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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、2026年3月30日(月)に『〔新版〕スターリングラード攻防戦』(税込3,520円)を刊行します。ロシアによるウクライナ侵攻から4年が過ぎました。にわかには理解しがたいロシアの軍事行動の心理的背景には、この戦いのトラウマがありました。 |
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第二次世界大戦最大の激戦「スターリングラード攻防戦」。その戦場の現実を赤裸々に暴き、世界的ベストセラーとなった名著が、装いも新たに復刊となります。 |
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混乱にみちみちた戦場の悲惨を生々しいまでに伝える戦争文学の古典 |
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――大木毅(現代史家) |
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死者3000万人超、人類史に残る「絶滅戦争」の様相を呈した第二次世界大戦中の「独ソ戦」、その画期となったのが、スターリングラード攻防戦(1942-43年)です。本作は、戦いに関わった当事者たちへの緻密な取材をもとに、戦場の現実を再構成し、戦後最初の世界的ベストセラーとなりました。 |
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懲罰大隊で多くの同胞の死を見届けた軍曹グノートケ、上層部の無謀な命令のもと戦車連隊を指揮した大佐フィルスホーフェン、包帯もモルヒネもないまま無数の負傷兵を手術し続けた軍医フート――絶望に覆われた最前線で、生きるためにもがき続ける無名兵士たちの群像を通じて、「戦争とは何か」というテーマが突き付けられます。戦記文学の古典的名著であるとともに、独ソ戦を語るうえで必読の一冊です。 |
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復刊にあたり、戦いの様相を視覚的に伝える口絵と地図を掲載、さらに「新書大賞2020」第1位を獲得した『独ソ戦』著者で、現代史家の大木毅氏による新規解説を収録しました。 |
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【目次】 |
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I まずグノートケがいた |
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II そしてフィルスホーフェンがいた |
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III 一二六高地奪取さる |
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IV 小さな部屋、はだかのままの壁、白いカーテン |
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V 致命的打撃は南からきた |
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VI 第二九七歩兵師団 |
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VII ゲンネルン将軍とフェンネコール将軍 |
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新版解説――現場に据えられた視座 大木毅 |
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【書誌情報】 |
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書名:『〔新版〕スターリングラード攻防戦』 |
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著者:テオドール・プリーヴィエ |
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訳者:向後英一 |
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発売日:2026年3月30日 |
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価格:3,520円(本体3,200円+税) |
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ISBN:9784041164426 |
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発行:株式会社KADOKAWA |
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Amazonページ: |
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https://www.amazon.co.jp/dp/4041164427 |
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【著者プロフィール】 |
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著者:テオドール・プリーヴィエ(Theodor Plievier) |
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1892年、ベルリン生まれ。第一次世界大戦中に海軍に従軍、ヴィルヘルムスハーフェンの水兵蜂起に参加した。幼少期より文学や哲学に関心があり、戦後は執筆・出版活動に専念。1929年に最初の著書を出版した。33年、ソビエト連邦へ亡命したが、後にソ連占領地域へと戻り、47年には西側へと移住、53年にはスイスに渡った。55年逝去。本作は、戦後ドイツで最初に出版された作品のひとつであり、10カ国語以上に翻訳されて世界的ベストセラーとなった。 |
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訳者:向後英一(こうご・えいいち) |
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1908年、千葉県生まれ。東京帝国大学法学部卒。毎日新聞社外信部、海外特派員、論説委員を経て翻訳家。訳書にジョン・トーランド『バルジ大作戦』(早川書房)、E.H.クックリッジ『ゲーレン 世紀の大スパイ』(角川文庫)等多数。73年逝去。 |
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