Z世代はAIをどのように使っているのでしょうか。また、その使い方や意識には、Y世代との違いはあるのでしょうか。
Y世代より21.3%高い結果となりました。今回の調査で、世代間の差が20%以上となったのはこの項目のみ
Z世代向けの企画・エモマーケティング(R)を行う『僕と私と株式会社』は、Z世代(22~29歳)・Y世代(30~49歳)合計2,000名を対象に、「AI活用」に関する実態調査を実施しました。
文章作成や情報収集、アイデア出しなど、さまざまな場面で活用が広がっているAI。日常や仕事の中で使う機会が増えるなか、Z世代はAIをどのように使っているのでしょうか。また、その使い方や意識には、Y世代との違いはあるのでしょうか。
本調査では、AIの利用頻度や利用しているツール、具体的な活用シーン、さらには意思決定や人間関係の相談におけるAIの役割までを調査しました。さらに、「AIとの結婚」に対する意識についてもヒアリング。Z世代とY世代を比較することで、Z世代ならではのAIとの付き合い方や価値観が見えてきました。
•初任給の使い道1位は「自分へのご褒美」。周囲への還元よりも、自分の労りや貯金が最優先•新社会人の初任給のご褒美は「旅行」「ファッション」「外食」が人気•家族に贈りたいプレゼントは「外食」が最多。上位は旅行・ファッションなど、自分へのご褒美と同傾向•フラットな人間関係よりも「理不尽の回避」。新社会人が求める職場環境の本音•新社会人の約6割が「ワークライフバランスのある働き方」を期待。心身の健康も重視•新社会人の半数以上が、入社前から「会社の経験が将来のキャリアにつながるか」を意識
初任給の使い道1位は「自分へのご褒美」。周囲への還元よりも、自分の労りや貯金が最優先
家族に贈りたいプレゼントは「外食」が最多。上位は旅行・ファッションなど、自分へのご褒美と同傾向
フラットな人間関係よりも「理不尽の回避」。新社会人が求める職場環境の本音
新社会人の約6割が「ワークライフバランスのある働き方」を期待。心身の健康も重視
Z世代は週1回以上AIを利用。約3割が「毎日・週4~5日」と日常的に活用
はじめに、Z世代、Y世代のそれぞれに対して「AI利用頻度」を聞いたところ、Z世代では過半数を超える53.5%が「週に1回以上利用している」と回答したのに対し、Y世代は44.3%という結果となりました。
特に差が大きかったのは、「毎日」または「週4~5日」と回答した高頻度利用層です。Z世代ではこの割合が合計29.0%だったのに対し、Y世代では20.1%となり、約9ポイントの差が見られました。
こうした結果から、Z世代のほうが仕事やプライベートを問わず、日常的にAIを活用している様子がうかがえます。
Z世代・Y世代ともに利用するAIは「ChatGPT」が最多。「Gemini」と「Claude」は世代差も
続いて、「AIを使用する」と回答した人に対して、普段どのAIツールを使用しているかを尋ねました。
その結果、世代を問わずもっとも多かったのは「ChatGPT」で、Z世代では81.9%、Y世代でも78.3%と、約8割が利用していることがわかりました。一方で、2位は両世代とも「Gemini」でしたが、Y世代では54.4%と過半数を超えているのに対し、Z世代は42.6%と半数以下にとどまっています。
その代わりに、Z世代では文章生成を得意とする「Claude」の利用がやや高く、Z世代は13.8%、Y世代は7.7%という結果となりました。
では、各世代のユーザーはどのような場面でAIを活用しているのでしょうか。ここからは、「AIを使用する」と答えた人の中から、各世代300人ずつを対象に具体的な利用シーンについて聞きました。
Z世代で割合が高かったのは、「文章の作成・校正(72.7%)」「情報の要約・翻訳(70.7%)」「エンタメ・暇つぶし(67.7%)」。Y世代の傾向も近く、「情報の要約・翻訳(68.3%)」「エンタメ・暇つぶし(61.7%)」「文章の作成・校正(61.0%)」が上位となりました。
一方、世代間で違いが見られる分野もあります。「プログラミング・数式作成」「旅行・お出かけプランの作成」「学習・スキルの習得」では、AIを利用すると答えた割合がZ世代のほうがそれぞれ約18%高く、Y世代との差が見られました。
なかでも、もっとも差が大きかったのが「人間関係のアドバイス」です。AIを利用するZ世代の55.0%が「人間関係についてAIに相談している」と答えており、Y世代より21.3%高い結果となりました。今回の調査で、世代間の差が20%以上となったのはこの項目のみです。
また、「メンタルケア」でも、Z世代の利用割合がY世代より17.3%高い結果となりました。これまでは人に相談していたようなパーソナルな悩みを、AIに対して打ち明けているという実態が見えてきました。
AIのアドバイスのみで意思決定するケースも。Z世代は「人間関係・悩み」「仕事・キャリア」が顕著
では、AIのアドバイスは実際の意思決定にどの程度影響しているのでしょうか。
「仕事・キャリア」「生活・趣味」「お金・資産運用」「健康・医療」「人間関係・悩み」といったさまざまな場面において、周囲の人に相談せず、AIのアドバイスのみを根拠に意思決定を行ったことがあるかを質問しました。
その結果、すべての項目において、「AIのアドバイスのみを参考に意思決定を行った経験がある」と答えた割合は、Y世代よりZ世代のほうが高い結果となりました。
特に世代間の差が大きかったのは「人間関係・悩み」で、Z世代の方がY世代よりも15.6%高い結果となり、次いで「仕事・キャリア」も、Z世代の方が13.3%高い結果となっています。
人間関係など他者が関わる悩みは、相談相手を選ぶストレスや、秘密が漏れてしまうリスクなども伴います。そうした背景から、AIが相談相手として選ばれている可能性も考えられそうです。
「Zview lab.(R)」では、人間関係の悩みのなかでも、特に「恋愛」の情報収集方法や、近年話題となっている「AIとの結婚」に対する意識についても調査結果を掲載しています。
調査名:Z世代/Y世代に聞いた!AIの活用に関する実態調査
調査を引用いただく際は、出典元が「僕と私と」であることを明記いただきますようお願いいたします。
僕と私と株式会社では、まだ世間には知られていないリアルなZ世代の本音や、最新の流行を、今後も独自調査により解き明かしていきます。
クライアントのニーズに合わせて、アンケートなどからデータを取得・分析する定量調査に加え、想定ターゲットへのデプスインタビュー、実際にテスト商品を使用してのワークショップなどの定性調査なども行なっています。
また、企業様との共同調査も行っていますので、ご興味のある方は以下のメールアドレスからぜひお問い合わせください。
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・エモマーケティング会社です。また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員天才」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。
Z世代に特化した心を動かす企画・マーケティングを専門としています。ハッピーな共感をフックに購買行動に繋げる「エモマーケティング(R)」をベースに、今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れた企画、クリエイティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当しています。
(2)Z世代調査・ブレストサービス「Zview lab.(R)」
「餅は餅屋に、Z世代はZ世代に」をコンセプトに、Z世代の本音やインサイトを調査する事業です。Webアンケートなどからデータを取得・分析する定量調査と、 インフルエンサーをはじめとするキーオピニオンリーダーへのインタビューやワークショップなどの定性調査を実施しています。
神泉にある大人のための隠れ家バー「8jikai(ハチジカイ)」や、代官山にある和風だしベースのジャパニーズ麻辣湯「転転麻辣湯」、令和のボードゲームブランド「タイパ至上主義(R)︎」など、さまざまな自社ブランドを展開しています。
事業内容:Z世代に関する企画・マーケティング事業、ブランド事業