介護用品に関するお役立ち知識(#003)(#004)
介護用品レンタルの(株)ヤマシタが発行するヤマシタNEWS LETTERでは、介護用品に関するお役立ち知識をはじめ、ヤマシタの最新の取り組みなどの情報をお届けしていきます。介護用品の適切な利用は、QOL(生活の質)やADL(日常生活動作)の維持・向上につながります。また、家族や介護スタッフなど、サポートする側の負担の軽減にもつながります。正しい知識を広げていただくことで、ますます進展する超高齢社会のさまざまな課題解決につながることを期待しています。
 
介護用品に関するお役立ち知識(#003)
シルバーカーと歩行器の違い、介護保険レンタルについて
寒さが和らぐ季節、シニアの方にとっても外出しやすい季節の到来です。今号では、そうした季節に合わせて、外出に役立つ用具について紹介したいと思います。
 
最初は、シルバーカーと歩行器です。一見すると似たように見えますが、じつは大きな違いがあるのをご存じでしょうか? 街中で買い物などに利用されるシルバーカーは介護保険の適用対象外ですが、歩行器であれば介護保険に対象になります。それぞれの特徴や選び方について、ご紹介します。
 
■シルバーカーと歩行器の主な違い(一覧表)
■シルバーカーの特徴
1.歩行をサポートする
・シルバーカーは自力での歩行をサポートし、歩きやすくする福祉用具です。
・歩行補助機能として、歩行の質の向上や歩行距離を伸ばすことが期待できます。
・また、物を運ぶ機能や座ることができる機能も備わっているため、買い物などの用途にも適しています。
・ただし、シルバーカーの使用に適している方は、行動範囲の拡大を目的とした自立歩行ができる方です。歩行そのものが不安定な方には適していません。
 
2.介護保険を利用できない
・介護保険では、福祉用具のレンタルや購入に対し保険給付される介護サービスもあります。
・シルバーカーは、歩行をサポートする福祉用具として多くの高齢者が利用していますが、介護保険によるレンタルや購入の対象にはなりません。
・歩行補助用具とはいえ、あくまでも自力歩行が可能な方のための福祉用具であるため、介護保険費対象外となっています。
・そのため、シルバーカーを利用したい場合には自費で購入する必要があります。
 
■歩行器の特徴
1.安定して歩行できる
・歩行器を使うことで、安定した歩行が可能です。
・人は立ったり、歩いたりする際に、足の支持基底面内に身体の重心を収めることでバランスを取っています。
・支持基底面とは、体重を支えるために必要な広さのことです。足腰が弱い方は歩行時に重心を支持基底面内に収めることが難しくなり、バランスをくずしやすくなります。
・歩行器を使うことで、支持基底面を広げることができます。また、歩行器を両手で掴んで使うことで、重心が支持基底面内に収まるので、歩行を安定させやすいです。
・シルバーカーは、支持基底面が前方にしか広がりません。したがって、横などへ重心が移動した際に支持基底面から外れてバランスを崩しやすくなります。
 
2.介護保険を使用できる
・お住まいの地域の保険者から要介護認定を受けている場合、歩行器をレンタルする料金に介護保険をご使用いただけます。介護保険を使用すれば、原則として料金の1割(収入状況によっては2~3割)の負担で歩行器のレンタルが可能です。
・介護保険を使用してレンタルする場合は、ケアマネジャーとともにケアプランを作成し、そのプランに基づいて、福祉用具貸与事業者とご契約ください。
 
介護用品に関するお役立ち知識(#004)
身体の状態に合わせて快適に。介護シューズの選び方
これから春になり、散歩などで外出する機会も増えてきます。そうした際、どのようなシューズを履くのがよいのでしょうか。今回は、介護シューズについての基本的な知識をご紹介します。(※介護シューズは、レンタルではなく購入になります。)
■介護シューズとは?
介護シューズは、介護を受ける方が必要に応じて身につける靴のことです。以下のような特徴があり、介護を受ける方の生活を支えることのできる用具となっています。
 
・履き口が大きくて履きやすい。
・多くの商品で通気性が考慮されている。
・つま先が上がった設計の商品が多く、つまずきにくい。
・滑りにくい設計がなされている。
・面ファスナーやゴムなどでサイズ調整ができるため足にフィットさせやすい。
※リウマチや外反母趾などがあり足の負担を減らしたい方や、装具を付ける方は、お体の状況にあった介護シューズをお選びください。
 
■体の状態に合わせた選び方
お体の状況に合わせて、どのような介護シューズを選んだらよいのか、それぞれの特徴を解説します。
 
1.むくみ・腫れのある方
むくみ・腫れのある方は、履く時や脱ぐ時に負担のかからないタイプがおすすめです。
【オススメポイント】
・履き口が広くなっている
・サイズやフィット感を調整できる
・柔らかい素材で、圧迫感や擦れが少ないもの
 
2.外反母趾のある方
外反母趾のある方は、つま先が窮屈にならないタイプがおすすめです。
【オススメポイント】
・つま先や親指の付け根部分にゆとりがあり、幅広設計のもの
・ヒールの高さが低くなっている
・柔らかい素材で足の出っ張り部分への圧迫を防ぎつつ、足全体を程よくホールドできるもの
・足の甲部分でフィット感を調整でき、靴の中で足が動きにくいもの
 
3.リウマチのある方
リウマチでは関節が変形したり腫れたりすることが多いため、幅広設計やゆとりがあり、足あたりが優しい介護シューズがおすすめです。
【オススメポイント】
・クッション性があり、柔らかい素材を使用している
・つま先や足の甲にゆとりがあり、圧迫しにくいもの
・面ファスナーなどでフィット感を細かく調整できるもの
・シューズが重いと余計な負担がかかるため、軽量で歩行の負担が少ないもの
・痛みや変形によるバランス低下を考慮し、滑りにくい底材を使用しているもの
 
4.すり足歩行の方
すり足歩行の方は、転びにくい介護シューズがおすすめです。
【オススメポイント】
・つま先が適度に上がった設計で、つまずきにくいもの
・靴底に適度なクッション性があり、足への負担を軽減できるもの
・滑り止めが強すぎず、すり足でもスムーズに歩けるもの
 
5.装具をお使いの方
【オススメポイント】
・中敷き(インソール)が取り外せ、装具の厚みに対応できるもの
・装具つけた状態でも脱げにくくホールド感のあるもの
・片足販売が可能なタイプなど、左右でサイズや足の状態が異なっても対応できるもの
・面ファスナーなどで足のフィット感を調整できる
・履き口が大きく開き、装具をつけたままでもスムーズに履けるもの
 
介護シューズでも通常のシューズ選びと同様、足のサイズをしっかり把握することが大事です。靴選びの際は、左右それぞれの足の「足長(足の長さ)」「足囲(足の周りの太さ)」「足幅」を測っていただき、介護を受ける方のサイズに合った靴をお選びください。
 
~ニュースfromヤマシタ~発信したニュースリリースなどをご紹介
ヤマシタが発信した最近のニュースリリースをご紹介します。
詳細は、PR TIMESのヤマシタのページをご覧ください。
介護用品レンタル・リネンサプライのヤマシタ、社内の問い合わせ対応AIチャットボットを内製開発・運用開始
社内からの各種問い合わせに対応する社内問い合わせ対応AIチャットボット「ヤマシタAIヘルプデスク」を内製で開発し、2026年2月より運用を開始したことをお知らせします。なお、本AIエージェントの開発にはMicrosoft Copilot Studio を活用しています。(2026年3月16日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000072683.html
 
介護用品レンタルのヤマシタ、中国四川省に「山下福至(成都)健康管理有限公司」を設立し、テスト事業を開始
ヤマシタの子会社で中国展開を統括する山下(上海)養老服務有限公司(代表者:総経理 永井新、中国上海市)は、四川省民政局が実施する新政策「四川省福祉用具レンタルサービスに関するテスト事業」に対応するため、「山下福至(成都)健康管理有限公司」を四川省成都市に設立し、2025年11月より四川省民政局の協力のもと高齢者向け介護用品レンタル制度のテスト事業への参画を開始しました。また、2025年12月末にはショールームを開設し、サービス周知活動を拡大しています。
なお、ヤマシタではこれまで上海市や天津市といった中国北東部での事業展開をしてきましたが、新たに四川省での事業開始により、中国南西部へも事業地域が広がることになります。(2026年3月12日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000072683.html
 
ヤマシタ、顧客対応力コンテスト「神対応コンテスト」を開催
2026年1月21日(水)に、CX(顧客体験)のさらなる向上を目的として、顧客対応力を競う社内コンテスト「神対応コンテスト」を開催しました。(2026年2月13日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000072683.html
 
介護用品の洗浄センター「滋賀オペレーションセンター」の新設を決定
中部や近畿地方における介護用品レンタル需要の増加に対応するため、滋賀県彦根市に、介護用品の洗浄やメンテナンスを行う「ヤマシタ滋賀オペレーションセンター」を新たに開設します。新センターは、業界内最大規模を誇り、総工費は約30億円。着工は2026年2月15日(日)で、2027年4月の操業開始を予定しています。(2026年2月12日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000072683.html
 
「イクボス企業同盟」に加盟!管理職の意識改革を通じ、働き方改革を推進
NPO法人ファザーリング・ジャパンが推進する「イクボスプロジェクト」の趣旨に賛同し、2025年10月23日付で「イクボス企業同盟」へ参画しました。2026年1月7日、参画に伴う調印式を実施しました。(2026年1月16日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000072683.html
 
ヤマシタ、「AIファーストDX方針」を始動 AIエージェントHR構想・MCP×モジュラーモノリス基盤で現場主導DXを加速へ
AIを前提とした新たなデジタル戦略「AIファーストDX方針(2025-2027)」を始動しました。テーマは、「労働集約だからこそAIで人の価値を最大化する」。MCPを軸とした基幹システム新アーキテクチャと、AIを社員のように育成・管理する「AIエージェントHR構想」により、3,000名規模の現場起点で高生産性モデルを構築します。(2025年12月10日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000072683.html
 
ヤマシタ、初参加の日経スマートワーク調査で★3評価を獲得
~テクノロジー活用力で上位評価「S+」を取得~
今回初めて参加した「日経スマートワーク調査2026」において、総合評価で星3を獲得し、特にテクノロジー活用力分野で上位評価となる S+を取得しました。(2025年11月28日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000072683.html
 
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパンにおいて当社代表取締役社長の山下和洋が東海・北陸地区代表に選出
EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン」において、代表取締役社長の山下和洋が、第14回東海・北陸地区「Accelerating部門」で大賞を受賞したことをお知らせします。また、東海・北陸地区の代表に選出され、アントレプレナー日本代表を決めるEOY 2025 Japanに出場しました。(2025年10月14日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000072683.html
 
介護用品レンタルのヤマシタ 卸売大手の株式会社ウェルファンとともに中国で介護用品の販売事業会社「山下為楽帆(上海)実業発展有限公司」を設立
ヤマシタの子会社で中国展開を統括する山下(上海)養老服務有限公司(代表者:総経理 永井新、中国上海市)は、介護用品の国内卸売大手の株式会社ウェルファン(本社:大阪府寝屋川市、代表取締役社長:清水 義生、以下「ウェルファン」)と、中国で介護用品の販売事業を共同で行う新たな合弁会社「山下為楽帆(上海)実業発展有限公司」を設立し、2025年10月中※を目途に事業を開始することに関する契約を締結しました。(2025年10月8日発信)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000072683.html
※10月8日の発表時点では2025年10月中の予定でしたが、実際の事業開始は2025年11月でした。

「イクボス企業同盟」に加盟!管理職の意識改革を通じ、働き方改革を推進