韓国ドラマやK-POPの浸透により韓国語学習者や訪韓者が急増するなか、現地での経験がショッピングやグルメなどステレオタイプな体験にとどまりがちな現状を踏まえ、ソウルを「学びの場」「学びの泉」として捉え直すことを目指しました。

写真や図表を豊富に用いた解説に加え、各章末に自ら調べるための探究課題と、入手しやすい推薦図書を掲載しているため、現地訪問から調査・読書へと学びがつながっていきます。

いずれも日本の大学で韓国語教育や韓国留学の送り出しに携わる教員で、言語運用能力だけでなく、その背景にある歴史・社会・文化、人びとの思考や心情への理解を重視しています。

この本が想定している主な読者は、3週間や1ヶ月、半年や1年間、韓国・ソウルに留学をする大学生ないしは一般社会人の方々です。

この本はまた、エリアスタディーズのような授業を提供している大学において韓国入門の教科書としても使えるでしょう。写真や図表を豊富にとり入れた読み物に続き、章ごとに各自で調べる探究課題を設け、さらに比較的読みやすく手に入れやすい推薦図書を載せてあるのはそのためです。