北大阪トラックターミナル7号棟 外観
竣工式の様子
 南海電気鉄道株式会社(社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)は、北大阪流通センター(大阪府茨木市)内で建設工事を進めていた大型マルチテナント型物流施設「北大阪トラックターミナル7号棟(以下、7号棟)」を4月1日に供用開始します。これに先んじて、3月25日に竣工式を執り行いました。
 7号棟は、「北大阪トラックターミナル1号棟」「大阪府食品流通センターE棟」に続く北大阪流通センター再開発の第3弾となる基幹施設で、旧泉北高速鉄道株式会社を前年4月に合併し南海電鉄が直接物流事業を手掛けることとなってからはじめての再開発事案となります。延床面積約183,000平方メートル (約55,400坪)、地上6階建ての施設で、1階はトラックターミナル、2階から6階は配送センターとなっており、すべての階に直接アクセス可能なダブルランプウェイを備えています。災害対応能力にも優れ、大型マルチテナント型物流施設としては全国で初めての中間層免震構造を採用するほか、停電時にも電力供給が可能な非常用発電設備を設置します。
 これからも南海電鉄は、より先進的な物流施設開発を進め、物流効率化に資する施設を提供し、経済活動に重要な物流インフラを支えてまいります。
 
「北大阪トラックターミナル7号棟」概要
・所在地 :大阪府茨木市宮島2-5-1(北大阪トラックターミナル内)
・着工 :2024年6月  
・竣工 :2026年3月31日
・供用開始予定:2026年4月1日   
・延床面積 :約183,000平方メートル(約55,400坪)
・構造 :地上6階建(中間層免震構造)
・環境、BCP対応:屋上太陽光発電設備、外壁サンドイッチパネル、非常用発電設備、EVトラック充電設備、DBJ Green Building認証(取得予定)
 
「北大阪トラックターミナル7号棟」特徴
1. トラックターミナルと配送センターの複合的な物流施設
 幹線輸送を行うトラックターミナルと配送、保管、流通加工等の役割を担う配送センターが一体となった複合的な物流施設として、迅速且つ効率的な物流が実現可能です。
トラックターミナル
配送センター
2. 交通アクセスに優れた物流業務の最適地
 近畿自動車道「摂津北IC」から約1.2km、大阪市内からは約10kmに位置し、名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道などの高速道路と、大阪中央環状線や国道1号線などの主要幹線道路に近接した好アクセスな立地です。また、流通業務地区内に立地するため、24時間365日稼働することが可能であり、安定的かつ継続的に利用いただけます。
3.働く人たちの様々なニーズに対応可能な物流施設
 各フロアに直接アクセスが可能なダブルランプウェイを備え、1フロア約7,000坪と広大なスペースで効率的なオペレーションが可能です。また、一区画約850坪から賃貸可能と柔軟な区画設定に加え、各区画に対応した事務所を設けております。施設内にはコンビニエンスストアを設置するほか、働く人たちがくつろげる憩いのスペースとしてラウンジ等を設けております。また、通勤用の駐車場や駐輪場も整備し、快適な就労環境を提供します。
ダブルランプウェイ
各区画に対応した事務所
ラウンジ1.
ラウンジ2.
4. 中間層免震の採用・太陽光パネルの設置
 施設の特徴に合わせて、1階は耐震構造、2階以上は免震構造となる中間層免震構造を大型マルチテナント型物流施設では全国で初めて採用しました。車両の出入りが頻繁なスルー型の1階トラックターミナル部は、耐震構造とすることで免震構造では必須のエキスパンションジョイントがなく、スムーズな車両の通行が可能です。2階以上の配送センターは免震構造を採用することで、震災時でも荷崩れ等が起こりにくく、BCP対応に優れています。
また、屋上には太陽光パネルを設置しています。発電容量は888.8kWで、初年度想定の年間発電量は合計約1,600MWhとなる見込みです。発電した電力は本施設内で自家消費します。
免震構造見学スペース
太陽光パネル