| 株式会社hootfolioは、日本電気株式会社(NEC)と共同で、因果AI「causal analysis (R)(コーザル・アナリシス)」を用いた教育プログラムを、北海道大学にて実施しました。この取り組みは、データ活用と意思決定力を育むPBL(Project Based Learning)として行われました。学生は、地域企業×自治体×学生の共創プロジェクトメンバーという立場で、若者の地元就職を促進する施策を、実際の調査データから導き出すことに挑戦しました。 | ||||||||||||
| ■ 背景:地域課題解決に求められるデータに基づく意思決定 | ||||||||||||
| 人口減少や若者の都市部流出など、地域社会が抱える課題に対して、経験や印象ではなくデータに基づく意思決定(EBPM:Evidence-Based Policy Making)の重要性が高まっています。特に、「何が結果を生み出しているのか」を因果的に捉える分析は、政策や施策の効果を高めるうえで重要な視点とされています。 | ||||||||||||
| 株式会社hootfolioが提供する因果AI「causal analysis(R)」は、専門知識がなくてもデータに潜む原因と結果の関係を可視化できるノーコード型ソリューションです。本プログラムでは、この技術を活用し、学生自身が実際の調査データを分析しながら地域課題の理解と施策立案に取り組みました。 | ||||||||||||
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| 写真:因果分析について真剣に学ぶ様子 | ||||||||||||
| ■ 実施概要:北海道の魅力と就職意向をテーマにしたPBL | ||||||||||||
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実施形式:授業内PBL(グループワーク、最終発表) 対象:北海道大学 数理・データサイエンス教育研究センター 学生 テーマ:北海道の魅力や道内企業への就職意向に影響する要因を分析し、地域施策を提案する |
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| プログラム内容: | ||||||||||||
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| 学生たちは実際にデータを手に取り、「なぜその要素が魅力に繋がるのか」という因果関係を探究。単なる数値把握ではなく、結果につながる要因を科学的に示す学びを体感しました。 | ||||||||||||
| ■ 学生の分析成果:北海道で働く意向を高める要因 | ||||||||||||
| 学生による分析では、北海道での就職意向に最も強く影響していた要因は「転勤がないこと」でした。一方で、「都心部へのアクセスの良さ」や「大企業であること」は、必ずしも北海道で働く意向を高める要因とはなりませんでした。 | ||||||||||||
| さらに出身地別に分析すると、重視するポイントにも違いが見られました。道内地方出身の学生は「通勤の利便性」を重視する傾向があり、札幌市出身の学生は「ワークライフバランス」を重視する傾向が見られました。 | ||||||||||||
| これらの結果から、北海道での就職を希望する学生は、給与や企業規模よりも、「転勤がなく地域に根ざして長く働ける環境」を重視している可能性が示されました。 | ||||||||||||
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| 図1:学生による分析と考察の要点 | ||||||||||||
| ■ 学生が提案した施策 | ||||||||||||
| 分析結果をもとに、学生たちは自治体や地域企業に向けて以下の施策を提案しました。 | ||||||||||||
| 1. 転勤なし・ワークライフバランスを可視化する認定制度 | ||||||||||||
| 「北海道定住優良企業制度」を創設し、転勤なし・残業時間・有休取得率などの基準を満たした企業を認定する仕組みを提案。学生が安心して企業を選べる環境づくりを目指します。 | ||||||||||||
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| 図2:因果分析を通じて導き出された、施策案1. | ||||||||||||
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2. 出身地別の魅力発信 出身地ごとに異なる価値観に合わせて、企業や自治体の情報発信を変える施策を提案。道内出身者には生活の利便性、札幌出身者には都市機能とQOL、道外出身者には自然環境やSDGsへの取り組みを訴求することが有効と考えられました。 |
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| 図3:因果分析を通じて導き出された、施策案2. | ||||||||||||
| ■ 教育的効果:当事者データから生まれる気づき | ||||||||||||
| 本プログラムの特徴は、「北海道の学生のデータ」を「北海道の学生自身」が分析した点にあります。自分たちの将来や地域に関わるテーマであることから、学生たちは強い当事者意識を持って分析に取り組みました。 | ||||||||||||
| また、データをもとに仮説を立て、因果分析によって結果を検証し、その知見をもとに具体的な施策を設計するまでのプロセスを一貫して経験したことで、単なる分析スキルにとどまらない実践的な課題解決力を養う機会となりました。 | ||||||||||||
| さらに、学生自身がデータを読み解くことで、大人の先入観では見えにくい視点や気づきが生まれた点も本プログラムの特徴です。分析結果をもとに議論を重ねながら施策を検討する過程を通じて、データに基づいて考え、説明し、意思決定を行う力が育まれました。 | ||||||||||||
| ■因果AI causal analysis(R)について | ||||||||||||
| 成果を左右する“真因”を直感的に把握する、因果AIソリューション | ||||||||||||
| 日本電気株式会社(NEC)の研究所で開発された独自のAI技術により、従来の分析では見えづらかった「原因と結果」の関係性をデータの中から抽出・可視化します。統計の専門知識がなくても直感的なインターフェースにより、「何が成果を生むのか」という問いに答え、ビジネスの次のアクションを科学的に導くことを可能にします。 | ||||||||||||
| マーケティング領域に加え、従業員エンゲージメントを高めるための要因分析など、人事領域、政策立案・まちづくりへの活用が拡大しています。 | ||||||||||||
| ■ hootfolioについて | ||||||||||||
| 2025年1月に日本電気株式会社(NEC)からカーブアウトしたスタートアップです。「科学的な意思決定をあらゆる人に」をミッションに掲げ、因果AIを活用したSaaS型分析サービス「causal analysis(R)」を提供しています。 NEC発スタートアップとして培った技術力を基盤に、企業・行政・研究機関と連携し、科学的意思決定の社会実装を加速してまいります。 | ||||||||||||
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| 株式会社hootfolio(フートフォリオ) | ||||||||||||
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会社名 :株式会社hootfolio 所在地 :東京都港区芝5-32-12 シャーメゾンステージ田町 設立 :2024年8 月 代表者 :笠原 健太 企業サイト :https://hootfolio.com/ 事業内容 : 因果分析ソリューション「causal analysis」の提供 |
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【フートフォリオ】 なぜ北海道で働きたいのか?北海道大学の学生が因果AIを用いたPBLで就職意向の“真因”を解明
フートフォリオ | 2026年4月1日 10:20
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