J-POWERビジネスサービス、遺伝子検査に続き、「腸内フローラ検査」を健康経営で導入。
株式会社KEAN Health(本社:東京都港区、代表取締役:山路恵多)は、遺伝子検査と腸内フローラ検査を自社開発・提供しています。変わらない遺伝的要因と、生活習慣によって変化する環境要因を統合的に捉え、一人ひとりに最適化された健康経営を支援しています。
 
当社は、5年連続で「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に選出されている株式会社J-POWERビジネスサービスの、従業員の健康を経営資源として活かす取り組みを支援するパートナーとして、腸内フローラ検査「chatFLORA G」の導入支援を開始しました。
 
本プロジェクトは、2025年度に導入した遺伝子検査「chatGENE Pro」によって体質を把握した従業員が、次のステップとして腸内環境をモニタリングする取り組みです。体質という変わらない要素と、腸内環境という変えられる要素の両面から生活習慣の改善を継続的に支援します。単なる検査結果の提示にとどまらず、データに基づいて行動変容につなげる設計としています。
背景:健康経営の進化
健康経営は、従業員の福利厚生にとどまらず、経営戦略の一環として位置づけられる段階へと進んでいます。近年は、全員一律の施策から、データを活用した個別最適な健康支援へと転換が求められています。
 
株式会社J-POWERビジネスサービス は、「従業員が健康で活き活きと働くことが、サービス品質と顧客満足に直結する」という考えのもと、健康に関する講演会や各種健康測定会等の施策を実施してきました。しかし、本店主体での実施であることから参加者の大多数が本店地区勤務者に偏るなど、本店と現地機関との間で取り組みの広がりに課題がありました。
 
物理的制約により参加機会に差が生じていた状況を、自宅完結型のパーソナル検査の導入によって、場所を問わず全社員が公平に参加できる仕組みへと転換しました。
フェーズ1の成果:遺伝子検査による「不変要素」の可視化
2024年度に導入した遺伝子検査「chatGENE Pro」では、従業員が自身の体質をデータとして把握することで、健康課題への認識が深まりました。
 
主な成果は以下のとおりです。
■参加率の大幅な向上
過去の施策では少人数の参加にとどまっていましたが、遺伝子検査には半数以上の社員が手を挙げ、443名が参加しました。
 
■健康意識の変化
約85%が「健康意識の向上」を実感し、約84%が「ウェルビーイング意識の向上」に寄与したと回答しました。
※アンケート回答者:176名
 
■具体的な行動変容の創出
「体質的に食事制限より運動が効果的と分かり、階段利用を習慣化した」「塩分や脂質の摂取を控えるようになった」など、体質データに基づく自主的な行動変容が見られました。
これらの結果は、画一的な健康施策ではなく、データに基づく個別アプローチが従業員の自発的な行動を引き出す有効な手段であることを示しています。
フェーズ2:腸内フローラ検査による「可変要素」のモニタリング
本導入により、「本来の体質を知る」という段階から、「現在のコンディションを把握し、改善につなげる」という実践段階へと発展します。
 
遺伝子という生涯を通じて大きく変わらない特性を把握した従業員が、食生活によって変化する腸内環境を定期的にチェックすることで、より具体的な健康づくりを可能にします。特に、不規則な生活になりがちな現地機関の従業員や、体調変化に悩む層に対して、検査結果に基づいた具体的な食事アドバイスを提供し、安定して働ける状態づくりを支援します。
 
腸内環境は、疲労感や睡眠、メンタルヘルスとの関連が報告されており、プレゼンティーイズム改善にもつながる領域として注目されています。
 
<実施概要>
・実施期間:2026年3月~
・対象:J-POWERビジネスサービス社従業員最大360名(任意参加)
・プロジェクトの流れ:
1.遺伝子検査データに基づく自己理解のアップデート(2025年)
2.腸内フローラ検査による腸内環境の可視化
3.解析結果に基づいた生活改善の実施
J-POWERビジネスサービス社 総務部 倉橋様コメント
健康経営に関する施策に限らず、さまざまなイベントを実施しても、通常業務が忙しく参加ができない、現地機関で勤務しているから参加ができないといった声が多くありました。
2024年度に実施した「遺伝子検査」は自宅で気軽に実施できるものであることから、今まででは考えられないような人数が参加してくれました。「自費で行うには少々抵抗があったので、会社の施策として実施してくれて嬉しい」「同僚や家族との会話が弾んだ」など、嬉しい声も聞こえてきました。
2025年度には、「遺伝的な体質を知る」からステップアップして、「今のコンディションを知り、改善に繋げる」をテーマに「腸内フローラ検査」を実施しています。実施後のアンケート結果などはこれから集計しますが、どのような声が聞けるのか楽しみです。
今後も従業員の皆さんに喜んでもらえるような施策を検討していきたいと思います。
今後の展望
KEAN Healthは、遺伝子と腸内データを軸に、不変要素と可変要素を統合的に捉える独自のアプローチを通じて、健康経営を「可視化」から「行動変容」へと進化させてまいります。今後も、データに基づく個別最適な健康支援を通じて、企業の人的資本経営に貢献します。
 
▼健康経営サイト
https://keanhealth.jp/lp?u=chatgene-hema
株式会社KEAN Healthについて
人間の全遺伝子(ゲノム)を解読するヒトゲノム計画が完了し20年超。バイオテクノロジーの進化が、社会課題の解決や持続可能な経済成長に貢献し、社会の在り方そのものを大きく変革させるバイオトランスフォーメーションという概念が注目されつつある今。研究者など専門家を中心に利用されることの多かったゲノムや遺伝子が、生活者にとってより身近になる社会を創っていくことをビジョンに事業を展開。
【会社概要】
社名:株式会社KEAN Health(キーンヘルス)
本社所在地:東京都港区芝浦3丁目14番18号 キャナルスクエア芝浦4階
代表取締役:山路 恵多
ホームページ:https://keanhealth.co.jp/