| 手術現場での実証に成功、事業化へ本格始動します |
NEDOと経済産業省が実施する生成AI開発力強化を目的としたプロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」の一環として、Direava(ディリーバ)株式会社は、「外科手術支援のための視覚・言語統合型AI基盤モデルの開発」(以下、本事業)に取り組み、この度、手術状況をリアルタイムに理解し、対話する国内初の外科特化型生成AI(Surgical VLM)を開発しました。
外科領域で活用されている従来の生成AIは、患者の臓器や患部の認識において、画像認識(目)による補助に留まっていました。今回開発した外科特化型生成AIは、手術状況から「次にどうすべきか」を「医師の頭脳」のように理解し、外科医と高度な対話を行う画期的なシステムです。2026年2月20日に慶應義塾大学病院において実際に胃癌の手術現場における実証試験を実施し、医療教育現場の要求水準(解剖学的正確性、臨床的有用性、文章の流暢性)を満たすことで有用性の確認にも成功しました。
昨今、医療現場では高度な医療技術を継承した若手人材の育成が課題となっております。今後、ディリーバは2026年中の事業化(サービス提供開始)に向けた準備を本格始動し、胃癌手術以外での実証も進めます。これにより、外科医の育成や高度な手術教育を強力に後押しし、将来的な医療品質の向上と安全性の確保に貢献します。