~約2万人の受講を通じ、6割の従業員の「DE&I推進への意欲」が向上。組織文化の変革を支援~
特定非営利活動法人クロスフィールズ(東京都品川区、代表理事:小沼大地、以下クロスフィールズ)は、株式会社IHI(東京都江東区、代表取締役社長:井手博、以下IHI)の全従業員約2万人を対象に、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)をテーマとする対話型eラーニングプログラムを制作・提供いたしました。 本プログラムの受講後アンケートの結果、受講者の約6割が「DE&Iを推進したい」という意識の変化を実感するなど、「DE&Iの自分事化」において高い成果が得られました。(本プログラムを導入いただいたIHI担当者のインタビュー記事はこちらからご覧いただけます)
 
「対話型e-ラーニングプログラム」の価値について、(株)BIOTOPE佐宗氏など豪華なゲストを交えて深掘りするイベントを4/23 18:00から無料開催いたします。ご関心のある方は、ぜひ以下より詳細をご確認の上、お申し込みだくさい。(詳細はこちら
 
知識の習得に留まらない「自分事化」への挑戦
現在、日本では多くの企業がDE&Iを経営戦略の重要事項として掲げていますが、「言葉の意味は理解していても、現場レベルでの実践や自分事化が進まない」という課題が散見されます。 IHIでは「DE&Iを自分事にする」ことを2024年度、2025年度の全社重点施策の一つとして、従業員への同テーマの理解・浸透を図る研修など様々な取り組みを行ってきました。一方でDE&Iを自らの課題として捉え、もう一歩理解を深める機会を探索していました。そこで今回、クロスフィールズはプログラムを通じて受講者間での対話を促す「対話型eラーニングプログラム」を企画・IHIと共同で開発いたしました。
社内でのプログラム受講の様子
1時間のプログラム受講を通じたチームでの対話
本プログラムは、従業員が1時間で受講可能なeラーニングコンテンツとして制作しました。プログラム内では、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの代表と視覚障害者スタッフ、 IHIで働く様々な従業員が出演し、「多様な個性の捉え方」について理解を深める内容になっています。ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが提供するプログラム「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の冒頭を擬似体験できる360度映像視聴や目を瞑っての自己紹介等を通じて、普段とは異なる観点で個性を見つめる仕掛けがあるコンテンツとなっています。また従業員のインタビュー動画の中では、それぞれの従業員のDE&Iの捉え方や、職場で感じる課題感をリアルに描き、その後の受講者間での対話を促す設計にしました。
eラーニングコンテンツの本編映像
自分事化を促す映像設計
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ協力の元、自身の「個性」や「マイノリティ」性について考える共感を呼ぶストーリー設計:職場で実際に感じるDE&Iをテーマとする具体的な話題を通じ、受講者が「自分との関連性」を実感できるストーリー設計 内省を促す「問い」の設計:一方的なレクチャー形式ではなく、プログラムを通じて随所で自身の考えを問い直し、周囲との対話のきっかけを作る構成
 
15,000人超の回答が示す確かな意識変容
全15,393件のアンケート回答の結果、全体の6割弱の受講生が「DE&Iを推進したい」と思うようになったと回答しました。半数以上の従業員が受講前と比べて前向きな意欲を抱く結果となり、まさにプログラムが目指していた「行動変容に向けた理解の深化」ができた結果となりました。また受講者からは以下のような声も聞こえました。
・自分もダイバーシティの一員であることにハッとさせられた
・アンコンシャス・バイアスに気づいてそれをコントロールすることが重要だと感じた
・DE&Iの推進がどう企業価値の向上につながるかが全く分かっていなかったが、少し腹落ちした
 
本プログラムを担当した株式会社IHI 人事部 DE&Iグループ アシスタントマネージャーの井上氏からは、以下のコメントをいただいています。
株式会社IHI 人事部 井上氏
本プログラムは、従業員一人ひとりが自らの感性でDE&Iを捉え直す貴重な機会となりました。一人ひとりの考え方が異なることが前提であるものの、全社で共有したい共通認識を発信し、それをもとに従業員が考えを言語化する時間を設計できたことは、「DE&Iを自分事にする」という重点施策の実現に向けて効果的だったと感じています。
 
DE&Iの推進には、制度の整備以上に「個人の意識変容」と「対話の文化」が不可欠です。今回、IHIのような日本を代表する製造業の現場において、2万人規模の従業員の方々がこのテーマに向き合い、前向きな変化が生まれたことは、社会全体にとっても大きな意義があります。今後もクロスフィールズは、対話の力を通じて、誰もが自分らしさを活かして働ける社会の実現に向けて取り組みを進めていきます。
 
また「対話型e-ラーニングプログラム」の価値について、(株)BIOTOPE佐宗氏など豪華なゲストを交えて深掘りするイベントを4/23 18:00から無料開催いたします。ご関心のある方は、ぜひ以下より詳細をご確認の上、お申し込みだくさい。
 
<イベント概要>
 パーパス浸透の実践:組織と個人のパーパスをつなぐには?
 ~対話×テクノロジーを活用した全社員向け浸透施策の可能性に迫る~
・日時 :2026/4/23 18:00-20:00 (※19:30-20:00は会場限定でネットワーキングあり)
・実施形態:会場 + オンラインのハイブリッド形式人数(会場は45名限定)
・会場:大学院大学至善館:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋三井ビルディング17F
・費用: 無料
お申し込みはこちら
 
 
【NPO法人クロスフィールズ】
クロスフィールズは、国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指す非営利組織です。社会課題解決の現場に企業の社員が飛び込み、現地のNPOや社会的企業とともに課題解決に取り組む新興国「留職」プログラムのほか、国内外の社会課題の現場を「体感」する経営幹部・役職者向けのプログラム「社会課題体感フィールドスタディ」などの事業を展開しています。 (ウェブサイト:https://crossfields.jp/)