| これまで法律上不可能とされてきたホテルや公共施設といった大規模空間の内装に“本物の漆”を |
| 様々な建築を手掛ける株式会社平成建設(本社:静岡県沼津市大岡)が、2025年に漆建材の不燃材認定を取得した。 | |||||||||||||||||
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| 平成建設はこの不燃材認定により、大型商業施設をはじめとする様々な内装制限の多い公共空間等の建築物へ、“空間漆藝”を展開する。 | |||||||||||||||||
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| 多様な建築類型における不燃材料の特定要件と機会の検討 | |||||||||||||||||
| 内装制限は、建築物の用途、規模、構造によって、求められる防火材料の種別が異なり、漆不燃材は「不燃材料」として大臣認定を取得しているため、最も厳しい防火性能が要求される箇所への適用が可能となる。 | |||||||||||||||||
| 不燃材認定・漆建材の検討例 | |||||||||||||||||
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| 漆職人であり建築大工が生み出す次世代の可能性“空間漆藝” | |||||||||||||||||
| “空間漆藝”とは大工や職人の育成で名高い平成建設が展開する漆プロジェクトの総称。2015年、平成建設で漆の建材を研究・開発する大工:有賀建樹(あるがたつき)が立ち上げ、建築を知る漆職人が手しごとによる伝統的技法から先端表現まで、設計・施工双方の視点から 現代空間に適した漆芸を届ける。 | |||||||||||||||||
| 漆といえば食器や生活用品、工芸品等の芸術作品を真っ先に思い浮かべるのが一般的で、元々耐久性が高く、酸やアルカリにも強く、抗菌作用もある。さらに使い込むほどで艶が増し、より美しさが増す。自然由来の塗料ゆえに適切な加工を施せば肌ざわりが良く、体に優しいのが特徴であり魅力と言える。そんな漆が建材として建築物に彩を与えることができれば唯一無二の空間が完成する。 | |||||||||||||||||
| また、その希少性は建築そのものに更なる高付加価値を持たせることができるのではないかと期待している。 | |||||||||||||||||
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| 漆と建築の融合へ挑戦する職人 | |||||||||||||||||
| 平成建設の漆と建築の融合技術に関しては、2017年にはその先駆けとなる技術がグッドデザイン賞を受賞するなど、早期からその可能性は高く評価されている。 | |||||||||||||||||
| 「建材は美術作品のように『触れない』ものではない。人が触れてもいいように耐久性も必要。漆を用いた建材を不燃材として建築基準法をクリアするためには、漆工芸特有の美しさとその風合いの経年変化を生かしながら『安心して人の生活や営みに寄り添える建材』を突き詰める必要がある」と語る有賀建樹。自身が継承したその漆技術の更なる進化と「建築」の世界への展開へ挑戦し続ける。 | |||||||||||||||||
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