ペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役︓坂本晴彦)は、「Pets always come first」の理念のもと実施しているCSR活動を、より多くの方にお伝えするため、「ペッツファースト CSR活動レポート」を発行しています。
 
本レポートでは、2月度のトピックスとして、当社のCSR活動「Pets always come first プロジェクト」の一環として実施している当社契約ブリーダー向けセミナーについてご報告するとともに、ペットの難病対策の一つである「遺伝子病への取り組み」についてご紹介します。
■2026年2月度 CSR活動トピックス~ペットの遺伝子病に関するブリーダー向けセミナーの開催について~
当社は、「すべてのペットを笑顔にする。」をコンセプトに、2011年よりCSR活動「Pets always come first プロジェクト」に取り組んでいます。*1 その一環として、「ペットの遺伝子病」について、獣医系大学と連携した産学共同研究*2 や遺伝子病の撲滅を目指した取り組みを推進しています。
 
遺伝子病とは、親から受け継ぐ遺伝情報の変異によって発症する病気であり、犬や猫ではこれまでにのべ500種類以上が確認されています。現在、ペット業界全体においても、重篤な遺伝子病の発生リスクの低減および適切な管理が重要な課題となっています。
 
当社では、中間業者を介さず健全なブリーダーと直接取引を行い、継続的な対話を通じて情報共有やアドバイスを実施することで、ペットの遺伝子病を生み出しにくい健全なブリーディングの支援に取り組んできました。
こうした取り組みをさらに強化するため、2022年より獣医師や専門家を招き、遺伝子病対策をはじめ、日々の健康管理や繁殖に関する知見を共有する「契約ブリーダー向けセミナー」を定期的に開催しています。これまでに9回開催し、繁殖学や飼養管理など幅広いテーマを扱ってきました。
 
第10回となる今回は、「ペットの遺伝子病」をテーマに、「ペットの遺伝子病の基礎とブリーディングにおける最新知見」と題し、2026年2月にオンラインセミナーを開催しました。
当日は豆柴のGM1に関する共同研究*3 を実施いただいている鹿児島大学 共同獣医学部 大和修教授を講師としてお招きし、ペットの遺伝子病の基礎知識から常染色体劣性・優性遺伝の仕組み、豆柴におけるGM1研究の成果、現場で今後取り組むべき課題などについて分かりやすくご解説いただきました。
 
〈講師〉鹿児島大学 共同獣医学部 大和修 教授
【プロフィール】
1998年にGM1ガングリオシドーシスの最初の柴犬症例を発見して以来、長年の研究を経て全国規模の同疾患の予防に貢献。犬猫における多くの遺伝子疾患に関する研究を実施する。
researchmap ID: 1000200110
ORCID: 0000-0002-4430-5645
本セミナーには約20名の契約ブリーダーの皆さまにご参加いただき、「大変満足した」とのお声をいただいています。今後も、遺伝子病に限らず多様なテーマを扱いながら、ブリーダーとの連携をより一層強化し、有意義な学びの場となるセミナーを継続的に開催してまいります。
 
*1:関連ニュース ペッツファーストグループ CSR 活動レポート 2026 年 1 月度~すべてのペットが幸せであるための取り組み~
*2:ペットの難病対策(GM1) https://www.pfirst.jp/protected_gm1.html
*3:Pervin S, Islam MS, Yorisada Y, Sakai A, Masamune S, Yabuki A, Rakib TM, Maki S, Tacharina MR, Yamato O. Carrier rate and mutant allele frequency of GM1 gangliosidosis in miniature Shiba Inus (Mame Shiba): population screening of breeding dogs in Japan. Animals 12(10), 1242, 2022.
■遺伝子病対策に関する当社の主な取り組み
当社では、「Pets always come first プロジェクト」の一環として、遺伝子病で苦しむペットを減らすため、ブリーダー向けセミナーの開催のみならず、以下の取り組みを推進しています。
 
1. 遺伝子病についての啓発活動
犬種・猫種ごとの遺伝子病リスクに関する正しい情報発信を行い、理解促進に努めています。また、遺伝子病の拡大防止の観点から、一般の方による無計画な繁殖を控え、適齢期での避妊・去勢手術を強く推奨しています。
 
2.PF Labでの遺伝子病検査
2025年7月より、自社の遺伝子検査機関「PF Lab」にて遺伝子病検査を開始しました。子犬・子猫に加え、親犬の検査も実施し、「生まれる前から防ぐ」取り組みを強化しています。
3.親犬の遺伝子病検査の開始
2025年11月より、ダックスフンドに多く見られる遺伝子病「PRA(進行性網膜萎縮症):CORD1」の撲滅を目指し、PF Labでの親犬の遺伝子病検査結果の提示を求め、発症リスクのない交配の徹底を開始しました。*4
さらに2026年11月からは対象を全犬種に拡大し、すべてのペットの取引において父犬(または母犬)の遺伝子検査結果の提示を必須化する方針です。あわせて子犬自身の検査も実施し、発症リスクがないことを確認したうえで取引を行います。*5
本取り組みは、ペットショップとしてブリーディング段階にも責任を持って関与し、遺伝子病リスクのある交配を未然に防ぐ仕組みを構築するものです。
*4︓ダックスフンドの PRA(進行性網膜萎縮症)撲滅へ~ペット業界初の遺伝子病ゼロを目指す取り組みについて~
*5:子⽝の遺伝子病発生ゼロを目指し、ブリーダーとの新たな取引方針を策定~親⽝の遺伝子病検査と取引前の確認により、遺伝子病の発生を防ぐ仕組みを構築~
 
当社は今後も、「遺伝子病ゼロ」の実現を目指し、健全なブリーディングの推進に率先して取り組んでまいります。
 
■会社案内
【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社
【所在地】〒153-0063 東京都目黒区目黒1-24-12オリックス目黒ビル9F
【資本金】100百万円
【売上高】14,659百万円(2024年度実績)
【従業員数】1,257名(うち獣医師 95名 愛玩動物看護師 95名※業務委託含む)2026年2月末時点
【代表者】代表取締役会長CEO 坂本晴彦
取締役社長COO 正宗伸麻
【ニュースレター】https://www.pfirst.jp/newsletter.html
 
※2025年6月6日、ペッツファーストホールディングス株式会社は、アークランズ株式会社のグループ会社となりました。
 
【会社名】アークランズ株式会社 
【所在地】〒955-8501 新潟県三条市上須頃445番地
【資本金】6,462百万円
【売上高】 315,700百万円(2025年2月期)
【従業員数】13,094名
【代表者】代表取締役会長CEO 坂本晴彦
代表取締役社長COO 佐藤好文
 
【その他】
アークランズ株式会社は「くらし、満たす。こころ、満たす。」をスローガンに業界をリードする生活価値提供グループを目指し、ホームセンターの「ムサシ」、「ビバホーム」、とんかつ専門店「かつや」、からあげ定食専門店「からやま」等の「住」と「食」に関わる事業を展開します。独自の進化と変化を続ける事で専門性を極め、お客様の「もっとくらしを豊かにしたい」というおもいにお応えします。
 
■お問い合わせ先
【本掲載内容について】
ペッツファースト株式会社 広報室
電話番号 03-6910-4500
担当者 西河・小野