三共空調株式会社(本社:大阪府四條畷市、代表取締役社長:辻中 敏)は、暑熱環境下で働く作業者の熱中症対策、負担軽減を目的とした「熱中症対策エアーシャワー(特許出願中/出願番号:2025-81762)」の開発を進めています。

現在は3号機の開発段階に入っており、実証結果を踏まえた改良を重ねています。本製品は、エアーシャワー技術を応用し、作業者の体表面にまとわりつく熱を短時間で除去する“人用冷却装置”です。従来の空間冷却とは異なり、「身体そのもの」を直接冷却することで、暑熱環境下における体感負担の軽減を図ります。

短時間でのリフレッシュを可能にし、現場で継続的に使われることを前提に設計しています。

こうした特長は、近年深刻化する暑熱環境下での社会課題への対応を目的としたものです。

近年、気温上昇の影響により職場における熱中症リスクは高まり続けています。厚生労働省「職場における熱中症による労働災害の発生状況(令和7年10月末速報値)」によると、就業中の熱中症による死傷者数は製造業が最も多く、死亡者数は建設業が最多となっています。従来の対策だけでは防ぎきれない現場の実態が顕在化する中、熱中症対策は安全配慮義務にとどまらず、事業継続に関わる重要な経営課題として捉え直されつつあります。

本開発の出発点は、グループ会社である三和建設からの相談でした。

2024年夏、三和建設ではビニールハウスにスポットクーラーを設置した簡易冷却ルームを試作。しかし、外気温や輻射熱の影響を受ける環境では、空間全体を十分に冷やすことができず、実際の現場で活用できるレベルには至りませんでした。

この結果から、外気の影響を受ける暑熱環境においては、「空間を冷やす」という従来のアプローチ自体に限界があるという課題が浮き彫りになりました。

2025年1月、「エアーシャワー技術を応用できないか」と三共空調へ相談が寄せられたことが、本格的な開発の始まりです。

三共空調 開発担当 湊川 陽介三共空調 開発担当 湊川 陽介(46歳/入社21年5ヶ月)「私たちの工場も夏は非常に暑く、ものづくりの現場で働く人が、暑さを我慢するのが当たり前になっています。建設現場を見たとき、その状況は決して特別なものではなく、同じ“ものづくりの現場”だと感じました。この開発では、使う人だけでなく、設置や工事を担う人たちの姿が常に頭にありました。その先で汗をかく人たちの負担を、少しでも減らしたいという思いが、開発の原動力になっています。実証試験を通じて分かったのは、空間を冷やすだけでは人は本当には楽にならないということです。必要なのは、身体にまとわりつく“熱そのもの”を取り除くことでした。」

三共空調 開発担当 湊川 陽介(46歳/入社21年5ヶ月)「私たちの工場も夏は非常に暑く、ものづくりの現場で働く人が、暑さを我慢するのが当たり前になっています。建設現場を見たとき、その状況は決して特別なものではなく、同じ“ものづくりの現場”だと感じました。この開発では、使う人だけでなく、設置や工事を担う人たちの姿が常に頭にありました。その先で汗をかく人たちの負担を、少しでも減らしたいという思いが、開発の原動力になっています。実証試験を通じて分かったのは、空間を冷やすだけでは人は本当には楽にならないということです。必要なのは、身体にまとわりつく“熱そのもの”を取り除くことでした。」

「私たちの工場も夏は非常に暑く、ものづくりの現場で働く人が、暑さを我慢するのが当たり前になっています。

建設現場を見たとき、その状況は決して特別なものではなく、同じ“ものづくりの現場”だと感じました。

この開発では、使う人だけでなく、設置や工事を担う人たちの姿が常に頭にありました。その先で汗をかく人たちの負担を、少しでも減らしたいという思いが、開発の原動力になっています。

実証試験を通じて分かったのは、空間を冷やすだけでは人は本当には楽にならないということです。

必要なのは、身体にまとわりつく“熱そのもの”を取り除くことでした。」

本装置は、三共空調の主力製品であるエアーシャワー(ASシリーズ)を応用したものです。

一般的な冷却設備が空間温度の低下を目的とするのに対し、本装置は強い気流によって体表面の対流を促進し、短時間で熱を放出させる点に特徴があります。

本開発では、早稲田大学 名誉教授 永島計氏(バイタレート株式会社 代表取締役社長)監修のもと、暑熱環境下における建設作業員を対象とした実証検証を実施しました。

その結果を踏まえ、永島氏より以下の評価を得ています。

「医師・生理学者の知見から、本機は酷暑下の現場における画期的な熱中症対策といえます。実証実験では、3分間の使用で通常の休憩を上回る即時的な冷却効果を確認しました。皮膚温度の低下に加え、心拍数の安定など身体的・心理的負荷の軽減が認められています。作業の流れを止めず、現場へ簡便に導入できる点も大きな利点です。建設や物流現場の安全性向上と疲労軽減に寄与する、極めて実用価値の高い熱中症対策として推薦します。」

「熱中症対策は、『水分補給』『休憩』『身体の冷却』の3本柱です。

この装置は、その中の“身体の冷却”を強力に補完する役割を担います。エアーシャワーで体表の熱をリセットし、その間にしっかり水分補給を行うことで、現場で実効性のある対策となると考えています。」

実証結果を踏まえ、現在開発中の3号機では以下の改良を実施しています。

「現場で自然と使われる装置」に近づけるため、操作性や設置性も含めた改良を進めています。

本製品は、2026年4月15日(水)~17日(金)にインテックス大阪で開催される熱中症対策展にて初披露いたします。

会場では実機展示を行い、実証データおよび開発背景についても紹介予定です。

展示会後は、5月上旬より建設現場及び、自社工場でのテスト導入を開始します。

三共空調は今後も、製造業・建設業をはじめとする暑熱環境下で働く人々の安全確保に貢献する技術開発を進めてまいります。

品名取るねつ外形寸法1490(W)×1155(D)×2237(H)ジェットノズル22個(風速:30m/s以上)外壁金属サイディング電源三相AC200V(50/60Hz)約1.6kw単相AC100V(50/60Hz)約0.8kw発売2026年4月下旬より予約受付開始

所在地 : 〒575-0042 大阪府四條畷市蔀屋本町1番32号