どもをめぐる社会課題の解決・改善に向けて活動する団体を対象として第3回助成先の公募を行い、厳正な審査の結果、応募総数45件の中から9件の団体を決定しました。
 
【ロート子どもの夢基金 第3回助成先】(50音順)
◆ 一般枠(助成金額:100~300万円)
・一般社団法人 家庭教育研究機構(福岡県 代表:芳野 仁子)
・一般社団法人神戸みらい学習室(兵庫県 代表:佐々木 宏昌)
・チーム フランポネ(神奈川県 代表:マヌー 島岡)
・特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(千葉県 代表:中村 雄一)
 
◆ 拡大枠(助成金額:300~800万円)
・特定非営利活動法人AYA(神奈川県 代表:中川 悠樹)
・一般社団法人Escorde野田スポーツクラブ(大阪府 代表:朝比奈 優)
・特定非営利活動法人JAMネットワーク(神奈川県 代表:村上 好)
・一般社団法人日本金融教育支援機構(東京都 代表:平井 梨沙、阿部 奈々)
・認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(東京都 代表:中島 早苗)
 
貧困、教育格差、虐待、いじめ、孤立、――子どもをめぐる社会課題は多様化・深刻化しています。子どもが置かれた環境要因が、その子の夢や未来の選択肢を狭めることのないように、こうした社会課題の解決・改善に向けて活動する団体を対象とした助成事業を実施します。
 
助成先公募では、助成金額の異なる二つの応募枠を設け、全国から募集しました。助成先の審査にあたっては、1.子どもたちが夢に向かって進むことを支援する事業であることを重視し、2.現状の課題分析、3.目標の実現可能性・持続可能性、4.事業の独自の魅力、5.予算設計の適切性の軸で行いました。
 
この助成事業を通して、子どもたちのあらゆる格差を解消し、彼らが夢を追い続けられる未来を支援します。
 
【「ロート子どもの夢基金」選考委員コメント】(50音順)
・阿部 彩氏(東京都立大学人文社会学部人間社会学科教授/子ども・若者貧困研究センター長)
「ロート子どもの夢基金」にて選考委員をさせていただき、たくさんの人々が子どもの夢をかなえるために自分ができることは何かを考えた結果を拝見させていただきました。日本には、貧困、障害、病気などのさまざまな困難を抱えた子どもたちが大勢います。その子どもたちに、「ロート子どもの夢基金」に凝縮された人々の篤い思いが届くことを願っています。
 
・佐藤大吾氏(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授)
今年も多くの団体から応募をいただき、子どもたちの未来に本気で向き合う現場の熱量を強く感じました。
一方で、限られた資源の中で選ばなければならない難しさも改めて実感しました。
今回採択された団体はいずれも、子どもたちの可能性を広げる実践と継続性を兼ね備えた取り組みです。
本基金を通じてそれぞれの挑戦がさらに広がり、より多くの子どもたちに機会と希望が届くことを期待しています。引き続き応援してまいります。
 
・武井 美樹氏(ロート製薬株式会社 最高コミュニケーション責任者)
今回、評価委員として初めて参加いたしました。改めて、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
多くの団体の皆様が、子どもたち一人ひとりの未来や可能性に真摯に向き合っている姿に、心を動かされる場面が何度もありました。
さまざまな環境にある子どもたちの夢や選択肢を広げようとする取り組みを通じて、その大切さを改めて実感しました。
本基金が、子どもたちの未来に寄り添い、希望を広げていく力となることを願っています。
 
・平尾 千絵氏(株式会社ファンドレックス 取締役)
子どもたちが夢に向かって歩むことを支援したいという願いから生まれた本基金も、3年目を迎えました。子どもたちを取り巻く困難に対し、創意工夫と情熱を持って向き合う大人たちの姿には、選考のたびに励まされる思いです。
本基金の特徴のひとつに、間接費を含む柔軟な資金使途があります。選考においては、各団体が活動を展開する上で、こうした使いやすい枠組みが求められていることを再認識すると同時に、資金が持続的・波及的にインパクトを生むために使われるかという点も重視しました。
皆さまの活動が、この助成を通じてより強固なものとなり、子どもたちが伸びやかに未来を描ける社会へと繋がっていくことを心より願っております。
 
・三島 理恵氏(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長)
多くの応募から、子どもたちの未来に真剣に向き合う取り組みに触れることができ、日々の活動に深い敬意を表します。どの事業にも、地域の実情を踏まえ、子ども一人ひとりに丁寧に寄り添い、その可能性を広げようとする思いが感じられ、私自身大変勇気づけられました。選考にあたっては、事業の実現性や継続性、社会への広がりに加え、活動団体に無理が生じないか、組織の段階にも目を向けながら、委員で丁寧に議論を重ねました。それぞれの取り組みが子どもたちに届き、未来への希望となることを心から期待しています。
 
公募に関する詳細は下記を参照ください。
https://peace-winds.org/news-info/51232
 
 
【問合せ・連絡先】
「ロート子どもの夢基金」助成事務局(担当:野田):grant@peace-winds.org
 
【ロート製薬株式会社について】
ロート製薬の存在意義(パーパス)は、世界の人々に商品やサービスを通じて健康をお届けすることによって、取り巻くすべての個人や社会の「Well-being」に貢献していくことです。Well-beingとは身体も心もイキイキとし、さまざまなライフステージにおいて笑顔あふれる毎日を過ごすこと。本助成はその中でも、外的・環境要因によって大きくその「Well-being」が左右される子どもたちに向けて、夢や希望を大きく育てていくためのお手伝いをし、子どもたちの笑顔が花開く社会の実現を目指します。
URL:https://www.rohto.co.jp/
 
【特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンについて】
ピースウィンズ・ジャパンは、 国内外で自然災害、 あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する国際協力NGOとして1996年に設立され、これまでに世界41の国と地域で活動してきました。児童養護施設や離島の子どもたちが短期海外留学の機会を体験する「スタディツアー(旧Study in America)」事業や、大学生を児童養護施設へ派遣し伴走支援する「JUMP」事業など、国内外で子ども支援にも取り組み、社会問題の解決を目的とした活動に幅広く力を入れています。
URL:https://peace-winds.org/